KYOTOPHONIE BORDERLESS MUSIC FESTIVAL
今年11年目を迎える京都市内を舞台にした国際的な写真フェスティバル『KYOTOGRAPHIE』が、新たな音楽フェスティバル『KYOTOPHONIE』を立ち上げた。『KYOTOGRAHIE』の会期である4月15日(土)~5月14日(日)の間、週末及びゴールデンウィークに京都市内のクラブやホールはもちろん、お寺や庭園でもライブが行われる予定だ。
『KYOTOPHONIE』は「ボーダレスミュージックフェスティバル」と位置付けられており、音楽のジャンルや国境を超えたライブ演奏を京都の特別な空間で体験する音楽祭を目指しているという。一方で今年の『KYOTOGRAPHIE』は「BORDER」がテーマ。ステートメントでは“KYOTOGRAPHIEでこの《BORDER=境界線》を巡る旅に出よう。”と呼びかけている。ボーダーについて補完し合う双方のイベントに足を運ぶことでテーマを多角的に楽しむことができそうだ。
また、パリ拠点のレーベル〈NØ FØRMAT!〉とのタイアップも特徴のひとつ。さまざまな音楽のフォーマットは社会的な要素が混じり合った豊かさの反映だと掲げており、レーベルからは中野公揮、Lucas Santtana、Trio SR9が出演。そのうち一組をレコメンドするなら4月23日(日)に〈金剛能楽堂〉で公演を行なうLucas Santtanaだ。最新アルバムの『O Paraíso』は風通しのよいフォークトロニカのイメージが残る作品だった。しかし普段と異なる環境で実際にライブを楽しむと、この印象も変化するかもしれない。
そういった期待もあってか『KYOTOPHONIE』は生でライブを聴くことを重要視している。デジタル上の世界が拡張するなか、歴史ある場所と体験を掛け合わせリアルな現場をつくること。それは行き来可能なデジタルとリアルの振り幅を大きくすることであり、『KYOTOPHONIE』のいう人間らしさなるもののボーダーを柔軟にすることでもあるだろう。
INFORMATION
詳細は公式Webサイトにてご確認ください。 |
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4月15日(土) | open 20:00 / start 20:30 |
4月16日(日) | 1st Stage open 13:00 / start 14:00 |
4月16日(日) | open 17:30 / start 18:00 |
4月23日(日) | 1st Stage open 13:00 / start 14:00 |
5月1日(月)、5月2日(火) | open 18:00 / start 19:00 |
5月3日(水・祝) | open 18:30 / start 19:00 |
5月4日(木・祝) | open 18:30 / start 19:00 |
5月6日(土) | 会場 ロームシアター京都 ノースホール |
5月13日(土) | 1st Stage open 14:30 / start 15:00 |
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札幌に住んでいます。きらきらしている音がすきです!
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