COLUMN

【2026年8月号】月刊アジア音楽レポート

ライター・編集者の中村めぐみが、国境を越えて広がるアジアの音楽シーンの現在地をお届けする連載『月刊アジア音楽レポート』。8月号は、アジアのインディー音楽を日本へ届ける現場で活動する若手スタッフへのインタビューをはじめ、各地から届いた注目のニューリリース、日本で開催されるアジア音楽イベント、そして日本語で読める最新のインタビューやメディア情報を紹介します。

MUSIC 2026.08.25 Written By 中村めぐみ

アイキャッチデザイン:イマムラタイチ

アジア音楽人探訪:「好きな音楽に嘘をつかない」——“BiKN”ブランドを支える中国出身の新卒社員、ケンくん

9月5日(土)、東京〈Shibuya PIT ZERO〉で台湾のシンガーソングライター、Misi Ke(柯泯薰)の来日ライブが開催される。ブッキングや制作を担当するのは、中国・南京出身で2026年にBiKNチームに加わった張子健さん、愛称 “ケンくん”。

(ケンくん 近影)

彼にとってMisi Keは、単なる出演アーティストではない。中学生の頃から聴き続けてきた思い入れのある音楽家であり、日本へ初めて招聘する記念すべきアーティストだ。

 

「中学生の頃、Misi Keのアルバムを繰り返し聴いていました。あれから10年以上経って、日本でライブを制作することになるとは思っていなかった」

 

南京出身のケンくんがインディーズ音楽に惹かれたきっかけは、文学だった。もともと古典小説や詩が好きで、自分で文章を書くことにも夢中になった。表現したいことがたくさんあった彼にとって、詩は自分の内側にあるものを偽りなく外へ出せる表現だった。

 

「文章は嘘をつくことができるけれど、詩は嘘をつくことができない」

 

幼い頃からダンスを習っていたこともあり、ブラックミュージックには自然と親しみがあった。中学生の頃、当時流行していたカルチャー系SNS・ドウバン(豆瓣)などを通じて中国のインディーズ音楽を聴きはじめ、詩的な世界観を大切にするフォークやブラックミュージックをルーツとして意識するようになる。ボブ・ディランやレナード・コーエンを聴き、彼らの歌詞を真似して自分でも書いた。現在もっとも好きなアーティストとして挙げるのがボン・イヴェール。日本では青葉市子が好きだという。

 

2022年に日本に来た当初は大学院への進学を考えていたが、研究よりもライブの現場に惹かれ、音楽系の専門学校へ。照明を学びながら、2023年には『全感覚祭』にボランティアとして初めて現場に入り、2024年からは『SYNCHRONICITY』にも参加。また、2024年から〈六本木SCHOOL〉、〈南青山VENT〉でアルバイトも始め、様々なイベントに関わってきた。

 

一方で、卒業後の進路として日本の音楽業界に就職するには、外国人であることやビザの問題に直面した。それでもライブ現場に通い続け、中国のアーティスト、張醒嬋(Nono)をサポートするなど、接点を絶やさなかった。そうした活動の中で出会ったのがBiKNだった。

(2025年11月、BiKN Festival shibuyaにて、折坂悠太さんと。写真右がケンくん)

BiKNは、2023年にスタートした、アジアのインディー音楽を紹介する東京・渋谷発の音楽プロジェクトだ。ある日、BiKN主催の藤澤慎介氏から一通のLINEを受信したケンくん。内容は「今日会える?」というシンプルなものだったという。

 

「実は、1回目は断りました。藤澤さんは現場で会うといつも酔っぱらっていたからです(笑)」

 

2回目にメッセージを受け取ったときに、会いに行くと、BiKNチームで働かないかという誘いだった。これまで就職活動で出会った音楽関係者が、ケンくんの存在を藤澤氏に繋いだという。

 

藤澤氏は、以前からケンくんを「頑張るやつ」と感じていたという。BiKNと関わりのあった学生団体から離れたことをきっかけに、改めて本人と話してみようと声をかけ、BiKNチームで働くこととなった。

 

詩を通して出会ったインディーズ音楽への思いは、現在にもつながっている。彼がブッキングで大切にしているのは、「偽りなく向き合える音楽かどうか」だ。「バズやフォロワー数ばかりが注目される状況になると、みんなミュージシャンではなく、インフルエンサーになってしまう」と話す。

 

