INTERVIEW

音楽が好きな人の気持ちを後押しする 町の小さなレコード屋〈cuune〉

福井県にあるレコード、CD、カセット、古着を取り扱うセレクトショップ〈cuune〉。住宅地にひっそりとたたずむこの店には、日本・海外の新譜レコードや北陸出身バンドの音源などが並ぶ。

 

デジタル配信が主流となり、実店舗が減少する今、大谷さんはなぜこの地でショップを運営するのか。そこには音楽との偶然の出会いを大切にし、福井の地で新たなシーンを育てたいという思いがあった。誰かの心を動かし文化をつなぐ場、〈cuune〉が果たす役割を探る。

同店はANTENNA / PORTLA編集部が事務所をかまえる〈A HAMLET〉(京都・亀岡)で3月1日(土)、2日(日)に開催される『次の電車がくるまで』に出店が予定。気になった方は、ぜひチェックしてみてほしい。

MUSIC 2025.02.28 Written By マーガレット 安井

cuune

住所

〒910-0018
福井県福井市田原2丁目25-25 田原コーポラス1階

取扱商品

レコード・CD・カセットテープ・古着

月・水・金 19:00~21:00
土 13:00~19:00
日・祝 13:00~18:00
(臨時休業などはSNSにてお知らせ)

SNS

Instagram:@cuune_fukui
X(旧Twitter):@cuune_fukui

金沢の大学で・大学院でプラスチックなどの高分子材料の研究を行っていた大谷さん。「当時は研究者としての道に進みたかった」と語っていた彼が、音楽と関わることになるターニングポイントは大学院一年生の時だった。

「大学院一年の時、はじめて行ったライブイベントに平賀さち枝さんやHomecomings、地元のnoidややまもといったバンドが出演していました。そこで『インディーという音楽がある』『地元にもこんな良いバンドがいるんだ』ということに衝撃を受けて。その日、ライブ会場でCDを買って聴き始めると、もう止まらなくなっちゃって」

「そこからライブに通うようになりました。ある時にライブを観るために名古屋まで足を伸ばしていて。その時に出演していたラッキーオールドサンの篠原(良彰)さんに自分が金沢から来たことを伝えたら、『〈メロメロポッチ〉(※以下、メロポチ)※でライブしてみたいんだよね』と相談されたんです。金沢に戻って、そのことをはじめて行ったライブイベント「day to day」主催の浦山さんに話すと『それなら大谷くんが〈メロポチ〉でイベントやりなよ』と言われて。音楽に触れるようになって1年くらいで自主イベントを開催するにようになりました」

※メロメロポッチ:金沢市にあるライブ喫茶。もともとは 近江町市場にあったのだが、2020年へ古府町へ移転。

当時のフライヤー

こうしてイベントを開催した大谷さん。その後、大学院を卒業し、東京へ就職。毎週末、ライブハウスに通う日々を送っていたが、2年ほどで地元・福井県に戻ることに。

「ライブに行くと、バンドマンの方々から『北陸でライブしたいが、誰にお願いしていいのかが分からない』という話を聞くことが多くなりました。だから半年に1回くらいのペースで、東京に住みながら〈メロポチ〉でイベントをしたんです。それをやるうちに『仲間たちと一緒に関わりながらイベントやっていきたい』という思いがどんどん強くなってきて。

 

それに北陸ではnoidや〈メロポチ〉の周りには自分が好きなインディーのシーンみたいなものがありました。でも地元の福井にはTago&Magosやvivid branchはいたものの、そう呼べるほどのバンドは少ない印象でした。だから自分がイベントをやれば、何かシーンみたいなものを起こせるかもしれない。そういう考えもあって、仕事を辞めて福井に帰ってきました」

新しい“何か”が生まれる場所としてのレコード店になりたい

こうして地元の福井に戻ってきた大谷さん。福井に帰ってくると「気が合うと思うよ」と知り合いから紹介されたのが、編集・企画・出版までの業務も行う福井の本屋〈HOSHIDO〉だった。

