
RILEY BANHART GEORGESON 来日公演 2025 with 安部勇磨
デヴェンドラ・バンハート×ノア・ジョージソン×ギャン・ライリーの3人による特別編成トリオ、RILEY BANHART GEORGESONの来日公演が2025年10月6日(月)に〈渋谷WWWX〉にて開催決定した。
フリー・フォーク、アンビエント、サイケデリック・ロックまでを内包するオーガニック・サウンドで、圧倒的な存在感を放つ奇才 デヴェンドラ・バンハート。彼はThe Strokesのプロデュースでも知られる名手ノア・ジョージソンと共に、2021年には深く静謐なアンビエント作品『REFUGE』を共同制作している。
このふたりに加わるのは、ミニマル・ミュージックの巨匠テリー・ライリーを父に持ち、ポール・サイモン、アロージ・アフタブ、ジョン・ゾーンらとも共演するギタリスト ギャン・ライリー。
それぞれが世界中で活躍し、多忙な彼らのこのTrio編成でのライブ。開催予定は今の所日本だけという超希少公演になっている。
共演は、音と言葉のあいだにある“余白”で静けさのなかに揺れる感情を紡ぎ、国境を越えて響く安部勇磨(never young beach)のソロバンドセット。彼のソロアルバムでは、デヴェンドラがギターを演奏し、ノアがミックスを担当していたり、デヴェンドラの来日公演時にはたびたび共演したりと、長年にわたり親密な関係を築いてきた。
二度と見られぬこの編成、この組み合わせ。チケットは早めに入手しておきたいところだ。
コメント
Devendra Banhart
初めてユマに出会ったとき、心から嬉しく感じました。まるで、長い間会っていなかった大切な友人と再会したかのような気持ちでした。彼の声は本当に美しく、メロディーは親しみやすく洗練されていて、スタイルもとてもクールです。彼は、私の大好きな日本のアーティスト――細野晴臣さんや鈴木茂さんなど――すべてを含む系譜の一部であることが、明らかに感じられます。
彼の成長と進化を見守ることは大きな刺激となっており、パフォーマーとしてのカリスマ性と自信は、初めて会ったときに比べて4倍にも増していると感じます。 彼を「友人」と呼べることは、何という喜びでしょう。そして、彼と一緒にステージに立てることを、とても光栄に思っています。
Noah Georgeson
勇磨さんのソロ作品でご一緒できたことは、本当に光栄でした。彼の想像力が生み出す、きらめきに満ちた万華鏡のようで幻想的な世界を旅する時間は、純粋な喜びであり、心を満たし、同時に大きな刺激を与えてくれるものでした。次は日本で、彼と一緒にステージに立てる日が待ちきれません!
Gyan Riley
ギャン、デヴェンドラ、そしてノアは、杉の木、マスタード、夜に鳴くカエルの声など、さまざまなものを愛していますが、なかでも特に、日本への深い愛情を共有しています。
彼らは全員カリフォルニアに住んでおり、それぞれ何度も日本を訪れてきましたが、3人がグループとして一緒に演奏したことがあるのは、地球上でここ日本だけなのです。 今回で日本ツアーは3回目となります。新しいアルバムの宣伝のためでもなく、特別な理由があるわけでもありません。ただこの国とその人々を愛し、ここで音楽を奏でる喜びのためにやって来たのです。
安部勇磨
デベンドラさんの日本ツアーが発表されました。長野、東京、鎌倉の3ヶ所で行われるそうです。僕は彼の音楽に多大な影響を受けています。今も受けている。初めて聴いた瞬間に「好きだ!」と身体と心が反応したのです。雷に打たれたようでした。
彼の音楽に出会ってなければ、僕が作る音楽も全く違うものになっていたでしょう。今の自分があるのはデベンドラさんの存在がとても大きいです。ネバヤンを始めた頃もよく参考にし、自分達なりに真似をしていました。“夏がそうさせた”が、わかりやすい例だと思います。
コロナ禍の影響で落ち込んでいた時期にはデベンドラさんが連絡をくれて、「元気?なにしてるの?」と訊いてくれたことがありました。曲を作ってますと伝えたら「僕でよければギターを弾くよ!」とすぐにデータを送ってくれたんです。
デベンドラさんの優しさにどれだけ救われたか。生きてればいいことちゃんとあるんだなと心の底から思いました。“おまえも”と“さよなら”は僕にとって一生忘れられない曲になりました。
一緒に来日するノアさんも僕にとっては神様のような存在です。僕が去年リリースしたアルバム『ホテルニューユーマ』のミックス、マスタリングをしていただきました。ノアさんがいなければこのアルバムは完成していなかったです。
というように僕の人生において切っても切り離せない大切なお二人です。 (ギャンさんはまだお話しできてない!お会いできるのが楽しみです!)
僕の作る音楽を気に入ってくれて、まだ彼等の音楽を聴いたことのない人はどこかの公演に行くことをおすすめします。新しい世界が広がるかもしれません。いろいろな音楽が世界には溢れています。 ひょんなことから運命が大きく変わるかもしれません。
RILEY BANHART GEORGESON 来日公演 2025 with 安部勇磨
| 日時 | 2025年10月6日(月) open 18:30 / start 19:30 |
|---|---|
| 会場 | |
| 出演 | RILEY BANHART GEORGESON / 安部勇磨 |
| 料金 | 前売り ¥8,000+1D / 当日 ¥8,000+1D |
| チケット |
RILEY BANHART GEORGESON

デヴェンドラ・バンハート、ノア・ジョージソン、ギャン・ライリーの3人からなるSpecial Trio、RILEY BANHART GEORGESON(ライリー・バンハート・ジョージソン)。
2021年にバンハートとジョージソンが共作した深く静謐なアンビエント作品『REFUGE』をきっかけに、3人は新たな音楽的旅路を共に歩み始め、それぞれの個性きわだつ演奏と、ジャンルの垣根を軽やかに超える自由な音楽性が融合し、唯一無二のサウンドスケープを創り上げる。
Devendra Banhart
・Webサイト:https://www.devendrabanhart.com/
・Instagram:@devendrabanhart
・YouTube:@devendrabanhart
Noah Georgeson
・Webサイト:https://www.noahgeorgeson.com/
・Instagram:@noahgeorgeson
Gyan Riley
・Webサイト:https://www.gyanriley.com/
・Instagram:@gyanriley
・YouTube:@Agyanamus
安部勇磨

1990年9月4日東京生まれ。never young beachのボーカル&ギターとして2014年に活動を開始。全ての詞曲を手掛ける。
FUJI ROCK FESTIVALやSUMMER SONICなど日本国内ミュージックフェスティバルに多数出演し、Devendra Banhart、The Growlers、Mild High Club、HYUKOHなど海外アーティストとも共演。BTSのRMのアルバムにも二曲参加した。
2021年に個人での活動を開始し、同年6月23日に自身初となるソロアルバム作品『Fantasia』をリリースした。細野晴臣が3曲ミックスしており、Devendra Banhartがギターで2曲参加している。
・Webサイト: https://thaianrecords.com/
・Instagram: @_yuma_abe/
・X: @thaianrecords
・YouTube: @thaianrecords4205
WRITER

-
佐賀県出身。福岡→台湾→京都へ。
OTHER POSTS
zineや自費出版本を作ったり、音楽をはじめとしたあらゆる芸術に救われつつ人情食べて生きています。







