INTERVIEW

物語が生み出すブッキング – 夜の本気ダンス×『ボロフェスタ』主宰・土龍が語る音楽フェスのストーリー

MUSIC 2023.10.12 Written By マーガレット 安井

どのような音楽フェスにも物語がある。例えば邦楽系のロックフェスでアーティストが、小さなステージから人気を獲得し、どんどん大きなステージへとステップアップするのも物語の1つである。しかしそれだけが音楽フェスの物語ではない。主催者とアーティストの関係性や、注目度合いなども物語には大きくかかわる。ANTENNAでは今回、京都の音楽フェス『ボロフェスタ』の主催者の一人であり〈livehouse nano〉の店長・土龍と2023年に結成15周年を記念し『KYOTO-O-BAN-DOSS』という音楽フェスを開催した夜の本気ダンスとの対談を実施。フェスへの思いや理想像、さらにアーティストとライブハウスオーナーではフェスを主催するにあたって変化があるのか、など伺った。

 

その対談のなかで注目すべきはアーティストのブッキングであった。土龍、夜の本気ダンス共に、今までの関係性の中で紡いだ物語があり、それがブッキングとして反映されていると語る。なお夜の本気ダンスは11月に開催される『ボロフェスタ』に出演が決定している。今回は夜の本気ダンスと土龍との関係性や、それがどの様にブッキングとかかわっているのかも合わせて伺った。

夜の本気ダンス

 

2008年結成、京都出身、「夜」も昼も聴く者全てを「本気」で「ダンス」させる4人組。2014年のデビュー以降、各地音楽フェスやイベントでは軒並み入場規制を記録する。2016年にビクター《Getting Better》からメジャーデビューし全国ツアーを毎年行っている。2020年にはバンド初となるホール会場でのワンマンライブを東京と大阪で開催しソールドアウト。2023年3月地元京都で主催フェス『KYOTO O-BAN-DOSS』を成功させる。
みなさん、”踊れる準備はできてますか!?”
https://fan.pia.jp/honkidance/

土龍

 

1976年京都府生まれ。
二条城の東側にある全国でも稀に見る小ささのライブハウス、〈livehouse nano〉の店長兼音響兼照明兼制作兼雑用。毎年秋には仲間と共にロックフェスティバル「ボロフェスタ」を主催。派手好きの単純思考のパリピの一種。

予定調和がないことがボロフェスタの魅力の一つ

ボロフェスタには過去、3回の出演経験を持つ夜の本気ダンス。京都に在住し、「夜も昼も聴く者を本気でダンスさせる」という一貫したコンセプトを持ち、今もメジャーの第一線を走る彼ら。しかしインディーズ時代、京都のバンドとしては意外にも〈livehouse nano〉(以下、〈nano〉)には一度も出演していなかった。

鈴鹿秋斗(Drs / Cho)(以下、鈴鹿)

僕は高校生の時にコピーバンドで〈nano〉に出演したことがあって。その時、ほぼ初めてのライブハウスだったこともありリハーサルで音響をやっていた土龍さんに「よろしくお願いします」と言うのを忘れて、それですごく怒られました。

土龍

昔の俺、怒らなくてもいいのに……(笑)。ただ夜の本気ダンスからも「ブッキング組んでもらえませんか?」と言ってもらえていたので、鈴鹿と連絡をとって何度かライブをお願いしたけど、タイミングが合わず〈nano〉で演奏したことはなかった。

米田貴紀(Vo / Gt)(以下、米田)

僕ら〈京都MOJO〉というライブハウスをホームとしていて、あんまり〈nano〉と関わるタイミングがなかったんです。ただ京都の中でも絶対に一度は出ておきたいライブハウスだとは感じていて。自分の好きなバンドも出ているし、そういったところで自分もやりたいなという思いはありました。それにライブハウスって怖いイメージがあったのですが、お客さんとして〈nano〉に行くと、すごくアットホームな感じで、温かさに満ちあふれていて、入りやすい場所だと感じました。

西田一紀(Gt)(以下、西田)僕は当時、別のバンドをやっていたこともあり、神戸や大阪のライブハウスによく行ってました。だから京都のライブハウスはなじみがなく、〈nano〉も客として1回しか行ったことがないですね。

