大野松雄 音の世界—番外編—
2020年10月4日(日)に、音響デザイン界の伝説的存在、大野松雄のイベント『大野松雄 音の世界—番外編—』が、CLUB METROと有料配信で行われる。
大野は戦後のテレビ放送黎明期から活動する音響デザイナー。日本初の国産アニメーション『鉄腕アトム』では、アトムの足音を作り出した。その後も幅広いジャンルで活動し、今年90歳を迎えながら現役である。今年は、1月に行われたエクスペリメンタル・ユニット3RENSAとの即興ライブを収録した『space_echo』を4月にリリース。9月末にも、京都で創業155年を迎える〈宇治香園〉の依頼を受けて製作した『茶の木仏のつぶやき』の発売が控えている。これらのリリースと大野の90歳を記念して、今回のイベント開催が決まった。会場は、大野が過去にもLIVEパフォーマンスを行ってきたCLUB METRO。今なお活動を続ける驚異的なエネルギーの源泉をたどるトークと、オープンリールを駆使する即興ライブの2部構成を予定している。
サポートには大野のライブに欠かせない“助手”であり映像作家の由良泰人と、大野を師と仰ぐ“見習い”で電子音楽家のRUBYORLAが駆けつける。音響デザインのレジェンドが繰り広げる世界をぜひ楽しもう。
日時 | 2020年10月4日(日) |
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会場 | |
出演 | 大野松雄 |
料金 | CLUB METRO入場 前売り ¥3,000 / 当日 ¥3,500(+1ドリンク代別途 ¥600)
有料配信チケット by ZAIKO |
予約 | CLUB METRO入場
有料配信チケット by ZAIKO |
備考 | ※配信のURLは購入したZAIKOアカウントのみで閲覧可能。 |
お問い合わせ |
大野松雄
1930年東京生まれ。映画や黎明期のテレビで音響制作に携わり音響デザイナーとしての地位を固める。日本初の国産アニメーション『鉄腕アトム』では新しい音響表現を作り出し後進に大きな影響を与える。その後数々の「万博」、科学映画他幅広いジャンルで活動。音楽家レイ・ハラカミのアルバム『レッドカーブの思い出』では史上最高齢のリミキサーとして参加。2010年には半生を描いたドキュメンタリー映画『アトムの足音が聞こえる』が公開。また2014年には大病を克服し京都・〈龍谷大学アバンティ響都ホール〉(現龍谷大学響都ホール校友会館)にて、大友良英氏、大口俊輔氏をゲストに迎えての音の個展、『大野松雄「音の世界」』を開催。またライフワークとして知的障がい者施設、〈社会福祉法人大木会もみじ・あざみ寮〉(滋賀県)に深く関わり、記録映画の制作から寮生による創作劇での音響制作など、公私を超えた関係を40年以上築いている。
由良泰人(ゆらやすと)
音響デザイナー助手兼、映像作家。実写やCG、アニメーションを取り入れた映像表現で作品を制作し、国内外の映画祭や展覧会に多数参加。近年は作品制作だけでなく、公募映像作品を発表する場として『VIDEO PARTY』を主宰。作品の上映と作家交流を国内や韓国、台湾、アメリカなどでも行う。また映像作品を中心に扱う〈Lumen gallery〉を京都河原町五条に開設し企画運営にも関わる。大野氏のライブではテクニカルサポートも務める。大野氏とは25年来のお茶飲み友達。
Twitter:https://twitter.com/y2ura
RUBYORLA (ルビオラ)
音響デザイナー見習い兼、京都在住の電子音楽家。メディアアーティスト岩井俊雄とYAMAHAが共同開発した電子楽器「TENORI-ON(テノリオン)」の公式奏者として『グッドデザインEXPO2008』や『ナレッジキャピタル2011』など多くのステージでメインアクトを務めた他、自らがリーダーを務める電子雅楽バンド Harp On Mouth Sextet では『フジロック』、『渚音楽祭』など多くのフェスに出演し、国内外から注目を集める。近年は EP-4 や EP-4unit3 のメンバーとしてライブに参加するなど活動は多岐に渡る。
Twitter:https://twitter.com/rubyorla
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92年生。「役者でない」という名で役者してます。ダンスやパフォーマンスも。言葉でも身体でも表現できる人間でありたいです。
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