猟奇的ピンク 第五回本公演 『キネマの憂鬱』
12月5日(土)、6日(日)に、大阪市中央区にある劇場〈ウイングフィールド〉にて、大阪を拠点に活動する演劇製作ユニット、猟奇的ピンクによる公演 『キネマの憂鬱』が上演される。
猟奇的ピンクは企画制作 / 劇作の鶴山聖が代表を務める演劇製作ユニット。これまでアイドルやピアニスト、他団体のディレクター等と共に、本公演を4回、番外企画「Extra」を9回行ってきた。また、アイドルライブのシークレットゲストや東京で開催される街フェス・フェスボルタへの出演など、劇場の枠組みを飛び越えて活動を展開している。
今回はウイングフィールドが主催する関西若手劇団の登竜門である演劇祭『WINGCUP(ウイングカップ)』に参加しての公演。スタッフも豪華メンバーが揃い、空間デザインはブランドDROPデザイナーの金子美尋、パンフレット制作はフリーペーパー『himagine』編集長のマツ、選曲はオンライン専門のセレクトCDショップを手がけるSABOTEN MUSICが担当。劇中映像制作は、最新作『鬼才監督』がゆうばり映画祭2020でショートフィルムコンペティションに選出された金本慎吾、スチール撮影と写真展示はフォトグラファー・はくしらこが務める。 これまで演劇のジャンルに限らずコラボレーションをしてきた猟奇的ピンクだからこその多彩なアーティストが集結した。
演劇界からもテクニカルスタッフとして、照明・ドラマトゥルクにN₂(エヌツー)の杉本奈月、演出サポートにプロトテアトルのFOペレイラ宏一朗など、歴代の『WINGCUP』最優秀賞受賞劇団の両代表をはじめとする経験豊富なスタッフが集まった。「かわいくて、かっこいい女の子」を独自の視点で描き続けた鶴山作品の集大成。ぜひ足を運んでほしい。
猟奇的ピンク 第五回本公演 『キネマの憂鬱』
推薦文
~人生を映画にしたら、辛い気持ちも一人だけじゃなくて、全部いい作品になる。生き方は人それぞれで、きっと正しいと思いました。
-suisui 百鬼朱紀
Story
女性アイドル’あいり’の熱心なヲタク’ひな’。芸能活動をしている同級生の’りこ’。二人は同じ高校に通いながらも全く別の世界で生きていた。
時が流れ高校を卒業したりこは、あっさりと芸能界を去る。そんなある日、りこは仕事先で凛とした女性’さら’と出会う。
自分の選択に迷いがないさらは、世間から偏見の眼差しが消えないAV女優だった。
一方、ひなは別れの言葉も交わせないまま、あいりのグループが解散してしまい、生きる希望を失っていた。
そんなことを知るよしもないあいりは、オシャレな街のカフェで普通の女の子として第二の人生を歩み始めていた。
交錯することのなかった二人の人生が、決して日の当たることのない所で交わる時、止まっていたキネマが動き出す――。
日時 | 12月5日(土) start 13:00 / 19:00 |
---|---|
会場 | ウイングフィールド 《感染症対策について》
|
出演 | ヤマナカサヨコ / えるしおん。 / 望月ほたる (以上、猟奇的ピンク) |
スタッフ | 脚本・演出・企画 鶴山聖(猟奇的ピンク) 撮影協力:シアターセブン / 尼崎tora / TOWER RECORDS梅田NU茶屋町店 |
料金 | 特典付予約チケット:3,000円 特典付アーカイブ配信チケット:2,000円 ※公演終了後から一週間限定で視聴可。 ※各チケット特典: suisui 百鬼朱紀による3000字レビューを収録したオリジナルパンフレットデータ ※残席がある場合に限り、当日チケット (4,000円 / 特典なし)を会場にて販売。 |
予約 | 特典付予約チケット:http://t.livepocket.jp/t/g-b9m 特典付アーカイブ配信チケット:https://ryoukitekipink.stores.jp |
お問い合わせ | 猟奇的ピンク |
猟奇的ピンク
「猟奇的ピンク」は大阪を拠点に活動する演劇製作ユニット。
アイドルやピアニスト、他団体のディレクター等と共に、今までに本公演を4回、番外企画「Extra」を9回行う。
モノローグやリフレインによって孤独や諦観を描く事が多く、詩的(あるいは私的)な表現を用いたツイート劇とも評される。
毎公演、演劇という媒介を通して、様々な人、企画とのコラボを積極的に行っている。
WRITER
-
92年生。「役者でない」という名で役者してます。ダンスやパフォーマンスも。言葉でも身体でも表現できる人間でありたいです。
OTHER POSTS