そんな彼らは2015年の『ボロフェスタ』で、初出演ながらいきなりホール内のステージを任されることとなる。従来、地元京都発信のアーティストに関しては、毎年夏に行われる『ナノボロフェスタ』※への出演や、『ボロフェスタ』の地下ステージを経験するなどキャリアを積んでからでないと、ホール内のステージで演奏することは難しい。まさに大抜擢といってもいいこの人選に関して、土龍はこのように語る。

※現在は『ナノボロ』に改名されている。

ボロフェスタ2015 ライブレポートより 夜の本気ダンス:https://antenna-mag.com/post-1247/
土龍

『ボロフェスタ』は、東西、有名・無名、メジャー・インディーズ、を問わないブッキングをやっています。ただその中で毎年「地元である京都のバンドは誰に出てもらうか?」という所はしっかりあって。そこでその年は人気みたいだし、夜の本気ダンスを呼んでみようかなと思ったんです。

鈴鹿

僕のイメージとしては、土龍さんはバンドを良く見ているし、自分でライブハウスに呼んだりして、関わりが深ければ深いほど自分のフェスにもしっかり呼んで、関わりを大事にしている人。だから一度も〈nano〉でライブをやったことがないのに、呼んでもらえたのは驚きでした。

土龍

でもライブを見て、観客がブチ上がり、最高のヴァイブスをつくりだしていて「夜ダンを呼んでよかった!」と思いました。

初めての出演となった2015年の『ボロフェスタ』。ライブ終了後にお客として楽しんだ夜の本気ダンスのメンバーたちだが、他の出演者に圧倒されたと話す。

土龍

大トリのくるりが本当に素晴らしかった。アンコールで“リバー”をやってね。あれは上がった。

マイケル(Ba / Cho)(以下、マイケル)

完璧でしたね。あとNATURE DANGER GANGが綱引きをやりだして。

土龍

勝手に綱を持ち出して、フロアで急に綱引きを始めたよね。

ボロフェスタライブレポート2015より NATURE DANGER GANG:
https://antenna-mag.com/post-1249/
マイケル

水曜日のカンパネラが、出たのも2015年でしたっけ?

土龍

そう。張りぼてのデロリアンみたいな車に乗ってくるやつね。

ボロフェスタライブレポート2015より 水曜日のカンパネラ:https://antenna-mag.com/post-1249/
米田

くるりがよかったとか、綱引きとか、デロリアンとか、そういうの全部含めて「これが『ボロフェスタ』なのか」とその時、初めて感じました。

土龍

カッコいいバンドが出るだけではなく、新しいミュージシャンとの出会いもあるし、変な催し物みたいなものもぶち込む。『ボロフェスタ』は「予定調和じゃない」ところを楽しめるのが魅力なんだと思います。

作り手の顔が見えることこそ、いいフェスの条件

『KYOTO-O-BAN-DOSS』での夜の本気ダンス(photo:kimura yuki)

アーティストとして日々、お客さんを音楽で踊らせている夜の本気ダンスだが、2023年3月25日、26日には音楽フェス『KYOTO-O-BAN-DOSS』を開催。彼らがレギュラーでやっているラジオ番組『夜の本気ダンスのラジダン!』を放送するKBS京都にある多目的ホール〈KBSホール〉で行われた同フェスは、ツアー経験もある髭や、何度も対バン経験のある四星球やPanorama Panama Town、岡崎体育、など彼らにゆかりのあるアーティストが集結し、観客を盛り上げた。また関西外からのお客さんが京都を楽しめるよう、おすすめスポットを記した『京 O-KOSHI-YASS MAP』も制作。そんな『KYOTO-O-BAN-DOSS』開催の経緯について米田はこう発言した。

米田

10-FEETさんの『京都大作戦』やASIAN KUNG-FU GENERATIONさんの『NANO-MUGEN FES.』などバンドが音楽を続けるだけでなく、フェスを主催するというルートがあって「俺たちも、やるべきか」という話は前からしていたんです。それで15周年なので、このタイミングでやってみるのもいい機会だと思った。ただ出演アーティストに関しては、15年の間に僕たちが出会ってきた人たちを集めました。僕らは意図的にストーリーを作っていくようなバンドではないのですが、バンドを続けると、意識せずともストーリーが勝手に出来上がっていて。だからそのストーリーの中で出会った人たちを呼べば、イベントとして面白いことになるんじゃないかと思ったんです。