「元々福井に戻ってもお店をやるつもりはなくて、音楽イベントだけをやろうと思っていました。そんな時に〈HOSHIDO〉の店主さんに『店でCDコーナーを持ってみないか?』とお誘いを受けたのがCD屋をはじめたきっかけです。イベントはできても半年に一度ぐらいで、場所を持っている方が自分の好きな音楽をもっと届けられるかもしれないと思ったんですよね」

その後、JR福井駅から徒歩約20分ほどの田原町で2022年8月に〈cuune〉をスタートさせた。福井県にはタワーレコードのような全国チェーンのCDショップはなく、音楽に触れられる場所も限られているそうだ。そんな町にある〈cuune〉には普段どんな人が来るのか聞いてみた。

「普段来店されるのは、ほぼ20代の方ですね。近くに福井大学があるのですが、学生でも軽音部をやってないけど音楽が好き、という子たちが来ている印象です。この前は高校生がお年玉でAcetone(アセトン)のレコードを買ってくれたんですよ。その子はお母さんと来てくれていたし、赤ちゃん連れのご家族なんかの来店もあります」

店内を見渡すとBelle and Sebastian(ベル・アンド・セバスチャン)、Snail Mail(スネイル・メイル)などの海外アーティストから、Homecomingsやはっぴいえんど、幽体コミュニケーションズなどの邦楽アーティストのレコードまで、新旧問わず並んでいる。またCDの棚を見るとCISSEやnoidなど北陸を拠点にするアーティストの作品も散見された。

「商品を仕入れる基準は、『自分がときめくかどうか』ですね。例えばインディーポップやオルタナティヴのCD・レコードが多いです。あとアンビエント・フォークっぽいものもあったりします。値段が付いていないものは私物なのですが、僕のルーツをわかるような作品を置いています」

ネットで音楽に出会えて、そのまま購入できる時代。限られたラインナップのみが並ぶレコードショップは、決して便利とは言えないだろう。しかし丁寧に書かれたポップは「偶然の出会い」を生んでくれるし、偶発的な出会いが自分の聞く音楽の幅をぐっと広げてくれるはずだ。だからこそレコード屋は魅力的で高い価値があるのだと筆者は思う。ストリーミング全盛のこの時代にお店を続ける魅力と、その理由を伺った。

「お店に来てくれた方とはお話しをすることが多くて、2時間くらい話すことも多いです。話の中から好きなものを見つけたり、ここで知った音楽に感化されて何かが芽生えて、新しいことを始めてみよう、と思ってもらえたらいいなとよく思っています。自分がHomecomingsのライブに衝撃を受けた時のようなことを、お店でも、イベントでも感じてもらえたらという気持ちが強いですね。

 

特に北陸ではカルチャーにまつわるお店がまだまだ少ない状況なので、レコード屋に限らないんですが、そういうお店が一つでも、二つでも増えてくれたら良いなと。それぞれのお店にファンがついて、それぞれのお店に通い合うような状況が生まれるのが理想です。カルチャーを好きな人の母数が増える、ということじゃないですか。増えた母数の友達同士がそれぞれのジャンルのものに興味を持つことで、全体で盛り上がっていく。そんなことが北陸で起こる火種として、このお店は続けていきたいです」

「〈cuune〉は自分の好きなことをやるためのお店です。人が来なくて、心が折れそうになる時ももちろんあります。それでも続けられるのは、新しいお客さんとの出会いや、音楽の話で盛り上がる楽しい瞬間がたくさんあるからなんです」

自分がハブとなり人と音楽を結びつけていく大谷さん。誰かと楽しみを分かち合うだけでなく、自分の力で誰かの気持ちを動かすことにも生き甲斐を感じているように思えた。そしてそれこそが〈cuune〉を続ける原動力であるようにも感じた。

 

