
【2026年9月号】月刊アジア音楽レポート
ライター・編集者の中村めぐみが、国境を越えて広がるアジアの音楽シーンの現在地をお届けする連載『月刊アジア音楽レポート』。9月号は、日本で広がる香港インディーズバンドの現在地、ショーケースフェスティバル『Music Lane Festival Okinawa 2027』のラインナップ発表、アジアのフェスティバルをつなぐ新組織の設立、各地から届いた注目のニューリリースなど、注目のトピックスを紹介します。
アイキャッチデザイン:イマムラタイチ
「日本で音楽が広まる」って、結局どういうこと?香港シューゲイズバンド・archesの現在地
「好きなアーティストが日本で広まってほしい」、あるいは「広めたい」と考える人は多い。一方で「広まる」という言葉は抽象的だ。
あえて私の個人的な視点で定義するなら、「来日が一度きりで終わらないこと」、「演奏以外にも露出や交流の機会が生まれること」、そして「そこで生まれた接点が実際のリスナーにつながっていくこと」。この3つが揃って、初めて「日本で広がっている」と言えるのではないかと思う。
K-POPアーティストなど、来日前から日本で広く知られているケースもある。一方、インディーズのアーティストの場合は、一度目の来日をきっかけに、日本のアーティストやクリエイター、音楽関係者、そしてリスナーとの関係を何年もかけて少しずつ築いていくケースも多い。あのイ・ランですら、最初の日本公演のお客さんは数人だったという。
2026年、日本との関係を本格的に深め始めた事例として興味深いのが、香港発のシューゲイズ / オルタナティブバンド、arches(アーチズ)だ。
2024年の『BiKN shibuya』で初来日したarchesは、2026年5月に初のフルアルバム『4』をリリース。同作を携えて再来日し、『Shimokitazawa SOUND CRUISING 2026』、初のワンマン公演『4』LIVE in Tokyo』、『WWW presents DialHouse』と、東京で全3公演に出演した。
しかし今回の来日は、単に3本のライブを行うものではなかった。来日ツアーをプロデュースした担当Y氏は、「バンドのデビュープロジェクト」をイメージしたプランを組み立てたという。ライブを軸にしながら、アートやファッション、映像を含めた複数のプロジェクトを展開した。
そのひとつが、フィルムコレクティブ・LIVによる『Gray Scale』とのコラボレーションだ。東京での単独公演にあわせて、archesにとって初となるライブ映像アーカイブ企画を実施。さらに、ライブセッション・プロジェクト『REIMEI SESSION』にも登場し、東京・西調布の〈Studio REIMEI〉で収録したライブパフォーマンス映像が公開された。
音楽から少し離れたところにも接点は広がっている。8月26日から9月1日まで〈新宿高島屋〉で開催された、ファッション×音楽メディア・Bandmerchによる「BAND-T POPUP #9」にも参加。フルアルバム『4』のTシャツや、Jack(Vo)がデザインした旧作Tシャツなどが日本で販売された。
Jackはイラストレーターとしても活動し、DYGLとは最新アルバムのカバーデザインを手掛けるなど、約3年にわたってコラボレーションを続けている。日本のアーティストとの関係は、今回の来日前からすでに続いていた。
そんなJackに、今回の来日で特に印象に残った出来事を聞くと、真っ先に挙がったのが〈渋谷WWW〉でのイベント『DialHouse』だった。
「日本でいつか立ってみたいと夢見ていたステージのひとつ」だったというWWW。異なるジャンルのバンドが出演するなか、観客がそれぞれのパフォーマンスをオープンに楽しんでいたことが、大きな刺激になったという。
「日本で出会った素晴らしい友人たちと、これからも音楽を創り続けていくことが自分の大きな目標です。いつか、香港と日本の文化を繋ぐような、意味のあるものを一緒に生み出していけたらと思っています」 (Jack)
この言葉を聞くと、今回の来日が単なる「日本でのライブ活動」とは少し違って見えてくる。
Y氏によれば、今回のツアーでは来日から約3か月後に控えていた香港でのヘッドライン公演をひとつのゴールに設定。来日終了後も、コラボレーションによる映像や作品を計画的に公開していったという。公開のたびに新たな反響が生まれ、日本や香港にとどまらず、世界各地から新たなフォロワーを獲得することにもつながった。
来日して、ライブをして、帰国する。それだけなら、一度きりで終わってしまう。