土龍

僕はそのフェスに足を運べなかったんだけど、ポスターを見て、「あ、夜の本気ダンスの顔が見えるな」と感じた。ラインアップを見ただけで、彼らが対バンをしてきたバンドたちだとわかったし、夜の本気ダンスが好きな人たちなら面白いと感じるライブをしてくれるアーティストばかりで、めっちゃ良いイベントをやっているなと思いました。

 

「作り手の顔が見えること」がイベントで一番大切な部分だと僕は考えていて。だから『ボロフェスタ』は僕がいっぱいメディアに出て宣伝をするし、イベントではMCとしても出演する。あとスタッフの写真をエンドロールで流すのも「誰がこのイベントを作っているのか」という所を、お客さんにしっかり見せたいという気持ちもあり、やっています。

ボロフェスタライブレポート2022より:https://antenna-mag.com/post-61318

作り手の顔が見えるのは信頼の証である。例えば出演者に関していえば、作り手との関係性が見えれば見えるほど、この主催者がどれだけ愛されているかがわかるし、その思いをライブでぶつけてくれると感じる。また出演者として作り手自身が登場し、最高のパフォーマンスをすれば、他の出演者も負けられないという気持ちにもなるし、その思いは観客にも伝わる。

 

思い出してほしい。『京都大作戦』であれば出演者を見るだけで10-FEETの人柄がわかるし、『京都音楽博覧会』であればくるりが今どういうアーティストに注目しているのかがわかる。そして主催者も出演者として登場し、いつも最高のパフォーマンスを披露する。そしてこれらのフェスは長きに渡り、ファンから愛されている。いいフェスの基準は人それぞれあるが、人柄がにじみ出て、作り手の顔が見えることこそ、いいフェスの条件なのではないだろうか。そんな『KYOTO-O-BAN-DOSS』に関して第2回を行うかどうか、夜の本気ダンスに聴いてみた。

米田

僕らのファンの方からも、「第2回をやってほしい」という声はいただくし、気持ち的にもやりたいです。しかし1回やってみて、計り知れない大変さがあることを感じました。『ボロフェスタ』は20年以上続いていて、本当にすごいなと思います。それにアーティストがフェスをするとなると、バンド自体がしっかりとしていかないと影響が出ると思うので。まずはカッコいいバンドであり続けるということを、一番に考えながら活動していきたい。

今年、夜の本気ダンスをトリ前に任せた理由とは?

主催フェスも成功させ、現在『15th Anniversary TOUR 〜1GO! 1A! O-BAN-DOSS〜』の真っ最中である夜の本気ダンスだが、『ボロフェスタ2023』にも出演が決まっている。今年の出演理由について、土龍はこう語る。

土龍

マイケルが〈nano〉の2階にある〈□□□ん家(ダレカンチ)〉でたまに店員として働くこととなり、夜の本気ダンスのお客さんがnanoのあるビルへ遊びに来てくれることが多くなった。そこでそのファンの方々と話をしていると、夜の本気ダンスがとても愛されているバンドだと感じました。それにマイケルとの関係性も密接になり、夜の本気ダンスのやっている音楽とメンバーの人柄みたいなものがわかってきて。今までの『ボロフェスタ』では、カッコいいバンドっていうイメージしかなかったのですが、今は身近な存在になって中身の人柄の魅力もわかったし、その目を持って見るライブは今までよりも良いものになるに違いないと思い、今年オファーをしました。

マイケル

ボロフェスタのスタッフであり、〈□□□ん家〉の店長であるミノウラヒロキとは、学生時代からの友達で。彼のお店で働いていることもあって、夜の本気ダンスの中では一番、土龍さんとの距離が近いのですが、そう言っていただけるのは、ありがたいですね。

土龍

さっき米田が「2回目のフェスをやりますか?」という問いに、「カッコいいバンドであり続けるということを一番に考えながら活動していきたい」と言っていて。その尖り方がカッコいいなと思ったし、『ボロフェスタ』に呼んで良かったと感じています。

そしてここで、土龍は夜の本気ダンスをタイムテーブルのどこに配置したのかを説明しだした。

土龍

今年はトリ前の出演を予定しています。水曜日のカンパネラ→怒髪天→夜の本気ダンス、そしてトリはLOSTAGEという感じです。

一同オー!!

