INTERVIEW

Live Bar FANDANGO

MUSIC 2020.07.29 Written By マーガレット 安井

大阪は堺市にある〈ライブバー ファンダンゴ〉。その昔は歓楽街である十三にお店を構え、ウルフルズ、GARLICBOYS、LOSTAGE、クリトリック・リスなどの多くのバンドマンを輩出し、30年以上もの長きにわたり大阪のライブハウスシーンで存在感を示し続けてきた場所であった。その存在感の一因となったのは、間違いなく名物店長といわれた加藤鶴一さんの人柄だろう。

 

十三時代のファンダンゴが持つ異国感に惹かれて、スタッフに入った加藤さん。先輩の圧倒的なエネルギーに感化されながら、1995年に店長となって以降「音楽よりも人間性を重視する」姿勢を貫ぬいてきた。特にブッキングに関してはライブハウスの使用料を払うバンドを拒否し、加藤さんが実際に会って面白いと感じたバンドを出演させてきた。そしてその裏には、ライブハウスで商売する上では信頼が重要であるというメッセージが込められていた。

 

時は経ち〈ライブバー ファンダンゴ〉は2019年に十三から堺の地へ移転。このことは加藤さんにも大きな変化をもたらした。今では使用料を払うバンドもブッキングし、店長の役割も十三時代のスタッフである村上隆彦さんに託し、若いスタッフに仕事を任せている。またコロナ禍においてはライブバーの原点に立ち返り、ロック喫茶としての営業も始めた。そんな今のファンダンゴを加藤さんは「堺のファンダンゴは自分の物ではなく、若いスタッフの物である」と語る。

 

この記事は大阪で長きにわたり新陳代謝を繰り返すライブハウス〈ライブバー ファンダンゴ〉を共に生きた男である加藤鶴一さんの証言で綴ったルポルタージュである。

Live Bar FANDANGO

住所

〒590-0985 大阪府堺市堺区戎島町5-3

お問い合わせ

Tel :072-256-4326

 

E-mail:fandango.sakai@gmail.com

 

担当 加藤鶴一

HP

https://www.fandango-go.com/jp/jindex.htm

Twitter

https://twitter.com/fandango_sakai

ファンダンゴが持つエネルギーに僕は惹かれたのかもしれない

──

まずは十三時代の話を聞かせてください。加藤さんは1989年にお客さんとして初めてファンダンゴへ行き、その時の印象を「今まで通ってきたライブハウスとは少し違う印象を持った」とブログで書かれていました。他のライブハウスと比べて、どう違っていたのですか?

加藤鶴一(以下、加藤)

当時僕は西成のエッグプラント※や梅田のバーボンハウス※など、さまざまなライブハウスに行っていました。しかしそのどれにも当てはまらない「異国感」がファンダンゴにはありました。十三という歓楽街の中に、明らかに異質な落書きだらけの壁の建物。「ここは本当に日本か?アメリカじゃないのか?」と思い、扉を開けると大きな階段に、洒落たバーカウンターがある。壁の至るところにペインティングが施されて、それまでのライブハウスでは出会ったことがない圧みたいなものを感じました。

※エッグプラント:1984年から1989年まで西成区で営業していたライブハウス。主にハードコア、パンクのバンドが出演し、過去には非常階段、ボアダムズ、ニューエストモデル、想い出波止場、少年ナイフなども出ていた。

※バーボンハウス:1990年まで大阪梅田の百又ビルの地下一階で営業していたライブハウス。かつてはルースターズ、シーナ&ロケッツ、ブルーハーツなどのロックバンドが出演し、桂三枝(現・桂文枝)が始めた『創作落語の会』の会場としても使用されていた。

──

その頃から、あの壁のペインティングはあったんですね。

加藤

そうです。あの壁は新しいファンダンゴへと生まれ変わろうとしていた衝動を形にしたようなものでした。十三のファンダンゴは1987年のちょうどバブルの頃に作られたハコで、最初はブッキング会社が入り運営していたのですが、お客が集まらず、儲からなかった。初代の店長である那須睦美さん※(以下、ムーちゃん)は当時、かなり苛立ちを抱えていたと話していましたね。そのブッキング会社が1年くらいで撤退し、自分たちでブッキングを始めたんです。

 

自分たちで運営するようになったある日、リングリング・サーカス※が大阪にきて、1ヶ月ほど近所のホテルに泊まっていました。団員や関係者は毎日のようにファンダンゴにきて、飲んだり、楽しい話を当時のスタッフたちに聞かせていたようです。そのサーカス団員にムーちゃんが「この銀色の壁、おもろないから全部に絵を描きたいねん。絵を描ける人、知っている?」と言い出して。

 

翌日、サーカス団が連れてきた出稼ぎのパフォーマーや、サーカス団の団員、そして絵心のあったバンドマンたちが一斉に介して、壁にペインティングをしたんですよ。それが十三ファンダンゴのあの壁でした。