〈cuune〉は〈A HAMLET〉(京都・亀岡)で3月1日(土)、2日(日)に開催される『次の電車がくるまで』に出店が予定されている。最後にどんな商品を持っていくのかを教えてもらった。

北陸のバンド、例えばCISSE、やまも、noid、Tago&Magos、April After All、GeGeGeなどの作品を持っていこうと思っています。

次の電車がくるまで Vol.4

日時

2025年3月1日(土)、3月2日(日)
11:00-18:00

場所

A HAMLET 
京都府亀岡市大井町並河1丁目13-8
(JR並河駅より徒歩8分)

出店

【レコードショップ】

Staghorn Records(仙台) @staghorn_records

cuune(福井) @cuune_fukui

 

【書店】

ANTENNA / PORTLA編集部 @antenna__mag

Sands

 

【フード】

VINOGRAD(ナチュラルワイン / 亀岡)※3/1のみ @vinogradjp

comenaka haus(「循環」をテーマにしたオーガニックレストラン / 亀岡) ※3/1のみ @comenaka_haus

Camphora (自家培養天然酵母(サワドー)のみで発酵させたパンと厳選された材料で作られた焼き菓子 / 京都)※3/1のみ @camphora_kitchen

パルメラ(酒に寄り添う料理と菓子 / 京都)※3/2のみ @palmela_kyoto

フレく(カクテルバー / 京都)※3/2のみ @cocktail_stand_furek

星の球 (羊肉や羊乳テーズを使ったおつまみ)※3/2のみ

mucho coffee (コーヒー / 京都)※3/2のみ

 

【アパレル】

SOME(古着 / 名古屋) @some_nagoya

 

【音楽】

🎧両日

丹波音響(DJ / 亀岡) @tamba_audio

🎤3/1出演

いちやなぎ @ichiyanagi_info

地球から2ミリ浮いてる人たち @from2earth

🎤3/2出演

高山燦基 @cha_cha_819

中村響太郎(モラトリアム) @kyotarock @moratorium_band

船木翔(ロブスター) @lobster0725

北里有(Akane Streaking Crowd) @tyhfbv @streakingcrowd

 

【映画】

unknown cinema ※3/1のみ  @unknowncinema_kyotobase

 

【その他】

民具BANK(民具の展示やワークショップ / 亀岡)※3/1のみ @mingu.bank

MISENOMA(ヴィンテージインテリア雑貨や民窯の器 / 亀岡) @misenoma

にしだ道具展(竹細工 / 亀岡) @nishidadouguten

小西景子(シルクルクシーン / 亀岡) @konishi_keiko

ALICE OZAWA (.A) (似顔絵・ZINE / 亀岡) @dot_a_art

リバー!リバー!リバー! souvenirs & BnB(街案内 / 亀岡)※3/2のみ @rrr_souvenirs_bnb

 