「仕事をちゃんとやることは大事。でも、心から音楽を好きな気持ちを忘れないようにしたい。誰かに音楽を本気で届けるなら、まずは自分自身に嘘をつかないことが大事なんです」

 

その姿勢は、今年のBiKNのスローガン「We Do Care Asian Indie」にもつながっている。中国、台湾、タイ、インドネシア、韓国など、アジア各地の尖ったアーティストを東京へ集め、日本のミュージシャンにも新しい刺激を届ける。

 

「アジアのアーティストを聴いてもらう機会を、もっともらえませんか?」

 

中学生の頃、南京で聴いていたMisi Ke。その音楽を今度は、自分が日本の誰かへ手渡す。9月5日の〈Shibuya PIT ZERO〉は、ケンくんにとって時を越えた「世界線」が交差する場所になる。

▼Misi Ke(柯泯薰)ライブ情報はこちら


https://bikn.asia/misike/

ニューリリース

pada(台湾)『拆 / dismantle』

台湾音楽シーンの裏方として約20年にわたり活動してきた音楽家・padaが、初のソロ名義によるアルバム『拆 / dismantle』を7月27日にリリース。独自に話を訊いた。 オルタナティブ・フォークを基調とする全7曲は、抑鬱とともに生きる中で生まれる戸惑いや葛藤、そして自分自身を解体しながら、現在の自分を理解していく過程を描いている。

 

アルバムの起点となるのは、同名曲“拆 / dismantle”。作品全体をひとつの物語として捉えるなら、日常と平衡を保っていた人格が少しずつバランスを崩し、不快感や自己への疑念を抱えながら、それでも再び内面と外面の均衡を取り戻していくまでの道のりだ。

 

その物語を表現するために選んだのが、アルバム全体をほぼワンテイクで録音する方法だった。ループマシンを多用しながらリアルタイムで音を重ね、後から編集したりピッチを補正することもない。演奏中に生まれた偶然やミス、コントロールできない瞬間まで、そのまま作品に残している。

 

こうした手法を取った原点には、大学卒業前後に組んでいた実験音楽ユニットでの経験がある。木琴や鉄琴、ドラム、ランダムなシンセサウンド、そしてpada自身のギターとベース。固定された曲の長さや明確な展開はなく、「感情がそこに来たら転換したり終わったりする」ような音楽を演奏していた。その活動を通じて現代音楽やミニマル・ミュージックに触れ、「有機的であること」「ゆっくりと変化すること」「再現できないこと」といった、ポップ・ミュージックではあまり現れない概念に惹かれていったという。

 

「創作の核として伝えたいのは、ゆっくりと長く続いていく過程でした。やり直すことのできる方法で録音してしまったら、最も重要なその過程と、その瞬間にしか存在しないものを失ってしまうと思ったんです」(pada)

 

padaが音楽業界に足を踏み入れたのは2007年頃。当初は録音技術を学ぶつもりだったが、縁あって人気バンド・Sodagreen(蘇打綠)のツアー・エンジニアとなり、5年間にわたって現場経験を積んだ。その後はレコーディング・スタジオのアシスタントを経て、Lo Ta Yu(羅大佑)の制作会社・大右音樂へ。2017年には羅大佑のアルバム『家III』で制作協力と録音を担当し、翌年には『台湾金曲獎』で「最優秀アルバム録音技術賞」を受賞した。

 

さらに近年はAnpu(安溥)、Sorry Youth(拍謝少年)、Cheer Chen(陳綺貞)など人気アーティストの作品制作やライブに携わり、ドキュメンタリー映像の音楽やミュージカルの音楽設計などジャンルレスに携わる。

 

そんなpadaが満を持して発表したソロアルバムには、音楽を「整える」ことよりも、偶然や揺らぎを残すことで、その瞬間にしか生まれないものを受け入れようとする姿勢が貫かれている。即興演奏というより、ある程度意図して組み立てられた音楽を、一度きりの演奏として記録した作品だ。

 

「このアルバムを聴いた人には、安心して傷ついて、安心して落ち込んでほしい。急いで自分を良くしようとしたり、治そうとしたりする必要はありません。人生は長いから、いつか心地よいありかたを見つける機会がきっとあります」(pada)

 

『拆 / dismantle』がもたらすのは、自分自身の不完全さと向き合う静かな時間だ。


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Dongker(インドネシア)“Lagu Selepas Hujan”