けれど、そこで出会った人と次の作品を作り、その作品を別の場所に届け、また新しい人とつながる。「日本で広まる」ということは、そうした接点がひとつずつ増えていくことなのかもしれない。
海外アーティストが日本で「広まる」までには、時間がかかる。最初の来日で何を残せるか。その先に誰と出会い、何を一緒につくれるか。archesの現在地は、そんな問いを考えるひとつの事例になっている。
77カ国・地域から1,144組が応募、『Music Lane Festival Okinawa 2027』第1弾ラインナップ発表
沖縄市・コザを舞台に、国内外の音楽アーティストと音楽業界関係者が集うショーケース・フェスティバル『Music Lane Festival Okinawa 2027 / Trans Asia Music Meeting 2027』が、2027年1月22日(金)〜24日(日)の3日間にわたって開催される。第1弾ラインナップとして、日本23組、海外9組の計32組が発表された。
本イベントは、一般的な商業音楽フェスティバルとは異なり、国内外のアーティストと音楽業界関係者がつながり、次の機会を掴むためのショーケース / ミーティングとしての側面を持つ。海外の音楽フェスティバル運営チームやブッキングエージェントなど、さまざまな音楽関係者が参加し、アーティストは実際のライブパフォーマンスを見てもらうだけでなく、ライブ以外の時間にもミーティングやネットワーキングを通じて自らの音楽をアピールすることができる。
実際にこれまで、多くの日本のアーティストが、海外の音楽関係者とつながり、フェスティバル出演の機会を得てきた。
今回の出演アーティスト募集には、77カ国・地域から1,144組が応募。内訳は日本から485組、海外から659組となり、沖縄を拠点にアジア、そして世界へと開かれたショーケースとして、同イベントへの国際的な関心の高さをうかがわせる結果となった。
第1弾ラインナップには、国内からÁmina、板歯目、HARIKUYAMAKU、REJAYなどが出演。海外からは、台湾のFi-Né 粉內、インドネシアのGrrrl GangとRINNI、シンガポールのShye、マレーシアのTompuvan、タイのSupergoods、韓国のYunsae、ベルギー / ナイジェリアのStiques x The Wxve、ノルウェーのGIFUなど、アジアを中心に幅広い地域からアーティストが集まる。
筆者もこれまで2回参加しているが、アーティストの演奏だけでなく、その合間に行われるネットワーキングの様子も興味深かった。海外の音楽関係者とアーティストが自然に言葉を交わし、次の展開につながっていく。その背景には、沖縄・コザの「ゆるさ」や「解放感」のようなものもあり、それが人と人との交流を一押ししているように感じられた。
アジア各地の音楽シーンを日本へ紹介するだけでなく、沖縄をハブとして国内外のアーティストと音楽業界をつなぐ場として、2027年の開催にも注目したい。最終的な出演アーティストは約60組を予定しており、第2弾ラインナップは10月1日に発表予定。
Music Lane Festival Okinawa 公式サイト:https://www.musiclanefestival.com/
アジア太平洋のフェスティバル産業をつなぐ新組織・APIMFAが発足「ネットワーキングから具体的な協働へ」
アジア太平洋地域のフェスティバル産業を横断的につなぐ新組織、Asia Pacific International Music Festival Association(APIMFA / アジア太平洋国際音楽フェスティバル協会)が発足した。インドネシア・ジャカルタで開催された『LaLaLa Festival Jakarta 2026』にて正式に発表された。
APIMFAには、中国、日本、韓国、台湾、タイ、シンガポール、オーストラリア、インドネシア、フィリピンなど、アジア太平洋各地のフェスティバルや音楽関連企業・団体が参加。国や地域ごとに分断されがちな音楽市場を横断し、アーティスト、オーディエンス、プロモーター、フェスティバルなどの国際的なネットワークを構築することを目的としている。
アジア音楽レポート2月号でお伝えした通り、近年アジアのフェス同士の連携する動きが活発化している。APIMFAはそこから一歩加速して「ネットワーキングから、具体的な協働へ」を掲げるものだ。
APIMFAが掲げる主要プログラムは、次の4つ。①クロスマーケット・コラボレーション、②アーティスト・エクスチェンジ・プログラム、③PR / コミュニケーション支援、④アジア太平洋各都市を巡回する年次カンファレンス / ショーケースフェスティバルの開催。