【A HAMLET振興会】

楽園解放 @hyperelax @a.hamlet.kameoka

最新情報

https://www.instagram.com/tsugino_densha/

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
レコード屋でも本屋でもない、「アナログメディア」ショップ・Staghorn Records
REPORT
家から外へ、リアルを求めた理想郷 – Fight Club Vol.3 東西対抗戦ライブ…
REPORT
ボロフェスタ2024 Day3(11/4) – 偶発的な衝撃を与え続ける、私たちの居場所
INTERVIEW
地元愛と刺激に満ちた音楽祭 – ボギーが語るボロフェスタの魅力と自身のライブの見せ方
INTERVIEW
ボロフェスタがバンドマンたちに与える、常識外の「カッコよさ」とは?
REPORT
ナノボロ2024 Day2(9/1)― オルタナティブな一日で感じた、「カッコいい」に忠実だからこそ…
REPORT
ナノボロ2024 Day1(8/31)― 京都の旬を体感!インディーズの魅力が詰まった一日
REVIEW
ゼロ年代から続く邦楽ロックの末裔たちが作り上げた一作-コロブチカ『ワンダーアラウンド 』
COLUMN
『まちの映画館 踊るマサラシネマ』 – 人生が上手く行かないあなたに贈る、映画館の奮闘記
COLUMN
【2024年6月】今、大阪のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
INTERVIEW
南堀江Knaveに人が集まる理由 – 真面目と誠実さが生んだライブハウスの在り方
REVIEW
トノバン 音楽家 加藤和彦とその時代 – 加藤和彦がトノバンらしく生きた時代の記録
INTERVIEW
全員が「ヤバい」と思える音楽に向かって – 愛はズボーンが語る、理想とパーソナルがにじみ…
REVIEW
THE HAMIDA SHE’S『純情讃歌』 – 京都の新星が放つ、荒々しい…
REVIEW
大槻美奈『LAND』-愛で自身の問いに終止符を打つ、集大成としての『LAND』
INTERVIEW
今はまだ夢の途中 – AIRCRAFTが語る『MY FLIGHT』までの轍
COLUMN
編集部員が選ぶ2023年ベスト記事
REVIEW
Qoodow『水槽から』 – 「複雑さ」すらも味にする、やりたいを貫くオルタナティヴな作…
REVIEW
The Slumbers『黄金のまどろみ』 – 先人たちのエッセンスを今へと引き継ぐ、昭…
COLUMN
サステナブルな理想を追い求めるバンド – (夜と)SAMPOが会社員でありながらバンドを…
REPORT
ボロフェスタ2023 Day2(11/4)- タコツボを壊して坩堝へ。ボロフェスタが創造するカオス
REPORT
ボロフェスタ2023 Day1(11/3) – 蓄積で形成される狂気と奇跡の音楽祭
INTERVIEW
物語が生み出すブッキング – 夜の本気ダンス×『ボロフェスタ』主宰・土龍が語る音楽フェス…
INTERVIEW
自発性とカオスが育む祭 – 22年続く音楽フェス『ボロフェスタ』の独自性とは?
REVIEW
てら『太陽は昼寝』 – 人間の内面を描く、陽だまりのような初バンド編成アルバム
REPORT
ナノボロ2023 Day2(8/27)‐ コロナからの呪縛から解放され、あるべき姿に戻ったナノボロ…
REVIEW
鈴木実貴子ズ『ファッキンミュージック』- 自分ではなく、好きになってくれたあなたに向けられた音楽
REVIEW
オートコード『京都』 – “東京”に対する敬愛が生んだ25年目のオマージュ
INTERVIEW
Nagakumoがポップスを作る理由 – 実験精神を貫き、大衆性にこだわった最新作『JU…
INTERVIEW
町のみんなと共生しながら独自性を紡ぐ。支配人なきシアター、元町映画館が考える固定観念の崩し方
INTERVIEW
つながりと問題のなかで灯を守り続ける – シネ・ヌーヴォの2023年
INTERVIEW
壁を壊して、枠組みを広げる映画館 – あなたの身近なテーマパーク〈塚口サンサン劇場〉とは…
REVIEW
ここで生きてるず“彗星ミサイル” – 愚直ながらも、手法を変えて人生を肯定し続けるバンド…
REPORT
坩堝ではなく、共生する園苑(そのその) – 『KOBE SONO SONO’23』ライブ…
INTERVIEW
僕らがフリージアンになるまで – リスペクトと遠回りの末に生まれたバンドの軌跡
REVIEW
パンクを手放し、自己をさらけ出すことで手にした 成長の証 – ムノーノモーゼス『ハイパー…