インドネシアで第三の人口規模を誇る都市・バンドンのバンドDongkerが、8月28日リリース予定の2ndアルバム『Melankolia Radikal』に向けた、3曲目にして最後の先行シングル“Lagu Selepas Hujan”をリリース。高速でエネルギッシュなパンク・サウンドで知られる彼らが、今回は一転して内省的なバラードへ。「雨上がりに君を探して帰る(Selepas hujan Kuingin pulang mencarimu)」というセンチメンタルな情景から始まるこの曲は、実は恋愛ソングではない。彼らの故郷バンドンの都市開発や、政府の政策によって困難な生活を強いられる人々の姿を見つめ、近代社会の歪みを描いている。

 

彼らと同じくバンドン出身の音楽ライターであるイルファン・ムハマドによれば、「歌詞に出てくる“アストレア”は、インドネシアで80年代中盤以降に人気を博したホンダ製のバイクで、20年以上経ってもよく動くことで知られています」と語る。こうした生活に根差した固有名詞が登場することで、政府の政策によって困難な状況に置かれる中産階級の日常が、より具体的に浮かび上がる。歌詞の「アスファルトに空いた穴が市民を傷つける(Lubang-lubang aspal Mencelakai warga)」という一節は、路面の不整備によって実際に起きたバイク死亡事故とも結びついている。

 

ただし、社会問題のみを取り上げるのではなく、この曲の歌詞は「どうか僕らが幸せになれますように」と結ばれる。近代都市のなかで生きる者の憂鬱と、それでも愛する人と幸せに暮らしたいという願いを歌った一曲だ。

 

なお、Dongkerは9月4日から12日まで、全国8会場を回る初の日本ツアーを行う予定。


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Renée (韓国)『LUST』

韓国・ソウルを拠点に活動するシンガーソングライター、Renée(ルネ)が8月6日に1stアルバム『LUST』をリリース。RemaやThe Weekndから影響を受けたという彼女が、アフロビーツを軸にブラジリアン・ファンク、ハウス、R&B、電子音楽を横断しながら、自身の音楽性を提示した一枚である。

 

プレスリリースによると、タイトルの『LUST』は「コントロールしがたい強烈な欲望」を意味する。単純な恋愛や日常の物語ではなく、人間の内側にある欲望や善と悪の二面性をテーマに、アルバム全体をひとつの物語として構築。エレクトロニックなサウンドデザインとエスニックなパーカッション、そして力強く繊細なボーカルが組み合わさり、アフロビーツを起点としながらも一つのジャンルには収まらない作品に仕上がっている。

 

アルバムには、2025年リリースのダブルシングル“RANA”を手がけたOLOGIをはじめ、音楽プロデューサーチーム・Channel201としても活動するDAULらが参加。さらに、Eric Minz、Marv、PAAK、NECTAといった、ヒップホップ、アフロビーツ、電子音楽など異なるシーンで活動するアーティストをゲストに迎えている。ジャンルの境界を軽やかに行き来する顔ぶれからも、現在の韓国音楽シーンにおける多様なサウンドの交差が感じられる。


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JUGO DJAROT(インドネシア)『ALTAR』

インドネシアの音楽家、JUGO DJAROT(ジュゴ・ジャロット)が7月28日にアルバム『ALTAR』をリリースした。オブスキュア・ディスコやヴィンテージ・ソウルを現代的なサウンドへと昇華した一枚。

 

ソウルの豊かな質感とシンセサイザーによる現代的なサウンドスケープを重ねたバラード調のソングライティングが中心。トラウマや禁じられた欲望、自分自身の「壊れている」と感じる部分と向き合う。ヴィンテージ・ソウルやディスコの温もりをまといながら、痛みや弱さを静かに見つめた作品だ。

 

人気R&BバンドThee Marloesや著名なDJ・作曲ユニットDiskoriaのメンバーも参加。インドネシア音楽ファンにもぜひチェックしていただきたい。詳細はDiskunion商品ページにて。

 

Diskunion商品ページ:https://diskunion.net/latin/ct/news/article/10/142521


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KORLAKANG(タイ)『SAMONG SAI』

タイ・バンコク西岸トンブリーを拠点とする4人組、Korlakang(コーラカン)のデビュー7インチが《Guruguru Brain》からリリース。タイ伝統音楽の郷愁を誘う旋律と、70年代サイケデリック・ロックの揺らめく質感を融合した、アジアン・サイケ好き必聴の一枚。限定500枚プレス。