土龍

当初、怒髪天はキャリアもあるし、お祭りになって終わるから良いかなと考えていたのですが、初日から祭りにするよりLOSTAGEで渋く終わった方がカッコいいかなと思って。それで夜の本気ダンスのお客さんって、音楽リテラシーが高いというか、夜の本気ダンスだけが好きではなく、音楽が好きという人が多いと感じていて。だから怒髪天もLOSTAGEも見てくれると思い、この並びにしました。

トリ前という重要な立ち位置を任された夜の本気ダンス。だが本人たちはいたって冷静に『ボロフェスタ』に出演する意気込みを語ってくれた。

米田

やるしかないですね。土龍さんにとっては、LOSTAGEのことを「無限に語れる」と言ってたくらい好きなバンドのようなので。大役ではありますが、しっかりつなげていこうとは思います。ただ土龍さんは僕らもカッコいいバンドだと言ってくれているので、今まで通りライブをすればいいのかなと感じています。

 

それにコロナ禍になってから曲にもよりますが、より人を踊らせることに意識を置くようになりました。ライブで歓声やコールアンドレスポンスができなくなったが、踊るということに関しては禁止されていなかった。だから「そもそも踊らせるって何だろう?」「お客さんをどういう感じの曲に乗せたいのか」などを今まで以上に突き詰めるようになりました。だから僕らが今まで通りにライブをやっていると思ってても、皆さんからしたら今まで観た夜の本気ダンスのライブとは全然違うものになっているのかもしれないです。

 

『KYOTO-O-BAN-DOSS』での夜の本気ダンス(photo:kimura yuki)

作り手の顔が見える音楽フェス、『ボロフェスタ』。そして同じ志を持ちながらも、今まで以上にカッコよく突き進もうとする夜の本気ダンス。会場でどんな化学変化を起こしてくれるのか今から楽しみだ。『ボロフェスタ』まであと3週間。さぁ、踊る準備はできてますか?

ボロフェスタ 2023

日時

2022年11月3日(金・祝)~5日(日)

 

KBSホール

11月3日(金・祝)open 11:30 / start 11:55

11月4日(土)open 11:30 / start 11:55

11月5日(日)open 11:30 / start 11:55

 

CLUB METRO

11月4日(土) open 22:00 / start 22:00

会場

KBSホール

CLUB METRO

出演

※2023年10月10日時点

 

11月3日

怒髪天 / Base Ball Bear / 水曜日のカンパネラ / People In The Box / LOSTAGE / yonawo / NOT WONK / 夜の本気ダンス / BREIMEN / ズーカラデル / フリージアン / アマイワナ / 豊田道倫 & New Session / 浪漫革命 / ANORAK! / The Slumbers / KENT VALLEY / Superfriends / ラッキーセベン / 幽体コミュニケーションズ / NaNoMoRaL / nayuta / MOTHERCOAT / mess/age / Hwyl / モラトリアム

 

11月4日

【KBSホール】
THE BAWDIES / サニーデイ・サービス / キュウソネコカミ / 梅田サイファー / yonige / おとぼけビ~バ~ / DYGL / NIKO NIKO TAN TAN / ASP / きのホ。 / KANG SIGH HYPER CREW / ULTRA CUB / ニーハオ!!!! / リンダ&マーヤ / クリトリック・リス / 生活の設計 / ゆっきゅん / Brown Basket / Apes / SADFRANK / Sawa Angstrom / No Fun / BBBBBBB / メシアと人人 / 高山燦基(band)

 

TALK SEESION:「ウクライナを支援する意思表示の大切さ」

 

【CLUB METRO】

パソコン音楽クラブ / Summer Eye / Stones Taro / T.M.P / BODIL / 激 / 5364 / seaketa / mogran’BAR / Shunpuri

 

