円盤 Peninsula主催イベント『in the offing』

2026年1月12日（月・祝）に栃木県小山市の〈小山市立文化センター小ホール〉にて、小山市唯一の中古レコード屋である〈円盤 Peninsula（ディスク ペニンシュラ）〉主催のライブイベント『in the offing』が開催される。

ライブハウスがない小山市でも音楽が好きな人たちと出会いたいという〈円盤 Peninsula〉店主の岡凜朗の思いから、今年5月に同会場で初めて行われたこの自主企画。その第2弾となる今回は、メインアクトとして天国注射とPereiraの2組、DJにはpnnikin、Sofar、standingpissisleagalという顔ぶれが揃う。

天国注射は、大阪を拠点に活動するダンサブルなパンクサウンドが特徴的な4人組。今年新アルバム『struggle』をリリースしたばかりで、〈円盤 Peninsula〉でも取り扱われている。北関東でのライブは非常に珍しいので、エネルギッシュなパフォーマンスを目撃できる貴重な機会となるだろう。Pereiraは、ポストハードコアやインダストリアルなどの要素を含んだ、緊張感のあるアンサンブルを形成する3人組。2nd EP『chef』をリリースしたばかりである。このバンドでギターを担当するirnaは『in the offing』第1回でDJとして参加しており、本イベントとのゆかりもある。

そしてDJとして参加するpnnikin、Sofarに関しては、岡が直接声をかけ出演が実現。また岡もstandingpissisleagalという名義で自ら選曲する。

音楽性やバンドの方向性が異なる出演者たちが一堂に会し、どんな化学反応が生まれるのか。文化センターという市民のために開かれた場所であることや、ライブハウスとはまったく違う音の響きやステージ構成などはもちろん、すべてが非日常を感じさせてくれるはずだ。

なお、チケットは当日券のみの扱いとなっている。来場時の注意事項は〈円盤 Peninsula〉の公式XやInstagramにも記載されているので必ず確認しよう。

会場最寄りのJR小山駅は、新幹線が停車し都心からも日帰り可能な立地。栃木県内に限らず関東近郊の音楽好きは、ここでしか体験できない不可思議な組み合わせ、そして強い刺激を目と耳に焼き付けてほしい。