青葉市子×Taylor Deupree『TIDA tour 2017』京都公演がCLUB METROにて開催
京都METROに青葉市子とテイラー・デュプリーのユニットでの公演が決定した。今回の来日公演は京都と東京の2か所での開催。そのうち京都公演はMETROにて開催される。
ライブは晴れ豆インターナショナルpresentsとなっているが、東京公演の会場でもあるライブハウス「晴れたら空に豆まいて」の企画だが、晴れ豆インターナショナルはその中でも海外アーティストの来日公演をプロデュースしている。今回出演する青葉市子は、晴れ豆インターナショナルpresentsでアートリンゼイが来日した際にも出演をしている、相性の良いイベントと言っても良い。
テイラー・デュプリーと言えば、NY在住のマルチアーティスト。様々な方面での表現活動をしており、サウンドアート、グラフィックデザイナー、写真家としての活躍している。また、97年にはデジタルミニマリズムの現代様式に焦点を当てたレーベル12kを設立し、坂本龍一やKane Ikin、Richard Chartierなどが参加をしている。さらに2000年にはリチャード・シャルティエと12kのサブレーベルとして、コンセプチュアルかつウルトラミニマルな電子音響、そして音と静寂とリスニングアートとの関係性を探究するレーベル、LINE を設立。世界中のアーティストも紹介しながら、自身も12kだけでなく、多くのレーベルから音源をリリースしている。
テイラーはライブでもコラボレーションでのライブも多数行っており、12kにも在籍している坂本龍一は自身がテイラー・デュプリーの大ファンだと公言していることもあり、テイラーとのコラボレーション公演も行っている。
一方、青葉市子は90年生まれのシンガーソングライター。最近では歌だけではなく、「cocoon」などの舞台出演やCM楽曲制作、ナレーション活動など多方面で彼女の名前を聞くようになった。その透き通った唯一無二の天性の声とクラシックギターの柔らかな音と相まって彼女にしか出せない世界を表現する。
彼女も坂本龍一や細野晴臣、小山田圭吾など名だたるアーティストとセッションやコラボレーションを重ね、音楽的実力も相当なものである。声に注目されることが多いが、ギターテクニックも素晴らしく、その優しいピッキングから折り重ねられる和音とメロディは単体でも楽しめる位に美しい。
お互いに独自の世界を作り上げるアーティスト同士の共演。そしてお互いにコラボレーションでのライブや作品を得意とする者同士の共演。電子音楽とアナログ音楽の二つの世界が出会う時、第三世界が誕生する『TIDA tour 2017』6月の公演だが、今から首を長くして待ちたいと思う。
晴れ豆インターナショナル presents テイラー・デュプリー × 青葉市子 “TIDA tour 2017”
日時 | 2017年6月9日(金) OPEN19:00 / START19:30 |
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会場 | CLUB METRO |
出演 | テイラー・デュプリー /Taylor Deupree(electronics) 青葉市子(Vo / Gt) |
チケット | 前売¥3,500 ( +1drink ) / 当日¥4,000( +1drink ) チケットぴあ(0570-02-9999、Pコード:330-922) / ローソンチケット(ローソンLoppi、Lコード:54379) / e+(http://eplus.jp/) にて4/22より発売開始 |
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今日と明日の間がとても曖昧な時に、お酒を飲みながら本を読み、文章を書くのが好きです。
多趣味ですが、ひとりぼっちの趣味ばかりです。