空降る飴玉社 玉虫シアター 『光る春、瞬くと青は過ぎ去って行った』
3月19日(金)から21日(日)に、空降る飴玉社の公演『光る春、瞬くと青は過ぎ去って行った』が〈恵文社一乗寺店〉にて行われる。脚本・演出は加藤薫。
今作は“アート”や“キャンプ”をキーワードに据えた作品だ。社会に馴染めない 5 人の若者が一夜を過ごす中で、それぞれが、社会や過去、未来から逃げてきた現実にむきあい、希望を見出していく。現実で他者との触れ合いが難しい今こそ、フィクションである演劇が見る人々の道標になることを願って上演される。
5回の公演のうち、3回はYouTubeで公演を配信。2回は会場での有観客公演として行われる。それぞれの日程を確かめて、好みの方法を選んで楽しもう。
STORY
高校中退の過去を持つ炉(いろり)は、親友の世彦(ときひこ)と、北アルプスの麓・水郷村(すいきょうむら)で小さな喫茶店を営んでいる。
二人は、喫茶店に訪れた人なら、誰でも参加歓迎のキャンプ企画を不定期で開催している。
春と言うには冬の寒さが残る三月下旬。今回のキャンプには、売れないイラストレーターの皓(こう)と、大学院受験に失敗した青(あお)、そして、高校生でデビューを果たした天才「元」小説家の凪湖(なぎこ)の三人が参加することになった。
自然のわさび沢が広がる静かな山の中、こだわりを捨てることで、自らが先に断つことで、自分にも他人にも嘘を吐くことで、今までを何とか生きてきた人々が、ともに過ごす少しだけ特別な一夜。
世間から逃げるように閉じこもった孤独の先で出会った僕たち、私たちは、お互いの生き方に、もがく姿に触れることで、徐々に”光の春”を求めていく――
空降る飴玉社
加藤 薫 が脚本・演出をする演劇団体。
大人になるにつれ「落ちこぼれてしまった」ものの中に潜む輝きを作品として「降らせる」ことをコンセプトに活動。日常の延長線上にあるドラマを、登場人物の繊細な会話と感情表現により「人生の切り抜き」として表現する。
INFORMATION
日時 | ☆:有観客公演 ★:無観客配信 ※各回配信URL |
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会場 | 恵文社一乗寺店 COTTAGE
アクセス |
出演 | ゆうぞう(てんこもり堂) |
スタッフ | 脚本・演出: 加藤 薫 |
料金 | 有観客公演 ¥2,000(一律) |
予約・お問い合わせ | ※会場での有観客公演のみ要予約。
観劇予約専用サイト:https://www.quartet-online.net/ticket/springblue20210319-21
E-mail:skycandydrop@gmail.com ※件名「光る春予約」でお名前・日時・枚数・お電話番号・メールアドレス・住所を明記(新型コロナウイルス感染拡大防止のため、明記必須)。
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WRITER
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92年生。「役者でない」という名で役者してます。ダンスやパフォーマンスも。言葉でも身体でも表現できる人間でありたいです。
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