 

Diskunion商品リンク:https://diskunion.net/latin/ct/detail/1009270766


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Chezka(フィリピン)“Amoeba”

フィリピン・マニラを拠点に活動するシンガーソングライター、Chezka(チェズカ)が6月26日に“Amoeba”をリリース。インディー・フォークを基調に、余白を生かした親密な歌と率直なソングライティングで注目を集めている。

 

15歳からTikTokでオリジナル曲を発表し、2026年にはSpotify「RADAR Philippines」に選出。現地メディアでも“Amoeba”の脈打つようなサウンドと独特の歌声が評価されている。


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before the night ends(香港)『仲夏小風波』

香港の4人組バンド、before the night endsが7月20日に1stアルバム『仲夏小風波』を発表。湿った夏の夜のような曖昧な出会いや、心の揺れ、歓びと後悔を切り取った11曲を収録。7月25日には香港〈PORTAL〉で初のワンマンライブも開催された。


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才能有限公司×HARIKUYAMAKU(台湾×日本)『踅踅DUB 』

台湾・台北のバンド、才能有限公司(Talent You Shame Gongs)と、沖縄を拠点に活動するダブ・プロデューサー/エンジニアのHARIKUYAMAKUがコラボレーション。台湾語を軸にレゲエや多彩な楽器を取り入れてきた才能有限公司の音楽を、HARIKUYAMAKUがダブへと再構築する。台湾と沖縄、それぞれの土地に根ざした音楽が「DUB」を介して交差する一作。


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日本開催のアジア音楽イベント情報

9月

【来日】Dongker(インドネシア)

インドネシア・バンドンのパンクバンドDongkerが初の日本ツアーを開催。東京、横浜、埼玉、名古屋、大阪の5都市8会場を巡る。

 

日程:2026年9月4日(金)

会場:東京・Flat Nishiogikubo

 

日程:2026年9月5日(土)

会場:東京・Wall Hatsudai

 

日程:2026年9月6日(日)

会場:埼玉・Corner Book

 

日程:2026年9月8日(火)

会場:名古屋・Club Zion

 

日程:2026年9月9日(水)

会場:大阪・Hokage

 

日程:2026年9月10日(木)

会場:東京・Moonstep Nakano

 

日程:2026年9月11日(金)

会場:横浜・Music Bar Journey

 

日程:2026年9月12日(土)

会場:東京・Rinky Dink Hachioji

 

詳細:https://punxsavetheearth.com/dongker-japan-tour-2026-announced/

 

【来日】THEE MARLOES(インドネシア)

インドネシア第2の都市・スラバヤ出身のR&Bバンド、THEE MARLOES(ジ・マーローズ)が、2ndアルバム『DI HOTEL MALIBU』のリリースを記念して初の日本ツアーを開催。R&B、レゲエ、チカーノ・ソウル、サイケデリアなどをルーツに、柔らかくグルーヴィーなサウンドを奏でる3人組。英語、インドネシア語、バタク語を使い分けるナタッシャ・シアンツゥリーの歌唱と、ローカルの演奏家を迎えた豊かなアンサンブルも魅力だ。

 

日程:2026年9月4日(金)

会場:高知・X-pt.

詳細:http://haremame.com/schedule/81881/

 

日程:2026年9月5日(土)

会場:大阪・南堀江 SOCORE FACTORY

詳細:http://haremame.com/schedule/81890/

 

日程:2026年9月6日(日)

会場:岐阜・柳ケ瀬 ANTS

詳細:http://haremame.com/schedule/81894/

 

日程:2026年9月8日(火)

会場:東京・代官山 晴れたら空に豆まいて ※SOLD OUT

詳細:http://haremame.com/schedule/81895/

 

日程:2026年9月9日(水)

会場:東京・渋谷 WWWX

詳細:http://haremame.com/schedule/81898/

 

【来日】Plutato(台湾)

台湾のインストジャズバンド・Plutatoの来日公演が9月5日(土)に〈吉祥寺NEPO〉で開催される。共演はI love you Orchestra Swing Style、SALVALAI、Piano Shiftの3組。SF的な世界観と緻密なデジタルサウンドを、NEPOの映像・音響環境で体感できる対バンライブとなる。

 

