
ナノボロ2025
11月の本編に先駆けて、夏の終わりに開催されるボロフェスタ、『ナノボロ』が今年は2025年8月30日(土)、8月31日(日)に開催される。会場は例年通り〈Live House nano〉〈 □□□ん家〉〈喫茶マドラグ〉の3ステージ。最小の夏フェスとして、音楽が人と人とをつなぐ濃厚な2日間は、11月の『ボロフェスタ』という一大イベントへの始まりののろしともなる。
『ナノボロ』は2007年よりスタート。本編である『ボロフェスタ』は、主催者が「観たい! 呼びたい!」と思ったアーティストをブッキングしているのに対し、『ナノボロ』は地元関西のアーティストにフォーカスをあてることが特徴だ。
2020年までは〈Live House nano〉を中心に、会場を複数利用する小型のサーキット・フェスとして開催を続けていたが、新型コロナウイルス感染拡大予防のため、会場を〈KBSホール〉に移していた。2023年より再び会場を戻し、以降3回目の開催となる。
出演者は2日間で全36組。最終発表では7組の出演がリリースされた。
1日目、30日(土)の最終発表アーティスト1組目は、ヤジマX KYOTO。モーモールルギャバンのドラムボーカルであるゲイリー・ビッチェのソロ名義、ヤジマXのバンド編成だ。スリーピースバンドであり、モーモールルギャバンとは異なるアプローチでストレートなロックを奏でる。
2組目は京都舞鶴市発の3ピースバンド、ポンツクピーヤ。初のシングル「19歳」がSNSを中心に話題となり、総再生回数は100万回を超えるなど、今ぐんぐんと勢いに乗るアーティストだ。
3組目は、静岡県生まれのさとうじゅん。大学生時代にフォークシンガーとなり、京都のライブハウスに出演をはじめた。哀愁漂う歌声が、どこか古いようでいて新しい音楽を奏でる。
1日目 Playlist
2日目31日(日)の最終発表アーティスト1組目は、京都を拠点に活動する3人組バンド・幽体コミュニケーションズ。2019年に大学のサークル内で結成された彼らは、「男女ツインヴォーカル+ギター」というミニマルな体制で耳の早いリスナーたちから高い評価を得てきた。
2組目、AiR NiKArも京都を拠点に活動を続けているバンドだ。ジャンルの枠組みにとらわれることなく、多様なスタイルを融合させたエレクトロニックなサウンドが会場を揺らすこと間違いない。
3組目はシンガーソングライターの山下凡情。日本のロック・ポップスからの影響を感じさせるしっとりとしたメロディと、まっすぐで主観的な歌詞が特徴となる。
そして4組目は、2024年に結成された2人組Above oak fields。京都発のバンドであり、ともに2004年生まれの同郷で組まれたユニットだ。優しく足並みの揃った音楽が、聴くものの心を温かく包みこんでくれるだろう。
2日目 Playlist
2日間にわたって個性あふれるアーティストが登場する本イベント。関西圏にはこんなにも面白いアーティストがまだまだいるということを実感させられる。
合わせて、現在ナノボロスタッフも大募集中だ。必要なものは「やってみたい気持ちだけ」。音楽が大好きな人も、フェスの裏側を知りたい人も、何かおもしろいことをやってみたい人も、学校や世代を超えて友達が欲しい人も大歓迎ということだろう。少しでも気になった人は、ぜひチェックしてほしい。
ナノボロ2025
| 日時 | 2025年8月30日(土)、31日(日) |
|---|---|
| 会場 | Live House nano □□□ん家 喫茶マドラグ |
| 料金 | 2日通し券(前売のみ) 一般:7,000円 学割:5,500円
1日券 一般:前売 4,000円 / 当日 4,500円 学割:前売 3,000円 / 当日 3,500円
※金額はすべて税込み ※1券種につき別途ドリンク代500円必要 ※2日通し券はご来場初日のみドリンク代が必要 ※学割チケットをご購入の方は受付で学生証/生徒手帳をご提示ください |
| チケット | ローソンチケットにて販売
※販売期間:5/22(木) 18:00〜 |
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2003年京都生まれ、京都と滋賀の境目育ち、滋賀在住。
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小さな興味がたくさんで、ちょっとずついろんなものに手を出してしまっている。
今は、いろんなもの・ことを吸収中