※那須睦美:ライブバーファンダンゴ大阪の初代店長。現在は大阪を中心に海をきれいにするための活動を行う団体『大阪海さくら』の代表を務める。

※リングリング・サーカス:正式名称はリングリング・ブラザーズ・アンド・バーナム・アンド・ベイリー・サーカス。アメリカの著名なサーカスであり、自前のサーカス列車を所有し、巡業に用いていたことでも知られていた。2017年に解散。

──

「今までのファンダンゴから脱却したい」という気持ちは伝わりますが、壁にペインティングするのは今だと考えられないエピソードですね(笑)。ただ思い返してみると、あの壁はエネルギーの塊をぶつけたような、そんな印象を感じさせます。

加藤

ひょっとしたら僕がファンダンゴに惹かれた理由は、そこにあるかもしれません。当時のファンダンゴが持っていたエネルギーはすごくて。お客さんの熱量と、スタッフは面白いライブがあったら仕事そっちのけで、客席に飛び込んで騒いだり(笑)。そういうエネルギーに満ちたところが僕や、当時出演していたバンドマンたちを虜にしたのかもしれないですね。

──

その後、加藤さんはファンダンゴで働き始めましたが、ライブ営業以外で行った取り組みとかありますか?

加藤

ライブハウスの宣伝になると思い、淀川花火大会の時にはフリーマーケットをやりました。あと『コミックボム』という貸本屋みたいなこともやっていましたね。当時は今のライブハウスと違い、バー営業が17時くらいからスタートし、19時半にライブがスタートする流れだったんです。それでライブが始まるまで、漫画を貸していました。ただ時代の流れとともに17時に開けても誰も来なくなり、バー営業が2時間半から1時間、そして30分になっていき、『コミックボム』もなくなりました。

──

その昔はライブバーの「バー」の部分も確保されていたんですね。

加藤

当時のライブハウスは飲食をする場所で、ライブはあくまで酒のつまみ的な立ち位置でしたね。だからフラッとライブハウスに飲みに行く人も多かったように感じます。

嫌いな音楽はない。今は新しい音楽を知りたい

──

ブッキングについて伺いたいのですが、十三のファンダンゴはライブハウスの使用料を払うのではなく、加藤さんが面白いと思ったバンドしか出演はできなかった。有名なエピソードで「ライブの使用料を教えてください?」という電話に「100万円です」と言って、使用を拒否をしたとか。

加藤

そんなこと、山ほどありましたね(笑)。そもそもファンダンゴはチケットノルマのないハコだったんで、バンドとも対等に話ができたんです。だから「なんぼで借りる」よりも、「あなたの音楽はどんなの?」「どんな面白いことやってくれるの」という意識でバンドマンたちに対峙していましたね。

 

ライブハウスって、信頼が一番重要なのですよ。契約書とか存在しないし、口約束でイベントを決めてしまう。そこには確固たる信頼がないと成立しないじゃないですか。そのためにもまずは面と向かって、きちんと挨拶をしてほしいとは思っていました。十三時代にブッキングをしていた時はライブハウスへ挨拶に来たバンドマンたちのデモを聴き、話をして、面白かったら「よしライブハウスに出そう」という流れでずっとやってて。だから電話きた出演相談を断るたびに「まずファンダンゴに直接来て、挨拶してほしいな……」と思っていました。

──

加藤さんが店長になる前から、ブッキングはそういう流れだったんですか?

加藤

そうだったと思います。ムーちゃんも人を見る方でしたから。もちろんデモテープは持ってきてもらうので、それは聴いていました。だけど実際のところ、出演するかの判断はバンドマンの面白さや、誠実さでしたね。

──

加藤さんが人との信頼を重要視するきっかけになったことは?

加藤

僕が高校生の頃ですかね。家の近所に一人暮らしをしている友達の家があって。そこは学校の先輩や後輩など、いろんな人が出入りしていて、僕はそこで人間関係と音楽を学びました。音楽を知ると、今度はライブハウスへ遊びに行き、そこでまた友達ができた。音楽で人と繋がり、友達のありがたさを感じました。だからこそ、今があるのかなと思います。

──

なるほど。ライブハウスでスタッフをやり始めたころには音楽には造詣が深かったのですか?

加藤

実は音楽に関しては相当疎かったんですよ。ニルヴァーナとかも知らないくらい(笑)。だからデモテープをもらったり、ライブに出ていたバンドマンたちとの会話でいろんな音楽を知りました。

──

ファンダンゴに出てくれたバンドたちが、加藤さんの音楽の幅を広げてくれたということですね。

加藤

そうです。それで面白いことに、デモテープの中には「自分が嫌いな音楽」もあったりするのですが、年月を経て同じ音源を聴くと「好きな音楽」に変わっているのですよ。さまざまな経験を経たり、何度も聴くうちに、嫌いなものでも好きに変わる。だから、僕は今、嫌いな音楽が全くないんですよ。どんな音楽も好きなんです。

 

それで今はさまざまなバンドのライブが観たいと思い、堺のファンダンゴでは利用料に関しての問い合わせもつっぱねることなく、教えています。これからは僕の知らないバンドをたくさん観たいですし、早く新しい音楽に出会いたいです。堺は新しいライブハウスなので偏ったジャンルはありません。いろんなバンドに来てほしいです。

堺のファンダンゴは僕のライブハウスではなく、若いスタッフたちのもの

──

堺のファンダンゴの話もしたいのですが、その前に。移転する際に加藤さんは「ライブハウスを辞めたい」とおっしゃっていました。それはなぜでしょうか?

