第二回 心刷祭
印刷が長野県松本市の工場にて、2023年4月22日(土)に、第二回『心刷祭』を開催する。
藤原印刷の工場を会場に、さまざまな形で印刷の魅力やつくり手の熱量に触れられる『心刷祭』。ワークショップやトークショー、ジャンルを超えた個性豊かな出店者まで、見どころたっぷりの贅沢なイベントだ。
第一回は2019年に開催。「来て ふれて つながる」をコンセプトとして、初回にも関わらず会場には300人が来場し大盛況に終わった。第二回となる今年はワークショップがさらにパワーアップ。厚さや重さ、質感が違う紙を積むことの奥深さを味わえる「紙積みワークショップ」や、PCが普及する以前まで印刷用データを作る際に行っていた、活字を探して並べる作業を体験する「活字探しワークショップ」が加わり、普段知ることができない印刷の現場や歴史を体験する機会となる。※ワークショップは事前予約制
「本×本業」というタイトルで開催される、クルミドコーヒー代表の影山知明氏と小杉湯代表の平松佑介氏による二足の草鞋を履く異業種対談や、『嫌われる勇気』のブックデザインを手掛けた吉岡秀典氏による「好きな装丁解説」など、トークセッションも見逃せない。
そして本、写真集、紙、雑貨、菓子、おやき、古道具などを販売する20の出店者たちは、藤原印刷の三代目である藤原兄弟がセレクトした個性豊かな面々となっている。作り手から話を聞いて商品に触れる機会は滅多にないし、製作時のこだわりを聞くのもいいだろう。
そうして“心刷”を立体的に感じることは、作り手との距離を縮め、一冊をより味わい深いものにするだろう。それは印刷に限らないし、カフェも、七味も、パンだって「ものづくり」。そんな兄弟のリスペクトさえ感じる、多種多様な職人たちに出会おう。
安曇野市でフレンチシェフが作るおやき屋の「儘に(mamani)」や、松本市で活動する「住所不定、大人を唸らすスパイスカレーSAN’Z」も気になる。抜かりないフード出店者へのこだわりもさすがだ。県外からの来場者にとっては、長野県の新たな魅力を発見する機会になるかもしれない。
会場・日時 | 2023年4月22日(土)10:30~16:30 |
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チケット | 入場無料(ワークショップの一部とトークショーは事前予約・料金が必要) |
イベント詳細note | |
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2000年生まれの双子座。よく動き、よく食べ、よく寝る。野菜と喫茶店とカレーライスが好き。
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