設立メンバーには、中国からShen Yue(Modern Sky)、日本から野村優太(CUEW創設者)、韓国からKwangmin Seo(Zandari Festaのプロジェクト・マネージャー)、台湾からChris Liu(FIREBALL Festのプロダクションディレクター)、タイからSarun(Fungjai CEO)、インドネシアからDewi Gontha(PT Java Festival Production)、Donny Heru(LaLaLa Festival)、シンガポールからRow One Asia / Live Out Loud、オーストラリアからUntitled Groupなど、各地域の音楽フェスティバルやライブ・エンターテインメントを牽引してきたキーパーソンが名を連ねる。
日本からアジアへ、あるいはアジアから日本へといった二国間の交流にとどまらず、複数の市場を横断したネットワーク形成を目指すAPIMFAの動きは、今後のアジア太平洋の音楽シーンにおける新たなプラットフォームとして注目される。
ニューリリース
LICHANG.rar(台湾)『CIAO』
台湾の人気フォーク・ロックバンド 老王樂隊(Your Woman Sleep with Others)のボーカル兼ギタリスト、張立長(チャン・リーチャン)がLICHANG.rar名義で初のソロアルバム『CIAO』を5月14日にリリースした。レーベルはSunset Roller Coasterが主宰する《夕陽音樂產業有限公司》。全英語詞による8曲で、クレジットも英語で書かれ、海外展開を意識していることがはっきりと伺える。8月よりタワーレコードを中心にフィジカル盤が日本でも流通している。これを記念して、独自に話を聞いた。
アルバムの背景には、愛猫にまつわる物語がある。
2024年の夏、張立長が飼っている猫が深夜に家からいなくなった。現地メディアによれば、徹夜で探し、占いに頼り、詐欺に遭いかけたり、別の猫を捕まえてしまったりしながら、26日間にわたって捜索を続けたという。アルバムタイトル『CIAO』は、猫を誘い出すために使っていた猫用おやつのブランド名であり、イタリア語の「Hello / goodbye」という意味も重ねられている。アルバムを通して、喪失から別れまでの感情をひとつの物語として描いている。
全英語詞とインディー・フォークを通じて、新しい表現を試みた。老王樂隊が醸し出すマンダリン・フォークとは異なる音楽を模索するなかで、張立長は英語で歌詞を書くことが「自分の枠の外に出る」方法になると考えたという。その結果、『CIAO』にはより不器用で親密な空気感が生まれた。
本人が影響を受けたアーティストとして挙げるのはAndy ShaufやWilco。「雨の日にソファに座って聴くような音楽」と表現するそのサウンドには、老王樂隊が醸し出す土着感からは少し離れ、より内省的で柔らかな質感がある。
制作には、Hello NicoのJoshua Lee(李詠恩)、老王樂隊のベーシストJamine Liao(廖潔民)をはじめ、DSPSのAMI TSENG(曾稔文)、R&BシンガーのHsien Ching(陳嫺靜)、Shallow Levéeのドラマー・Sam Huang(黃堂軒)、野巢のトランペット奏者・Leia Lin(林佳穎)など、日本との距離が近いアーティストも多数参加。
アルバムのリリース前に、猫は無事に帰ってきた。これにより、立長自身の感情も明るく変化し、作品への印象も変わったという。
「猫が帰ってきたあと、曲をもっと穏やかに、静かに演奏したほうがいいと思うようになりました。アコースティックでライブをしてみたら、アルバムが別の形に変化したように感じたんです。現在はアコースティック版の制作も考えています」(立長)
今後は、日本を含む海外への展開も視野に入れている。日本への印象を聞くと、「日本のメインストリーム音楽を聴いて育った一方、日本の音楽市場に入ることの難しさも感じています。本当にユニークな何かを提示できれば、届く可能性はあると考えています」と語った。
「新しくて面白い音楽を作り続けていきたい。アコースティック・ツアーをするのも面白いと思います。日本で会えることを願っています」(立長)
猫を探した26日間から生まれた『CIAO』は、失うことと、戻ってくること、その間にある感情を、新世代のミュージシャンの仲間と共に、新しい台湾フォークのひとつの形として記録したアルバムだ。
