KYOTO GRAPHIE京都国際写真祭2017開催
4/15 (土) から1か月間第5回KYOTO GRAPHIEが開催される。2017年のテーマは「LOVE」会場は18か所にもおよび、様々な写真家の作品の展示やイベントが行われ、国内外の気鋭のアーティストの新作や貴重なコレクションも披露される。また、サテライトイベントとして『KG+』も開催。こちらは市内約60か所にも及ぶ展示がされ、まさに写真の祭典として京都の町を彩ってくれる。
今年からはメインスポンサーとして数々の文化支援をしてきた経験のあるBMW株式会社が決まり、広い会場の中でレンタルサイクルやシャトルを出すなど、会場を回りやすくなるのもイベントへの大きな足掛かりの一つとなるだろう。
主催者からの挨拶からもこのイベントにかける意気込みや、写真の可能性にかける希望が非常に強く反映されているので是非全文見ていただきたい。以下に引用させていただく。
KYOTOGRAPHIEは「LOVE」をテーマに、記念すべき第5回を開催いたします。
私たちが「愛」と呼ぶ感覚や概念は、宗教観、歴史観、地域性、生活環境など、個々のバックグラウンドによりそれぞれ異なります。しかしその差異や軋轢が、時に愛を憎悪へと反転させ、時に無関心という愛の大きな欠如となり、社会的弱者へのいわれのない暴力など、現代社会が抱える深刻な事態へと発展することもあります。だからこそ人類は、愛がいかに偉大で不可欠なものであるかを知り、いわば本能的に多種多様な愛を求めてしまうのかもしれません。
私たちは「愛する」ことは、自分以外の存在を認め、つながることだと考えます。愛することによって、他者とつながり、社会とつながり、自然とつながり、芸術とつながり、そして自分とつながる。そうしていけば、いつか世界は平和になると信じています。
写真を通じて「愛」を共有すること、これが私たちのフェスティバルで実現させたい変わらぬ夢です。
KYOTOGRAPHIE 共同創設者/共同代表 ルシール・レイボーズ & 仲西 祐介
また、サテライトイベントとしてKG+が開催される。KG+はこれから活躍が期待される写真家やキュレーターの発掘と支援を目的に、2013年よりスタートしたアートプロジェクト。KG+は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭と連携し、同時期に開催することで国際的に活躍する写真家やアーティスト、国内外のキュレーター、ギャラリストとの出会いの場と国際的な情報発信の機会を提供するイベントとなっている。
こちらも開催第五回目となりイベントとしてかなり広く展開される。マップなどは公式ホームページにて確認して頂きたい。二つの趣旨で開催されるイベントで様々な角度から写真に触れ合う機会が出来るだろう。
京都は他の町に比べ、ギャラリーやギャラリーカフェのような場所が多いように感じる。しかしながら普段から触れ合うかというと意識的に見たことは少なかったかもしれない。このイベントを通して、京都の人たちの写真に対しての意識も変わっていくだろう。そして世界からも注目されているこの京都の町で写真というメディアで世界との懸け橋になるイベントにきっと成長していくに違いない。
KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭2017
日程 | 2017年4月15日(土)~ 5月14日 (日) |
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料金 | 前売りパスポート 2,500円 / 一般 3,000円 〈美術館「えき」を除く全会場を会期中各1回のみ入場可能〉ぴあ・イープラスにて販売中 その他、一部会場は入場料別途要。無料会場もあり。 |
会場 | 市内各所。下記にて確認できます。 |
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動物好き。
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今日と明日の間がとても曖昧な時に、お酒を飲みながら本を読み、文章を書くのが好きです。
多趣味ですが、ひとりぼっちの趣味ばかりです。