日程:2026年9月5日(土)

会場:東京・吉祥寺NEPO

共演:I love you Orchestra Swing Style、SALVALAI、Piano Shift

料金:https://nepo.co.jp/schedules/view/3281

 

【来日】Misi Ke(台湾)

台湾・台北を拠点に活動するシンガーソングライター / 音楽プロデューサー、Misi Ke(柯泯薰 / クー・ミンシュン)が、2024年以来となる待望の再来日。アジアの音楽カルチャーをクロスオーバーさせるBiKNのオーガナイズによる単独公演が、9月5日(土)に東京〈Shibuya PIT ZERO〉で開催される。

 

また、アルバム『好好的(BE GOOD)』の日本盤LPリリースも決定。翌9月6日(日)には〈タワーレコード渋谷店〉でインストアイベントも開催予定だ。

 

2019年の初来日以来、日本でも支持を集めてきたMisi Ke。日常を切り取る独自のポップセンスとオルタナティブ・ロックを軸としたサウンドを、久々の日本公演で体感したい。

 

日程:2026年9月5日(土) 会場:東京・渋谷 PIT ZERO 共演:ゲスト有り 料金:https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventCd=2628928

 

【来日】mui zyu(香港出身・ロンドン拠点)

エレクトロニカとフォークロアを融合し、アジア的サウンドスケープを魅せる香港出身/ロンドン拠点のSSW「mui zyu」。自らの楽曲をルーツの言語である広東語でセルフカヴァーした異色のアルバム。ベスト盤的な選曲内容に加え、ボーナストラックに敬愛するコシミハル、テレサ・テンのカヴァーを収録。

 

そしてリリースを記念して京都、松本、東京を巡る来日ツアーが決定。各地でゲストをお迎えしてお送りする。

 

日程:2026年9月8日(火) 場所:京都・UrBANGUILD 共演:キツネの嫁入り 詳細:https://260908.peatix.com

 

日程:2026年9月9日(水) 場所:長野・松本 Give me little more. 共演:TANGINGUGUN 詳細:https://260909.peatix.com

 

日程:2026年9月10日(木) 場所:東京 青山月見ル君想フ 共演:黒岩あすかと夜 詳細:https://260910.peatix.com

 

【来日】Elephant Gym(台湾)

台湾のインストゥルメンタル・バンド、Elephant Gymが約2年ぶりに来日。親交の深い大阪・南堀江のレコード/CDショップ、FLAKE RECORDSの20周年記念イベントへの出演に合わせ、東京ではElephant Gym主催のパーティーを開催する。東京公演にはMASS OF THE FERMENTING DREGSがゲスト出演。大阪・東京の2都市で、アジアから欧米まで世界各地で活動する2組の共演が実現する。

 

日程:2026年9月10日(木) 会場:東京・WWW X ※SOLD OUT

 

日程:2026年9月12日(土)・13日(日) 会場:大阪・大阪城音楽堂 出演:Elephant Gym / MASS OF THE FERMENTING DREGSほか

 

詳細:https://w.pia.jp/t/flakerecords-20th/

 

【来日】VOOID(台湾)

台湾のオルタナティブロックバンド、VOOIDがZAZEN BOYSとツーマンライブを開催。透明雑誌の洪申豪(Gt / Vo)を中心に2016年に結成されたバンドで、透明雑誌はそのサウンドから「台湾のNUMBER GIRL」とも称される。東京・台北の2都市で、両バンドによる日台ツーマンが実現する。

 

日程:2026年9月13日(日) 会場:東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGE 出演:ZAZEN BOYS / VOOID 詳細:https://eplus.jp/sf/detail/4559620001

 

【来日】雀斑 Freckles (台湾)

台湾インディポップ・シティポップの金字塔として台湾音楽シーンに燦々と輝く2017年リリースの『Imperfect Lover / 不完全な恋人』が10年の時を経てLPにてリリース決定!