11月5日

ZAZEN BOYS / Homecomings / 神聖かまってちゃん / 思い出野郎Aチーム / バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI / Limited Express (has gone?) / Have a Nice Day! / Dos Monos / PK shampoo / AFJB / w.o.d. / 鈴木実貴子ズ / the McFaddin / ボギー / Le Makeup / and more / HARD CORE DUDE / SIBAFÜ / びわ湖くん / FATE BOX / MaNaMaNa / PINKBLESS / 村島洋一 / TOKIMEKI☆JAMBOJAMBO / PULASEI / ZOOZ / ミノウラヒロキ・マジックショー

 

Party navigator:MC土龍

料金

一般チケット

全通し券:¥19,000(+1ドリンク代別途) ※前売りのみ

KBSホール1日券:前売り ¥6,700 / 当日 ¥7,200(+1ドリンク代別途)

METRO券:前売り ¥3,000 / 当日 ¥3,500(+1ドリンク代別途)

 

学生割引チケット

全通し券:¥17,000(+1ドリンク代別途) ※前売りのみ

KBSホール1日券:前売り ¥5,900 / 当日 ¥6,400(+1ドリンク代別途)

METRO券:前売り ¥2,500 / 当日 ¥3,000(+1ドリンク代別途)

 

小中学生チケット(小人)

KBSホール1日券:前売り ¥1,500 / 当日 ¥2,000(+1ドリンク代別途)

