COLUMN

【ウサギバニーボーイが見た広島】第14回

MUSIC 2016.05.18 Written By ウサギバニー ボーイ

どうも、こんにちわ。

GWも終わり、次の連休を指折り数えてたら指が足りなくて困っていますウサギバニーボーイです。そろそろ記事を追加しないと京都はおろか世界からウサギバニーボーイを忘れ去らそうな勢いを感じておりますので、早々に記事を追加です。今日は広島のどんなことを書こうかな?っと思いを巡らせていたら急に思いついたので、広島のバンドを紹介します。

 

今日、紹介するバンドは「wave of mutilation(波)以下、波」です。読み方はウェーブオブミューティレーションカッコナミと読みます。広島ではウェーブやナミと呼ばれています。ワンピースみたいなもんですね。

 

なぜこのバンドを紹介しようと思い至ったかと言いますと、手前味噌な理由としてドラムのぶーぶとベースの迫兄はウサギバニーボーイのメンバーでもあり、何か月かに1回のペースでウサギに参加していること。

 

一番大きな理由は、このバンド今を遡ること5年前。上京という名目で東京ではなく、京都に行こうとしていたことを思い出したからです。

波はメンバー全員が揃って、コミュ障。

更に妬みと嫉みは人一倍。人の好意は悪意の裏返しと捉えるようなそれはそれは人の性格が重箱に入っているとしたら、その隅に汚れのようにこびりついた拭えない何かが突出して表層部分に出ているようなんとも稀有な性格を持っています。

 

上記の京都に行くといっていた理由も「広島では誰とも仲良くなれない。でも、急に東京に行っても伝手もないし、他の人がやることと一緒でなんかダサイ。そうだ!くるりがいた京都にいこう」てな感じの思考で京都を目指したように思います。現在は広島在住ですが、広島にいる理由も「広島に友達や先輩が出来た。」というのが大きな理由ではないか?と僕は推測しています。

 

そんな波を今日は紹介してみようと思います。

 

波は現在4人編成のバンドです。メンバーは、

 

ボーカル ヤマサキ(パン)
ギター カトウ
ベース 迫兄
ドラム ぶーぶ

 

 

まずはボーカル紅一点のヤマサキさん。この人は何かと苦労をしているイメージです。金がないのはバンドマンにはよくある話ですが、この人は先日まで家がない!住所がない!って言ってました。そんな感じなのに、でんぱ組.incにかける情熱は人一倍でグッズを全色買ったりして傍から見てると不要なとこで思い切りがいいです。あと以前にパン屋さんでバイトしており、よくパンをいただいていたので、僕は「パン」と呼んでいます。最後に付け加える情報としては、唇が魅惑です。

 

次にギターのカトウくんですが、目を凝らしてもよく見えないときがある。というキャラクターです。修学旅行や運動会など大きなイベントに限って欠席してしまい、写真の右上や左上の楕円上の枠の中にのみ存在するようなそんなキャラクターです。(飛)んで(田)んぼに舞い降りるような(新)しい土(地)が好きなストローマニアです。

 

迫兄はウサギのメンバーの中でも古参で、もう8年くらいはウサギに在籍している気がします。波の頭脳であり(多分)、波の音楽の性癖を担う人材です。小学5年生のときに親父(公務員)の私服を拝借して近くのコンビニにエロ本を買いに出かけて、雑誌の間にエロ本を挟むという古来から伝わる手順でエロ本を購入するも物色する時間短縮のため、タイトルを吟味せずに物色を行い、初めて購入したエロ本がSMモノだった話や、これも小学5年生のときに深夜両親の眠る部屋からTVを移動させ、ワンダフル(当時のちょいエロ番組)を観ようと思い立ち、実行するも何故かコンセントを抜く段階で感電。声を出しこの状況が白日の下に晒されることに恐怖した迫兄は、小学5年生にして感電の痺れを必死で我慢。無事やりすごしたあと、TVをそっと元に戻して自室に帰るというエピソードなどが僕は好きです。

 

最後にぶーぶですが、ぶーぶは上記の3人より2つほど年が下なのですがそれを全く感じさせない顎の肉を持っています。加えて、地元広島の知り合いからは「ミスターOL」と言われるほどのガラスのハートの持ち主です。失恋に打ちのめされて5キロあてもなく散歩してみたり、想い出に浸って涙を流してみたりと京都料理のような繊細さです。またぶーぶは先輩に愛される習性があり、広島のいろんなバンドから愛されています。ただ愛の形がいろいろで飲みながら泣かされたり、公園で自転車を遠投されたりとどちらかというとMっ気の漂う愛され方が得意です。

 

そんな京都を目指した4人が作ってる楽曲がこちらです。是非、興味があれば京都でのライブをブッキングしてあげてください。腰が重く、愛想もそんなによくないし、返事も遅延気味な人たちですが大事なことは最近分かってる人たちですので、生暖かい目で京都のみんなにもMっ気満載で愛されればいいなぁと思っております。

今回はwave of mutilation(波)を紹介しました。

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