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『Asian Voices: ANEMOIA』 (コンピレーション)
《Kissing Fish Records》が、アジアの新世代アーティストを集めたコンピレーションシリーズ「Asian Voices」を始動。その第1弾として、韓国、台湾、タイ、シンガポール、マレーシア、フィリピン、インドネシアなどから、2017年以降に発表された楽曲を収録した『ANEMOIA』を11月25日にリリースする。
シティポップ、R&B、ドリームポップを軸にした全14曲は、ジャンルとしての共通項や洗練されたプロダクションを持ちながらも、それぞれの土地の空気感とシーンの文脈がにじんでいるのが面白い。全体を通じて、どこか湿気や温度を感じさせる音像が共通している。
冒頭を飾るシンガポールのMars B“Still”は、ソウルフルな歌声とレトロなプロダクションが心地よく、R&B / ソウルを軸とする本作の入口として印象的。オーストラリアを拠点とする日系シンガー・ソングライター、MIZUKIの“Stay The Night”は、まさにシティポップど真ん中といえるサウンドで、コンピの軸となる音楽性を分かりやすく提示している。
一方、台湾の李花“甜”にはC-POPらしさが感じられるなど、同じシティポップ / R&Bという括りでも、聴き進めるほど各地域の違いが浮かび上がってくる。フィリピンの7人組Lola Amour“Lambing”は力強く抜けの良いバンドサウンドが印象的で、インドネシアのRay Viera Laxmana“The Noir Scene and The White Sheep Before I Sleep”からは、どこか清涼感のある同地のインディーシーンらしさも感じられる。
収録アーティストは、すでに世界的に知られたスターというより、これからさらに広がっていく新鋭から中堅どころが中心。ラストを飾るインドネシアのT. Rucira“Lalu”の穏やかな“おやすみ”のような余韻まで含め、単なる楽曲の見本帳ではなく、一枚を通してアジアの新しいポップミュージックを俯瞰できる内容になっている。
音が洗練されながらも、それぞれの国で発展してきたネオR&Bやシティポップの個性は失われていない。その広がりをディスクユニオンと《Kissing Fish Records》のキュレーションで一枚にまとめた、アジア音楽の新しい入口となるコンピレーションだ。
DiskUnion商品ページ:https://diskunion.net/black/ct/detail/1009274849
cehryl(香港) “OK, OK”
香港を拠点に活動するシンガーソングライター / プロデューサー、cehrylが8月21日にリリースした新作アルバム『Modern Music』。全16曲のなかで、“OK, OK”は13曲目に収録されている。
ローファイな音像に、囁くようなボーカルと浮遊感のあるシンセが重なり、まるで夢の中にいるような感覚を生み出す“OK, OK”。サウンドは香港のローカルな音楽性を前面に出すというより、インディーポップ / ベッドルームポップの文脈に近い。
香港のアーティストだと知らずに聴けば、英国や欧米のベッドルームポップから生まれた楽曲だと思ってしまいそうなほど、その音はボーダレスだ。繊細で力の抜けたボーカルと、淡く漂うシンセの響きが心地よく、どこか現実から少し離れたような浮遊感を残していく。
cehrylは香港生まれで、現在はLAを拠点に活動。シンガー、ソングライター、プロデューサー、マルチインストゥルメンタリストとして活動し、バークリー音楽大学で音楽プロダクション / エンジニアリングを学んだ経歴を持つ。自身の音楽をベッドルームから発信してきた背景もあり、“OK, OK”に漂う親密でパーソナルな質感にも、そのルーツが感じられる。
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日本開催のアジア音楽イベント情報
9月
【来日】HUSH(台湾)
台湾の人気シンガーソングライター・HUSHが来日し、2026年9月に開催される日本最大級のライブサーキットフェス『TOKYO CALLING 2026』に出演します。台湾・台中のカルチャーフェス『浮現祭 EMERGE FEST』とのコラボステージに登場。
日程:2026年9月27日(日)
会場:東京・渋谷近辺のライブハウス ※詳細は公式サイトにてご確認ください