※小学生、中学生は、保護者同伴に限り有効

チケット

https://eplus.jp/borofesta

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
全員が「ヤバい」と思える音楽に向かって – 愛はズボーンが語る、理想とパーソナルがにじみ…
REVIEW
THE HAMIDA SHE’S『純情讃歌』 – 京都の新星が放つ、荒々しい…
REVIEW
大槻美奈『LAND』-愛で自身の問いに終止符を打つ、集大成としての『LAND』
INTERVIEW
今はまだ夢の途中 – AIRCRAFTが語る『MY FLIGHT』までの轍
COLUMN
編集部員が選ぶ2023年ベスト記事
REVIEW
Qoodow『水槽から』 – 「複雑さ」すらも味にする、やりたいを貫くオルタナティヴな作…
REVIEW
The Slumbers『黄金のまどろみ』 – 先人たちのエッセンスを今へと引き継ぐ、昭…
COLUMN
サステナブルな理想を追い求めるバンド – (夜と)SAMPOが会社員でありながらバンドを…
REPORT
ボロフェスタ2023 Day2(11/4)- タコツボを壊して坩堝へ。ボロフェスタが創造するカオス
REPORT
ボロフェスタ2023 Day1(11/3) – 蓄積で形成される狂気と奇跡の音楽祭
INTERVIEW
自発性とカオスが育む祭 – 22年続く音楽フェス『ボロフェスタ』の独自性とは?
REVIEW
てら『太陽は昼寝』 – 人間の内面を描く、陽だまりのような初バンド編成アルバム
REPORT
ナノボロ2023 Day2(8/27)‐ コロナからの呪縛から解放され、あるべき姿に戻ったナノボロ…
REVIEW
鈴木実貴子ズ『ファッキンミュージック』- 自分ではなく、好きになってくれたあなたに向けられた音楽
REVIEW
オートコード『京都』 – “東京”に対する敬愛が生んだ25年目のオマージュ
INTERVIEW
Nagakumoがポップスを作る理由 – 実験精神を貫き、大衆性にこだわった最新作『JU…
INTERVIEW
町のみんなと共生しながら独自性を紡ぐ。支配人なきシアター、元町映画館が考える固定観念の崩し方
INTERVIEW
つながりと問題のなかで灯を守り続ける – シネ・ヌーヴォの2023年
INTERVIEW
壁を壊して、枠組みを広げる映画館 – あなたの身近なテーマパーク〈塚口サンサン劇場〉とは…
REVIEW
ここで生きてるず“彗星ミサイル” – 愚直ながらも、手法を変えて人生を肯定し続けるバンド…
REPORT
坩堝ではなく、共生する園苑(そのその) – 『KOBE SONO SONO’23』ライブ…
INTERVIEW
僕らがフリージアンになるまで – リスペクトと遠回りの末に生まれたバンドの軌跡
REVIEW
パンクを手放し、自己をさらけ出すことで手にした 成長の証 – ムノーノモーゼス『ハイパー…
REPORT
感情が技術を上回る日 – 『“ステエションズ ” 2nd Album “ST-2” Re…
REVIEW
oOo『New Jeans』- 陰と陽が織りなすイノセントなセカイ
REVIEW
ステエションズ『ST‐2』 - 千変万化でありながら、それを感じさせない強靭なポップネス
REVIEW
揺らぎ『Here I Stand』- 型にはまらない姿勢を貫く、どこにも属さない揺らぎの一作目
REVIEW
くつした『コズミックディスク』 - 変わらずに歌い続けた空想の世界
REVIEW
台風クラブ『アルバム第二集』 - 逃避から対峙へ、孤独と絶望を抱えながらも前進するロックンロール
INTERVIEW
経験の蓄積から生まれた理想郷 ー ASR RECORDS 野津知宏の半生と〈D×Q〉のこれから
REPORT
ボロフェスタ2022 Day3(11/5)-積み重ねが具現化した、“生き様”という名のライブ
REVIEW
ベルマインツ『風を頼りに』- 成長を形に変える、新しい起点としての1枚
REVIEW
ズカイ『ちゃちな夢中をくぐるのさ』 – ネガティブなあまのじゃくが歌う「今日を生きて」
REVIEW
帝国喫茶『帝国喫茶』 – 三者三様の作家性が融合した、帝国喫茶の青春
REVIEW
糞八『らくご』 – 後ろ向きな私に寄り添う、あるがままを認める音楽
REPORT
マーガレット安井の見たナノボロ2022 day2
INTERVIEW
おとぼけビ〜バ〜 × 奥羽自慢 - 日本酒の固定観念を崩す男が生み出した純米大吟醸『おとぼけビ〜バ〜…
INTERVIEW
僕の音楽から誰かのための音楽へ – YMBが語る最新作『Tender』とバンドとしての成…
INTERVIEW
失意の底から「最高の人生にしようぜ」と言えるまで – ナードマグネット須田亮太インタビュー
REVIEW
Noranekoguts『wander packs』シリーズ – 向き合うことで拡張していく音楽
REVIEW
真舟とわ『ルルルのその先』 – 曖昧の先にある、誰かとのつながり
REVIEW
ナードマグネット/Subway Daydream『Re:ACTION』 – 青春と青春が交わった交差…
REVIEW
AIRCRAFT『MAGNOLIA』 – 何者でもなれる可能性を体現した、青春の音楽
REVIEW
Nagakumo – EXPO
REVIEW
水平線 – stove
INTERVIEW
(夜と)SAMPOの生き様。理想と挫折から生まれた『はだかの世界』
INTERVIEW
自然体と無意識が生み出した、表出する音楽 – 猫戦インタビュー
REVIEW
藤山拓 – girl
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2021Day4 – 2021.11.5
INTERVIEW
地球から2ミリ浮いてる人たちが語る、点を見つめ直してできた私たちの形
REVIEW
西村中毒バンド – ハローイッツミー
INTERVIEW