 

2017年リリース当時日本でも大きな話題となったアルバムが待望のレコード化。ちなみにアルバムタイトルの中国語原題『不標準情人』は、金城武の1994年発売のシティポップの名盤『標準情人』からインスピレーションを得たものであり、本人たちも公言するように、台湾と日本の両方のポップスから影響を受けて生まれた、アジアのポップスの過去と未来をつなぐ重要な作品である。

 

そしてLPリリースを記念して日本ツアーも決定!東京公演は台湾から盟友everforをゲストに迎えたスペシャルパーティー。お見逃しなく。

 

日程:2026年9月23日(水) 会場:東京・青山月見ル君想フ 共演:everfor / DJ マイケルJフォクス 料金:https://260923.peatix.com

 

日程:2026年9月24日(木) 会場:名古屋・KDJAPON 共演:Above Oak Fields 料金:https://260924nagoya.peatix.com

 

日程:2026年9月25日(金) 会場:京都・UrBANGUILD 共演:YeYe 詳細:https://260925kyoto.peatix.com

 

【来日】Rimba(インドネシア)

スピード感のある変則的なグルーヴに憂いのあるスモーキーな歌声のメロディが心地よい、インドネシアンポップスのフレイバーも感じさせるプログレッシヴポップ、衝撃のデビューアルバムが話題のRimbaの来日公演が決定した。対バンにはRimbaの音楽にいち早く共鳴したポップマエストロ沖井礼二率いる「沖井礼二グループ」の出演が決定!

 

日程:2026年9月24日(木) 会場:東京・青山月見ル君想フ 共演:沖井礼二グループ(Reiji Okii Group) 料金:https://260924.peatix.com

 

【来日】Ford Trio(タイ) x Dizkar(中国)

中毒性のあるギターリフでリスナーをトリコにするタイのファンクバンド・Ford Trio(フォード・トリオ)と中国雲南省出身のスウィートソウルシンガー・Dizkar(ディズカー)の夢のダブルヘッドライナー・2マンライブが東京〈青山月見ル君想フ〉にて開催!Ford Trioは豪華リミックス収録の日本盤LPリリースも決定している。

 

日程:2026年9月25日(金) 会場:東京・青山月見ル君想フ 詳細:https://260925.peatix.com/

 

【来日】HUSH(台湾)

台湾の人気シンガーソングライター・HUSHが来日し、2026年9月に開催される日本最大級のライブサーキットフェス『TOKYO CALLING 2026』に出演します。台湾・台中のカルチャーフェス『浮現祭 EMERGE FEST』とのコラボステージに登場。

 

日程:2026年9月27日(日) 会場:東京・渋谷近辺のライブハウス ※詳細は公式サイトにてご確認ください 詳細:https://tokyo-calling.jp/collaboration/

 

【来日】someshiit(台湾)

台湾のヒップホップアーティスト、someshiitが9月26日に東京〈下北沢ADRIFT〉で開催される『SIMCITY』に出演。〈ADRIFT〉の5周年と、IN THE FLIGHTの10周年を記念した共同ライブイベントで、Jeremy Quartus(Nulbarich)やKeNNも出演する。

 

日程:2026年9月27日(日) 会場:東京・下北沢ADLIFT 詳細:https://buzz-ticket.com/e/adrift.simcity

 

【来日】Wendy Wander(台湾)

近年Billyrromとのコラボが日台で大きな話題となった台湾のアーバンメロウ‧ポップバンド・Wendy Wander(溫蒂漫步)。時にメロウで時にソウルフルなステージでオーディエンスを魅了し、今や各国のフェスから引っ張りだこな彼らによる、待望の単独公演が開催となる。

 

日程:2026年9月28日(月) 会場:東京・WWW 詳細:https://260928.peatix.com

10月

【来日】Dept(タイ)

タイ・バンコクのインディーポップシーンで注目を集めるオルタナティブ・ポップデュオ、Deptが初来日。YouTubeで累計1,000万回以上の再生を記録した代表曲“17(Hoo Hoo)”はタイのTop 100チャートに19週ランクインするなど、国内で高い人気を誇る。日本×海外アーティストの共演を掲げる新ライブシリーズ『KrosSphere』の第1弾として、Homecomingsとのツーマンライブを行う。

 

日程:2026年10月2日(金) 会場:東京・新代田FEVER 共演:Homecomings 詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000111982.html

 

【来日】曾增譯 ツェン・ツェンイー トリオ / YenTing Lo feat. Taiwan x Yokohama Band(台湾)

台湾から2組のアーティストが、『横浜ジャズプロムナード』の「台湾・スペシャルステージ」に出演。曾增譯(ツェン・ツェンイー)トリオと、YenTing Lo feat. Taiwan x Yokohama Bandによるスペシャルステージが披露される。

 