REPORT
感情が技術を上回る日 – 『“ステエションズ ” 2nd Album “ST-2” Re…
REVIEW
oOo『New Jeans』- 陰と陽が織りなすイノセントなセカイ
REVIEW
ステエションズ『ST‐2』 - 千変万化でありながら、それを感じさせない強靭なポップネス
REVIEW
揺らぎ『Here I Stand』- 型にはまらない姿勢を貫く、どこにも属さない揺らぎの一作目
REVIEW
くつした『コズミックディスク』 - 変わらずに歌い続けた空想の世界
REVIEW
台風クラブ『アルバム第二集』 - 逃避から対峙へ、孤独と絶望を抱えながらも前進するロックンロール
INTERVIEW
経験の蓄積から生まれた理想郷 ー ASR RECORDS 野津知宏の半生と〈D×Q〉のこれから
REPORT
ボロフェスタ2022 Day3(11/5)-積み重ねが具現化した、“生き様”という名のライブ
REVIEW
ベルマインツ『風を頼りに』- 成長を形に変える、新しい起点としての1枚
REVIEW
ズカイ『ちゃちな夢中をくぐるのさ』 – ネガティブなあまのじゃくが歌う「今日を生きて」
REVIEW
帝国喫茶『帝国喫茶』 – 三者三様の作家性が融合した、帝国喫茶の青春
REVIEW
糞八『らくご』 – 後ろ向きな私に寄り添う、あるがままを認める音楽
REPORT
マーガレット安井の見たナノボロ2022 day2
INTERVIEW
おとぼけビ〜バ〜 × 奥羽自慢 - 日本酒の固定観念を崩す男が生み出した純米大吟醸『おとぼけビ〜バ〜…
INTERVIEW
僕の音楽から誰かのための音楽へ – YMBが語る最新作『Tender』とバンドとしての成…
INTERVIEW
失意の底から「最高の人生にしようぜ」と言えるまで – ナードマグネット須田亮太インタビュー
REVIEW
Noranekoguts『wander packs』シリーズ – 向き合うことで拡張していく音楽
REVIEW
真舟とわ『ルルルのその先』 – 曖昧の先にある、誰かとのつながり
REVIEW
ナードマグネット/Subway Daydream『Re:ACTION』 – 青春と青春が交わった交差…
REVIEW
AIRCRAFT『MAGNOLIA』 – 何者でもなれる可能性を体現した、青春の音楽
REVIEW
Nagakumo – EXPO
REVIEW
水平線 – stove
INTERVIEW
(夜と)SAMPOの生き様。理想と挫折から生まれた『はだかの世界』
INTERVIEW
自然体と無意識が生み出した、表出する音楽 – 猫戦インタビュー
REVIEW
藤山拓 – girl
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2021Day4 – 2021.11.5
INTERVIEW
地球から2ミリ浮いてる人たちが語る、点を見つめ直してできた私たちの形
REVIEW
西村中毒バンド – ハローイッツミー
INTERVIEW
移民ラッパー Moment Joon の愚直な肖像 – 絶望でも言葉の力を信じ続ける理由
INTERVIEW
「逃れられない」をいかに楽しむか – 京都ドーナッツクラブ野村雅夫が考える翻訳
COLUMN
“水星”が更新される日~ニュータウンの音楽~|テーマで読み解く現代の歌詞
INTERVIEW
批評誌『痙攣』が伝える「ないものを探す」という批評の在り方
REVIEW
Nagakumo – PLAN e.p.
INTERVIEW
HOOK UP RECORDS
COLUMN
『永遠のなつやすみ』からの卒業 - バレーボウイズ解散によせて
REVIEW
EGO-WRAPPIN’ – 満ち汐のロマンス
REVIEW
ローザ・ルクセンブルグ – ぷりぷり
REVIEW
(夜と)SAMPO – 夜と散歩
REVIEW
羅針盤 – らご
REVIEW
竹村延和 – こどもと魔法
COLUMN
Dig!Dug!Asia! Vol.4 イ・ラン
INTERVIEW
Live Bar FANDANGO
INTERVIEW
扇町para-dice
INTERVIEW
寺田町Fireloop
REVIEW
MASS OF THE FERMENTING DREGS – You / うたを歌えば
REVIEW
FALL ASLEEP 全曲レビュー
REVIEW
ニーハオ!!!! – FOUR!!!!
INTERVIEW
ネガティブが生んだポジティブなマインド – ゆ~すほすてるが語る僕らの音楽
REVIEW
大槻美奈 – BIRD
REVIEW