移民ラッパー Moment Joon の愚直な肖像 – 絶望でも言葉の力を信じ続ける理由
INTERVIEW
「逃れられない」をいかに楽しむか – 京都ドーナッツクラブ野村雅夫が考える翻訳
COLUMN
“水星”が更新される日~ニュータウンの音楽~|テーマで読み解く現代の歌詞
INTERVIEW
批評誌『痙攣』が伝える「ないものを探す」という批評の在り方
REVIEW
Nagakumo – PLAN e.p.
INTERVIEW
HOOK UP RECORDS
COLUMN
『永遠のなつやすみ』からの卒業 - バレーボウイズ解散によせて
REVIEW
EGO-WRAPPIN’ – 満ち汐のロマンス
REVIEW
ローザ・ルクセンブルグ – ぷりぷり
REVIEW
(夜と)SAMPO – 夜と散歩
REVIEW
羅針盤 – らご
REVIEW
竹村延和 – こどもと魔法
COLUMN
Dig!Dug!Asia! Vol.4 イ・ラン
INTERVIEW
Live Bar FANDANGO
INTERVIEW
扇町para-dice
INTERVIEW
寺田町Fireloop
REVIEW
MASS OF THE FERMENTING DREGS – You / うたを歌えば
REVIEW
FALL ASLEEP 全曲レビュー
REVIEW
ニーハオ!!!! – FOUR!!!!
INTERVIEW
ネガティブが生んだポジティブなマインド – ゆ~すほすてるが語る僕らの音楽
REVIEW
大槻美奈 – BIRD
REVIEW
YMB-ラララ
REPORT
京音 -KYOTO- vol.13 ライブレポート
INTERVIEW
感情という名の歌。鈴木実貴子ズが歌う、あなたに向けられていない音楽
INTERVIEW
□□□ん家(ダレカンチ)
INTERVIEW
こだわりと他者性を遊泳するバンド - ペペッターズ『KUCD』リリースインタビュー
REPORT
ネクスト・ステージに向かうための集大成 Easycome初のワンマンライブでみせた圧倒的なホーム感
INTERVIEW
更なる深みを目指してーザ・リラクシンズ『morning call from THE RELAXINʼ…
INTERVIEW
忖度されたハッピーエンドより変わらぬ絶望。葉山久瑠実が出す空白の結論
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2019 3日目
REPORT
マーガレット安井が見たボロフェスタ2019 2日目
REVIEW
ベルマインツ – 透明の花ep
REPORT
集大成という名のスタートライン-ナードマグネット主催フェス『ULTRA SOULMATE 2019』…
INTERVIEW
僕のEasycomeから、僕らのEasycomeへ – 無理をせず、楽しみ作った最新アル…
INTERVIEW
永遠の夏休みの終わりと始まり – バレーボウイズが語る自身の成長と自主企画『ブルーハワイ…
INTERVIEW
時代の変革が生んだ「愛」と「憂い」の音楽、ナードマグネット須田亮太が語る『透明になったあなたへ』
INTERVIEW
your choiceコーナー仕掛け人に聴く、今だからこそ出来る面白いこと~タワーレコード梅田大阪マ…
REPORT
マーガレット安井が見た第2回うたのゆくえ
INTERVIEW
やるなら、より面白い方へ。おとぼけビ~バ~が語る、いままでの私たちと、そこから始まるシーズン2。
REVIEW
花柄ランタン『まっくらくらね、とってもきれいね。』
REVIEW
ペペッターズ『materia=material』
INTERVIEW
捻くれたポップネスと気の抜けたマッドネスが生み出した珠玉のポップソング。YMBが語る、僕らの音楽。
INTERVIEW
挫折と葛藤の中で生まれた、愛と開き直りの音楽 - Superfriends塩原×ナードマグネット須田…
REVIEW
Homecomings – WHALE LIVING
REPORT
【マーガレット安井の見たボロフェスタ2018 / Day1】ナードマグネット / King gnu …
INTERVIEW
私たちがバンドを続ける理由。シゼンカイノオキテが語る、15年間と今について。
REVIEW
Easycome – お天気でした
REVIEW
相米慎二 – 台風クラブ
COLUMN
脚本の妙から先へと向かう傑作 今こそ『カメラを止めるな!』を観なければならない理由
REVIEW
CAMERA TALK – FLIPPER’S GUITAR
REVIEW
Guppy – Charly Bliss
REVIEW
Down To Earth Soundtrack (SNOOP DOGG「Gin and juice…

LATEST POSTS

COLUMN
【2024年4月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シー…

REVIEW
「キテレツで王様になる」SuperBack『Pwave』のキュートなダンディズムに震撼せよ

2017年に結成、京都に現れた異形の二人組ニューウェーブ・ダンスバンドSuperBack。1st ア…

REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レポート(後編)

2019年から台湾・台中市で開催され、今年5回目を迎えた『浮現祭 Emerge Fest』。本稿では…

REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest 2024』レポート(前編)

2019年から台湾・台中市で開催され、今年5回目を迎えた『浮現祭 Emerge Fest』。イベント…

INTERVIEW
2024年台湾音楽シーンを揺らす、ローカルフェスとその原動力―『浮現祭 Emerge Fest』主催者・老諾さんインタビュー

2024年2月24,25日の土日に、台中〈清水鰲峰山運動公園〉で音楽フェス『浮現祭 Emerge F…