日程:2026年10月10日(土) 時間:16:30~19:00(開場16:00) 会場:横浜・横浜赤レンガ倉庫1号館 出演:曾增譯 ツェン・ツェンイー トリオ / YenTing Lo feat. Taiwan x Yokohama Band 詳細:https://jazzpro.jp/

 

【来日】Mondo Gascaro(インドネシア)

インドネシアの人気バンドSOREのメンバーとして活動後、ソロ・アーティスト / 映画音楽作曲家として活躍するMondo Gascaro(モンド・ガスカロ)が初来日。2016年に発表したソロ・デビュー・アルバム『RAJAKELANA』の10周年を記念し、ボーナストラック3曲を追加した2LP特別盤のリリースと、日本ツアーの開催が決定した。

 

日程:2026年10月10日(土) 会場:京都・UrBANGUILD 詳細:https://261010.peatix.com

 

日程:2026年10月11日(日) 会場:名古屋・T.B.A.

 

日程:2026年10月13日(火) 会場:東京・青山月見ル君想フ 詳細:https://261013.peatix.com

 

【来日】Ponpon(台湾)

台湾出身、ロサンゼルスを拠点に活動するジャズシンガー / ギタリスト、Ponponが東京・BLUE NOTE PLACEに初登場。

 

日程:2026年10月18日(日)・19日(月) 会場:東京・BLUE NOTE PLACE 詳細:https://www.bluenoteplace.jp/live/ponpon-261018/

 

【来日】ウ・ヒジュン(韓国)

韓国インディーシーンの注目SSW/ベーシストのWoo Huijun(ウ・ヒジュン)による日本で初の単独公演を開催。今回の公演では、細井徳太郎(Gt)、外山明(Dr)の2名がバンドメンバーとして参加する。

 

日程:2026年10月29日(木) 会場:東京・青山月見ル君想フ 詳細:https://wh1029.peatix.com/

11月

【来日】SCRUBB(タイ)

タイを代表するポップデュオ・SCRUBB(スクラブ)が、11月1日(日)、東京〈Veats Shibuya〉にて約2年ぶりの日本単独公演『SCRUBB LIVE IN TOKYO 2026』を開催。

 

日程:2026年11月1日(日) 会場:東京・Veats Shibuya 詳細:https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=791020

 

【来日】CHUDAHYE CHAGIS(韓国)

韓国の伝統的な巫歌を、ヒップホップ、ダンスホール、ファンク、サイケデリック・ロックなどと融合するCHUDAHYE CHAGIS(チュダヘ・チャジス)が、11月7日(土)・8日(日)に東京〈恵比寿LIQUIDROOM〉で開催される『ELECTRIC DELAY LAND Vol.2』に出演。DUBエンジニアの内田直之が本イベント全編のミキシングを手掛ける。

 

日程:2026年11月7日(土)・8日(日) 会場:東京・恵比寿LIQUIDROOM 出演:CHUDAHYE CHAGIS、OKI DUB AINU BAND、TURTLE ISLAND、LITTLE TEMPO、FLYING RHYTHMS、んoon、E.O.U ほか 詳細:https://buzzyroots.com/news-article/chudahye-chagis-electric-dlay-land-vol2/

 

【来日】wave to earth(韓国)

韓国発のインディーバンド、wave to earthが11月に来日。代表曲“seasons”が累計5億回以上再生されるなど世界的な人気を獲得し、北米ツアーでは29公演すべてがソールドアウト。東京・大阪の2都市で『the pieces tour』を開催する。韓国インディーのグローバル化を象徴する存在のひとつ。

 

日程:2026年11月26日(木) 会場:大阪・心斎橋BIGCAT

 

日程:2026年11月27日(金) 会場:東京・Zepp DiverCity(TOKYO)

 

詳細:https://www.livenationhip.co.jp/all-events/wave-to-earth-tickets-ae1466845

 

【イベント】BiKN shibuya 2026

アジアの音楽カルチャーを日本へ紹介してきたBiKNによる『BiKN shibuya 2026』が、11月8日に渋谷で開催。〈Spotify O-EAST〉、〈O-nest〉、〈duo MUSIC EXCHANGE〉、〈7th FLOOR〉の4会場を舞台にしたサーキット形式のイベントで、アジア各地のアーティストが出演予定。

 

日程:2026年11月8日(日) 会場:Spotify O-EAST / O-nest / duo MUSIC EXCHANGE / 7th FLOOR 詳細:https://bikn.asia/

