まちの見方を180°変えるローカルメディアづくりーCIRCULATION KYOTO開催
CIRCULATION KYOTO。ローカルメディアをワークショップから作ってしまうという新たな試みが行われる。全5回のワークショップでローカルメディアのあり方、実際の作り方からディスカッション、プレゼンテーションまで実践に使える展開。そしてワークショップ終了後は実際にローカルメディアづくり、さらにはメディア完成後記念トークまで一年間をかけてプロジェクトが遂行される。
本プロジェクトは、京都市の東部・呉竹・西・北・右京の各文化会館とロームシアター京都を円でつなぎ、そこから地域を眺めることで見えてくる新しい“京都ローカル”を探りながら、最適な“メディア”を構想・制作するプロジェクト。ワークショップ講師を兼ねる参加クリエイター、ワークショップ参加者、そして地域に根ざす生活者が共に地域の課題や魅力を掘り起こし、魅力的で挑戦的なローカルメディアづくりに挑むというプロジェクトである。
今までのメディアは町の中心部、文化の拠点に絞られたものや、逆にローカルはローカルで絞られすぎたものが多かったように思う。どちらも悪いという事ではなく、今回の新しい点は京都の周辺地域のローカルを見つめなおすことで、京都のまち全体を見つめなおすという点にある。点と点を結ぶことで、新しい京都を発見する。これは京都においても全国的に見ても大きな可能性なのではないだろうか。
講師陣として参加するクリエイターも様々な角度から、メディア制作に携わる人たちが揃う。NPO法人「芸術公社」の設立メンバーであり『ローカルメディアの作り方』の著者でもある影山裕樹氏を筆頭にアートディレクター、ライター、建築家の方まで。多種多様だが、それぞれメディアや地域のあり方について考えている方々が集結する。ワークショップの日程は下記の通り。
第1回
オリエンテーション&レクチャー&インタビュー
「新たな“移動”を促すローカルメディアのかたちとは」
会場:京都市東部文化会館⇒京都市北文化会館⇒京都市呉竹文化センター
日時:2017年6月17日(土)10:00~12:30/14:00~18:00
講師:影山裕樹、上條桂子、榊原充大ほか
第2回
ブレーンストーミング&インタビュー&フィールドワーク
「地域の課題と宝物を見つけるリサーチ」
会場:京都市右京ふれあい文化会館⇒京都市西文化会館ウエスティ
日時:7月8日(土)10:00〜12:30/14:00~18:00
講師:影山裕樹、榊原充大ほか
第3回
レクチャー&ディスカッション
「地域に入り込む取材・交渉・デザイン」
会場:ロームシアター京都⇒各文化会館
日時:7月22日(土)10:00~12:00/13:30~17:00
講師:影山裕樹、加藤賢策、上條桂子ほか
第4回
ディスカッション&公開講座
「地域の課題と魅力を可視化する企画力」
会場:ロームシアター京都⇒各文化会館
日時:8月5日(土)10:00〜12:00/13:30〜17:00
講師:影山裕樹、加藤賢策、上條桂子、榊原充大ほか
第5回
プレゼンテーション&ディスカッション
「新たな“移動”を促すローカルメディアのかたちとは」(一般公開)
会場:未定
日時:8月6日(日)13:00〜17:00
講師:影山裕樹、加藤賢策、上條桂子、榊原充大
なお、ワークショップへの参加は無料、応募締め切りは5月26日 (金) までとなっている。
全五回のワークショップを終えると8月中旬から2018年3月まで参加者の中で希望者を募り、実際のローカルメディアを作る。ワークショップは体験などで終わってしまう事が多い中、そのあとに実践としてメディアの作成が出来るというのは大変珍しい。これはこのワークショップへの自身と、参加者への期待があるからに他ならない。
地域と地域の繋がり、人と人との繋がりにしっかりと向き合い、見つめなおすことで僕たちは今までの固定概念から解き放たれ、新たな自由を手に入れる事ができるはずだ。
CIRCULATION KYOTO
対象 | ・出版、編集、グラフィック・デザイン、アートプロジェクトなどに興味のある方、メディアづくりのスキルを有する方。 ・町内会、商店会等で実際にまちづくりや地域の活動に携わっている方、興味のある方。 ・人と人をつなぐ出来事づくり、場づくり、仕組みづくり等に興味のある方。 |
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募集人数 | 30名~40名程度(応募多数の場合書類選考あり) |
申込方法 |
WRITER
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動物好き。
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今日と明日の間がとても曖昧な時に、お酒を飲みながら本を読み、文章を書くのが好きです。
多趣味ですが、ひとりぼっちの趣味ばかりです。