加藤

新しいものを始めるプレッシャーが大きかった。同じことをやったところで十三ファンダンゴみたいなライブハウスになるわけではない。このまま綺麗にファンダンゴの歴史を終わらした方が、ベストだと思ったんです。ただ若いスタッフたちが「もう一度、やりましょう」と必死に言ってくれたんです。そこで一度、十三の時代を一度断ち切って、1から新しいライブハウスを作ろうと考えて「じゃあもうひと頑張りするか」と腰をあげました。たぶんその言葉がなかったら、堺のファンダンゴはありません。

──

堺に移転し、変わったことはありますか?

加藤

十三の頃は歓楽街でしたが、ここは大らかな土地で。営業中に僕が外で出てタバコを吸っていたら、隣や向かいのお店の店主が出てきて、皆でタバコを吸いながら世間話をする。音漏れも酷いはずなのに、苦情は一切ない。十三時代にはこういうことはなかったですからね。本当に自由にやらせてもらっています。

 

あと個人的には、今までよりも力が抜けた感じで取り組めています。十三の時は凄く責任を感じてて。好き勝手はやってきたけど、初代店長のムーちゃんの思い入れが強い場所だったので「ここを潰してはいけない」という思いはすごくありました。堺になってから僕は店長から身を引き、今の店長である村上隆彦にバトンを託してますが、若いスタッフたちと一緒になって本当に頑張っている。

──

なるほど。今の話を聞くと若い人がメインでやる場所として、ファンダンゴは生まれ変わった印象を受けます。

加藤

そうですね。若いスタッフたちがメインでやれる場所として、十三のことは忘れて、新しいライブハウスを作る気持ちでやっています。ただ僕が思っている以上に、ここへ訪れる若い子らは十三の時代を大事にするんです。僕は十三時代を切り離して、新しいものを始めたかったんですけどね。でもそれだけ十三ファンダンゴが大きな影響力を持っていたのかなとは感じています。

──

十三のファンダンゴの影響力って一体なんだと加藤さんは考えていますか?

加藤

まず立ち上げのメンバーが魅力的でエネルギッシュ。そして「遊ぶ」という精神を持っていたこと。それが僕以降の世代にも引き継がれた結果、強烈な個性を持つハコになった。あと時代の流れにうまく乗ったことも大きいです。

 

80年代後半にエッグプラントが閉店して、そこで活動していた、あるいは今後活動したであろうバンドが90年初頭に活動の場を求めてファンダンゴに流れてきました。RISE FROM THE DEAD、eastern youth、bloodthirsty butchers、BOREDOMS、 怒髪天、あとアルケミーレコードの皆さんとかね。その後の90年代のメロコアやパンクのムーブメントにも上手く乗れて、GARLICBOYS や Hi-STANDARD もきてくれました。ライブハウスなんて打算的に作ろうと思っても、作れるような場所ではありません。十三のファンダンゴは今でも偶然の産物だと思っています。

──

なるほど。現在の取り組みについてもお話したいのですが、ロック喫茶はなぜ始めたのですか?

加藤

ロック喫茶を開こうと思ったのは、このコロナ禍でライブハウス運営ができなかった時に、TVのニュースで居酒屋にいっぱい人が集まっているのを見て、「ひょっとしたら、90年代のファンダンゴでやっていたようなバー営業をメインに置いたスタイルに立ち返れば運営できるのではないか」と思ったんです。飲食を楽しむお客さんたちがいる。飲んでる最中に飛び入りで、歌うお客さんもいる。歌をみて楽しむお客さんがいる。最初に語っていた90年代のころにあったライブバーの形へ戻すことが、実は今の最適解だったりするのかなと僕は考えて始めたんです。

 

今後もライブハウスとしての営業は行いますが、ブッキングがない日はこんな感じでやろうかなと。最終的にはライブがなくても、バー営業で充分に採算が取れようにしたいです。毎日のようにライブができるまでにはまだ難しいとは思うので、今はこの空間を充実させたい。

──

お酒だけでなく、雑貨を売るスペースがあり、ファンダンゴのライブ映像が見れたりする。加藤さんの今までが、このロック喫茶にはつまっている感じがします。最後に加藤さんはファンダンゴをどういう場所にしていきたいと考えていますか。

加藤

人と人とがしっかり交わる場所であり続けたいと思っています。バンドとスタッフ、お客さんがフラットに交わる場所というのがライブハウスとしては一番であって。ちゃんと話し合える場所であれば、そこにケンカがあっても僕はいいと思います。そこからしか新しいものは生まれないので。

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