日本語で読める・聴けるアジア音楽情報

アジアの音楽に関する日本語で読めるメディア情報を幅広くお知らせします。

新メディア

バイリンガル文芸誌『THE EASTERN OBSERVER』創刊

京都のパブリッシャー・木星社が、日本とアジアの同時代の文芸・アートを日本語と英語のバイリンガルで国内外に発信する文芸誌『THE EASTERN OBSERVER』(イースタン・オブザーバー)を創刊。2026年7月4日より全国書店および木星社公式サイトにて発売。

 

https://buzzyroots.com/news-article/the-eastern-observer/

 

Catcher in the Hangul

ライターの火気厳禁氏が韓国インディー音楽紹介アカウント「Catcher in the Hangul 」を新規に立ち上げた。R&B, 電子音楽, HIPHOP等幅広く扱う。

 

https://www.instagram.com/catcher_in_the_hangul/

Web記事:インタビュー

Leaveourtears(韓国)

 

夢と現実の境目に落ちていく── 韓国シューゲイズシーン注目の新鋭・Leaveourtearsインタビュー(Spincoaster) https://spincoaster.com/interview-leaveourtears

 

KIRARA×tofubeats(韓国×日本)

特別対談|KIRARA × tofubeats 音楽を作る楽しみと喜び、そして反骨精神。日韓電子音楽家が語り合うシーンの現状と未来(Spincoaster) https://spincoaster.com/interview-kirara-x-tofubeats

 

Manic Sheep(台湾)

Manic Sheep(マニックシープ)『Rewind』来日公演インタビュー(SPICE) https://spice.eplus.jp/articles/347388

 

Supergoods(タイ)

Supergoodsが語る、ディスコミュージックの可能性、バンコクとチェンマイの音楽シーン(Rolling Stone Japan) https://rollingstonejapan.com/articles/detail/45091

 

Dragon Pony(韓国)

韓国バンドシーンの先頭を走るDragon Pony、4人の素顔と日本1st EP『Run to Run』とともに歩む未来への想い(Billboard JAPAN) https://www.billboard-japan.com/special/detail/5327

 

idom×RACH?(日本×インドネシア)

インドネシア発の新興ジャンルを取り入れた、国境を越えたコラボシングル制作背景(Spincoaster) https://spincoaster.com/interview-rach-x-idom

 

DAZBEE(韓国)

DAZBEEが考える、日本語を知る楽しさ 韓国における歌い手・ボカロの音楽文化としての広がりも明かす(Real Sound) https://realsound.jp/2026/06/post-2433295.html

 

Sii(韓国)

夜の街と新しい私――Sii EP “WALET” インタビュー(はてなブログ) https://kaki-genkin.hatenablog.com/entry/sii-walet-interview

 

uarenotsane(韓国)

痛みを分かち合う方法––uarenotsane “threshold archetype” interview(はてなブログ) https://kaki-genkin.hatenablog.com/entry/uarenotsane_threshold_archetype_interview

Web記事:イベントレポート

Shibuya Sound Scramble 2026

日食なつこ、Hindia、Cup of Joe、Billyrrom……アジア音楽の盛り上がりを実感した『Shibuya Sound Scramble 2026』(Real Sound)
https://realsound.jp/2026/07/post-2453372.html

書籍

ミュージック・マガジン2026年9月号

台湾アーティストの林生祥(生祥樂隊)、イーノチェンのインタビューが掲載。
http://musicmagazine.jp/mm/

ラジオ・ポッドキャスト

NHK-FM『エイジアン・ミュージック・ニュー・ヴァイブズ』

現在不定期で放送中の『エイジアン・ミュージック・ニュー・ヴァイブズ』が4月より隔週で放送中。

詳細:https://www.nhk.jp/p/amnv/rs/M695PP15Z6/

 

好玩電台

#70|竹内将子×菅原慎一 たまっていた近況報告を💭

 

コリアン・ミュージック・デリバリー

EP.18|DMZ Peace Train Music Festivalをレポート!(2026/7/1)

 

EP.19|フジロックとサマソニに出演する韓国アーティストをチェック!(2026/7/22)

 

EP.20|夏フェス・レポート―フジロックと韓国ペンタポートで考えたこと(2026/8/12)

次回予告 / 情報募集

次回の更新予定:9月25日前後

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