YMB-ラララ
REPORT
京音 -KYOTO- vol.13 ライブレポート
INTERVIEW
感情という名の歌。鈴木実貴子ズが歌う、あなたに向けられていない音楽
INTERVIEW
□□□ん家(ダレカンチ)
INTERVIEW
こだわりと他者性を遊泳するバンド - ペペッターズ『KUCD』リリースインタビュー
REPORT
ネクスト・ステージに向かうための集大成 Easycome初のワンマンライブでみせた圧倒的なホーム感
INTERVIEW
更なる深みを目指してーザ・リラクシンズ『morning call from THE RELAXINʼ…
INTERVIEW
忖度されたハッピーエンドより変わらぬ絶望。葉山久瑠実が出す空白の結論
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2019 3日目
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2019 2日目
REVIEW
ベルマインツ – 透明の花ep
REPORT
集大成という名のスタートライン-ナードマグネット主催フェス『ULTRA SOULMATE 2019』…
INTERVIEW
僕のEasycomeから、僕らのEasycomeへ – 無理をせず、楽しみ作った最新アル…
INTERVIEW
永遠の夏休みの終わりと始まり – バレーボウイズが語る自身の成長と自主企画『ブルーハワイ…
INTERVIEW
時代の変革が生んだ「愛」と「憂い」の音楽、ナードマグネット須田亮太が語る『透明になったあなたへ』
INTERVIEW
your choiceコーナー仕掛け人に聴く、今だからこそ出来る面白いこと~タワーレコード梅田大阪マ…
REPORT
マーガレット安井が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
やるなら、より面白い方へ。おとぼけビ~バ~が語る、いままでの私たちと、そこから始まるシーズン2。
REVIEW
花柄ランタン『まっくらくらね、とってもきれいね。』
REVIEW
ペペッターズ『materia=material』
INTERVIEW
捻くれたポップネスと気の抜けたマッドネスが生み出した珠玉のポップソング。YMBが語る、僕らの音楽。
INTERVIEW
挫折と葛藤の中で生まれた、愛と開き直りの音楽 - Superfriends塩原×ナードマグネット須田…
REVIEW
Homecomings – WHALE LIVING
REPORT
【マーガレット安井の見たボロフェスタ2018 / Day1】ナードマグネット / King gnu …
INTERVIEW
私たちがバンドを続ける理由。シゼンカイノオキテが語る、15年間と今について。
REVIEW
Easycome – お天気でした
REVIEW
相米慎二 – 台風クラブ
COLUMN
脚本の妙から先へと向かう傑作 今こそ『カメラを止めるな!』を観なければならない理由
REVIEW
CAMERA TALK – FLIPPER’S GUITAR
REVIEW
Guppy – Charly Bliss
REVIEW
Down To Earth Soundtrack (SNOOP DOGG「Gin and juice…

LATEST POSTS

INTERVIEW
マリンビスト松本律子が採集する会話・民話・自然音-福島県川俣町でのアルバム制作に至る、彼女の生きる道

マリンバ奏者の松本律子が、2025年2月7日にアルバム『Dear KAWAMATA』を発表。福島県川…

INTERVIEW
音楽が好きな人の気持ちを後押しする 町の小さなレコード屋〈cuune〉

cuune 住所 〒910-0018福井県…

COLUMN
【2025年2月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「各地域のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」このコラムでは、西日本エリ…

REPORT
タイインディーの今を体現する、“怪獣たち”―『怪獣の夢』Solitude Is Bliss / MAKARA

タイ、チェンマイ出身のオルタナティブロックバンドSolitude Is Bliss(ソリチュード・イ…

INTERVIEW
レコード屋でも本屋でもない、「アナログメディア」ショップ・Staghorn Records

Clairoのレコード、『MOTHER2のひみつ。』、あいみょんのカセットーー。原稿を書いている今日…