MTRL KYOTOにてオトトイの学校『加藤マニの状況別ミュージック・ビデオ制作入門』開催

音楽に関する様々な講座を開講しているオトトイの学校が京都で開催される。今回の講師はインディー、メジャー問わず数多くのミュージック・ビデオを制作している加藤マニ氏による『加藤マニの状況別ミュージック・ビデオ制作入門』会場は多種多様なクリエイターに間口を開き、多くのプロジェクトが随時行われているMTRL KYOTO。MV業界では常に最先端を走っている加藤マニ氏から直接講義を受けられるまたとない機会だ。

加藤マニ氏は映像ディレクターとして年間50本を超えるMVを制作している。インディーズ・メジャー分け隔てなくMVを制作する加藤氏だが、そこには「DJやVJ、レビューやエッセイ執筆等のオファーは来るもの拒まず、インディ精神を忘れない」という彼の信念があるからだろう。

ストーリー性のあるものからコミカルなものまで、バンドの要望に合わせてどんなジャンルでも対応してしまう引き出しの広さと自身のバンド経験も活かされたバンドに寄り添った形での提案力と迅速な対応が各方面から信頼されているのだろう。彼の制作したほぼ全ての作品は公式ホームページで閲覧することが可能であるが、錚々たる面々のMVを制作している事が分かる。現代の音楽シーンにおいて、彼の存在がいかに重要であるかを改めて確認することができる。

MV業界の中でも異端児として注目されている加藤マニ氏だが、意外な事に一番影響を受けている映像作品は「ドラえもん」や「シンプソンズ」などのポピュラーなアニメーション作品なんだとか。

そんな加藤マニ氏と音楽関連で様々なワークショップを展開しているオトトイの学校、更にはクリエイターが集まる空間MTRL KYOTOというコラボレーションでの講座の開講である。面白い事しか起きない状況は受講者だけではなく、きっと加藤マニ氏にとっても新しいモノを見つける一日になるのではないだろうか。クリエイターの発明の瞬間に立ち会えるかもしれないまたとないチャンスである。是非参加してみてほしい。