【2024年12月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

今回ご紹介するアーティストは、2018年に藤森翔平（Gt / Vo）と寺前咲恵（Vo）の2人で結成された男女ツインボーカルデュオ、SLOWBASEです。

アシッドフォークやジャムバンドの要素を取り入れた音楽性は、どこか懐かしく、けれど唯一無二の空気感で、どの楽曲も繰り返し聴きたくなる魅力に溢れています。

先日は〈青山月見る君想フ〉にて、都心で初となる主催イベント『Yonder』を開催（2024.11.21）し、ゲストにはGlider、The Wild Flower & Mystic Smokeを迎えるなど、この２人ならではの活動は今後も目を離せません！

個人的には、Digital 2nd Singleとして発表された“ゆれる”と“くつおと”という曲を最近よくリピートして聴いておりますが、最新シングルの“Coyote”も耳に心地よく馴染む楽曲でおすすめです！「フォーキーであり、オルタナティブであり、グッドミュージック」を掲げた彼等の音楽はとてもあたたかく、聴く人の生活を共に歩いてくれるような存在になると思います。

こんにちはこんばんは、クック店長です。

今回は知る人ぞ知るとはこのこと、全然新人でもない10年選手、僕の友達ドン・マルティネスをご紹介。

脳みそ空っぽにしても入ってくるシンプルな歌詞が中毒性抜群。

そして言葉を超えた人間のグルーヴが観る人を踊らせます。

彼らのようにあんなにちゃんとふざけられるバンドはなかなかいないと思います。

（やらされているという話もなきにしもあらず）

ドンマルが出るイベントは何かが起こる。

ドンマルがいるから何かが起こる？

周りにいる人が放って置けないみんなを巻き込む魅力があるのです。

かく言う僕もその一人。

次は一緒に何して遊ぼうか。

あれやこれや考えずに合言葉はこれだけ、

“やっちゃおう”

あなたもよかったら混ざりませんか？

きっと楽しいよ！

ヤバイネ！

ぜひ一度ライブに足を運んでみてください。

あなたの中で何かが変わる。かも……

【ドン・マルティネス】

2012年結成、メンバーはハットリイサク（Ba / Vo）、 ムラカミダイスケ（Sax / Cho）、 スミタヨウヘイ（Dr）、 もりおかよしひろ（Gt / Cho）。

ロック・ファンク・ニューウェーブなどをつまみ食いしつつ、グルーヴィな演奏で踊れるライブは「ニューお祭りファンクネス」「現代のじゃがたら」などと称されているとかいないとか。

ふざけた趣向を凝らした自主企画には定評があり、人気企画『やっちゃ王国の秘密シリーズ』は全出演者シークレットにも関わらず毎回異常な期待と盛り上がりをもって開催されている。

2023年4月と11月には〈下北沢BASEMENTBAR〉との共催で、毎週月曜日に４週連続で同企画を開催。各所で「あれなんなの？」と話題になった。

2014年にセルフタイトルとなるCDアルバムを発表。

2024年、10年ぶりとなるヤバい音源を発表。

やっちゃおう。

今回紹介するのは都内を中心に活動しているパターソンというバンドです。

はじめて聴いた曲は1st single『P.S』に収録されている“桃”という曲です。何度も聴いてしまうようなキャッチーなメロディと内にある気持ちを特別にしてくれる詩が良いです。ソロでも活動しているセリザワヒナタ（Gt / Vo）のきゅるんとした透明感のある愛らしい歌声は、初めて聴くひとの興味を惹きつけます。力が抜けていて少し乾いているセリザワヒナタの歌声が、“桃”の中に出てくる詩とリンクして曲の解像度が増します。各種サブスクリプションにも歌詞が出てるので、是非見てほしいです。

初めて出演してもらったライブは共演に合わせてメロウな曲が中心でしたが、SNSのライブ映像を観るとパワフルな一面もありそうです。幅の効いた楽曲たちを最大限に活かして様々なジャンルのライブで目を引きそうなパターソンの変化をお見逃しなく！

次回の〈下北沢THREE〉への出演は1月27日（月）『生活の礎 VOL.14』です。会場でお待ちしてます！