
Que Sera Sera Wine & Music Festival ’25
2025年10月19日(日)に広島県のほぼ中央に位置する高原のまち・世羅町で、野外音楽フェスティバル『Que Sera Sera Wine & Music Festival ’25』が開催される。
「近隣住民に一流の音楽に触れて刺激を受けてほしい」「町外へポテンシャルあふれる世羅町の魅力をつたえ訪れるきっかけとなってほしい」という思いから、2014年に始動した本フェスは、今年で12年目を迎える。
今年はこれまでよりも収容人数、内容ともにスケールアップし、自然に囲まれた開放感あふれるロケーションで、野外ライブや地元産ワイン、厳選されたフード、そしてキャンプまで楽しむことができる。
野外ライブに出演するアーティストは、現在第1弾として8組が発表されている。
1組目はCRAZY KEN BAND mini。今回は全メンバー11人のうち、横山剣、小野瀬雅生、洞口信也、新宮虎児、中西圭一、白川玄大の6人が出演する。ボーカル横山剣の色気あふれる艷やかな歌声と、ハリのある演奏が魅力的だ。レトロでありながら都会的な音楽にキャッチーな歌詞は、つい口ずさんでしまう。
2組目はメンバー全員がソロアーティスト/ミュージシャン/プロデューサーとしても活動するマルチプレイヤー集団、Ovall。ジャズ、ソウル、ヒップホップ、ロックを同列に並べ、楕円(オーバル)のグルーヴの中に音楽を投げ込んでいる。どこかおしゃれな浮遊感を感じさせるサウンドが特徴だ。さまざまなアーティストとのコラボにも、それぞれの色が存分に発揮されていて、目が離せない。
3組目は多様なジャンルを横断しながら、社会や平和への意識を持ち続ける、SOUL FLOWER UNION。さまざまなジャンルの音楽を大胆にミックスし、雑食的に融合するスタイルが特徴的。
4組目は寺尾紗穂。フォーク調バラードから、民謡や童謡の現代的アレンジまで多彩に歌いこなす。音楽のみならず執筆などの表現活動にも取り組んでおり、魅力が尽きることがない。
5組目はTESTSET。2021年のFUJI ROCK FESTIVALにMETAFIVEの特別編成として出演した砂原良徳とLEO今井が、GREAT3の白根賢一と相対性理論の永井聖一を迎え結成したバンド。グループ名をTESTSETと冠し、本格的なライブ活動をスタートさせた。それぞれが異なる音楽的キャリアを持つ4人が、グルーヴ感満載のサウンドを作り出す。
6組目は、広島・三原出身のシンガーソングライターLeyona。1999年のデビューを皮切りに多彩なジャンルを自在に表現している。力強くもどこか儚さを感じさせる歌声は、自曲だけでなくカバーソングでも存分に発揮され、どんな楽曲でも歌い上げる。
7組目は、自由に遊ぶをコンセプトに活動するMUUDO。2024年に結成されたばかりのバンドでありながら、大型フェスへの出演を果たし、注目を集めている。メンバー自身が作詞・作編曲・録音までを行うという、なんともDIY精神あふれる制作スタイル。柔らかな歌声で歌い上げる繊細な世界観が魅力的だ。
8組目は、大阪で生まれ広島で育ち、10歳からイギリスに留学。2024年に帰国した新進気鋭のシンガーソングライターSuzu Toyama。作詞・作曲・演奏・アートワークまでを自身で手掛けるクリエイターだ。2024年7月に Fuji Rock Festival のGYPSY AVALONステージに登場したことでも注目を集めている。素直で真っ直ぐな歌声に、繊細さをかけ合わせたような唯一無二の表現力が魅力的だ。
以上全8組。レジェンドから新進気鋭のシンガーソングライターまで、いろとりどりのラインナップとなっている。野外ライブという開放感あふれる最高のロケーションで、思う存分音楽に浸ることができるだろう。
少し暑さの和らいだ10月、朝から晩まで存分に遊び尽くすことができるこのイベント。ぜひ足を運んでみてほしい。
Que Sera Sera Wine & Music Festival ’25
| 日時 | 2025年10月19日(日) |
|---|---|
| 会場 | せら夢公園 (広島県世羅郡世羅町黒渕411-13) |
| 出演者 | CRAZY KEN BAND mini |
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WRITER

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2003年京都生まれ、京都と滋賀の境目育ち、滋賀在住。
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今は、いろんなもの・ことを吸収中