詳細:https://tokyo-calling.jp/collaboration/
【来日】someshiit(台湾)
台湾のヒップホップアーティスト、someshiitが9月26日に東京〈下北沢ADRIFT〉で開催される『SIMCITY』に出演。〈ADRIFT〉の5周年と、IN THE FLIGHTの10周年を記念した共同ライブイベントで、Jeremy Quartus(Nulbarich)やKeNNも出演する。
日程:2026年9月27日(日)
会場:東京・下北沢ADLIFT
詳細:https://buzz-ticket.com/e/adrift.simcity
【来日】Wendy Wander(台湾)
近年Billyrromとのコラボが日台で大きな話題となった台湾のアーバンメロウ‧ポップバンド・Wendy Wander(溫蒂漫步)。時にメロウで時にソウルフルなステージでオーディエンスを魅了し、今や各国のフェスから引っ張りだこな彼らによる、待望の単独公演が開催となる。
日程:2026年9月28日(月)
会場:東京・WWW
10月
【来日】Dept(タイ)
タイ・バンコクのインディーポップシーンで注目を集めるオルタナティブ・ポップデュオ、Deptが初来日。YouTubeで累計1,000万回以上の再生を記録した代表曲“17(Hoo Hoo)”はタイのTop 100チャートに19週ランクインするなど、国内で高い人気を誇る。日本×海外アーティストの共演を掲げる新ライブシリーズ『KrosSphere』の第1弾として、Homecomingsとのツーマンライブを行う。
日程:2026年10月2日(金)
会場:東京・新代田FEVER
共演:Homecomings
詳細:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000111982.html
【来日】Shallow Levée(台湾)
台湾・高雄出身のオルタナティブ・フォークロックバンド、Shallow Levée(淺堤)が、結成10周年を記念した3rdアルバム『Speak in Silence』を携え、過去最大規模となる日本7都市ツアーを開催。台湾語による繊細なポップソングを軸に、アルバムには日本から奇妙礼太郎、韓国からサックス奏者のKim Okiがゲスト参加。東京公演では奇妙礼太郎との共演が決定している。
■沖縄
日程:2026年10月2日(金)
会場:那覇・sound M’s
出演:Shallow Levée / 比屋定篤子×ドン久保田
詳細:https://eplus.jp/sf/detail/4589210001
■福岡
日程:2026年10月4日(日)
会場:福岡・Kieth Flack
出演:Shallow Levée / SATOSHOGO(MuchaMuchaM) / 岩崎桃子財団
■広島
日程:2026年10月5日(月)
会場:広島・音楽食堂ondo
出演:Shallow Levée / The Brash and Lily
詳細:https://stereo-records.com/
■東京
日程:2026年10月6日(火)
会場:東京・青山月見ル君想フ
出演:Shallow Levée / 奇妙礼太郎
■神戸
日程:2026年10月8日(木)
会場:神戸・KOBE QUILT
出演:Shallow Levée / 穴熊 / レイジとコモノ(Nagakumo)
■京都
日程:2026年10月9日(金)
会場:京都・UrBANGUILD
出演:Shallow Levée / 高山燦基
日本盤LP『Speak in Silence』は9月16日にBIG ROMANTIC RECORDSよりリリース。
【イベント】RECIPROCITY 2026 FINAL – TOKYO(韓国)
韓国と日本のインディーズバンドが共演する音楽交流プロジェクト『RECIPROCITY 2026』のファイナル公演が東京で開催。2026年上半期にソウルで行われた全4公演を経て、今回は舞台を東京へ。日本からKEPURA、韓国から独自の世界観を持つHANGRONANが出演し、日韓インディシーンの現在をつなぐ一夜となる。
日程:2026年10月9日(金)
会場:東京・恵比寿KATA
出演:KEPURA / HANGRONAN
詳細:https://lit.link/reciprocity2026tokyo
【来日】曾增譯 ツェン・ツェンイー トリオ / YenTing Lo feat. Taiwan x Yokohama Band(台湾)
台湾から2組のアーティストが、『横浜ジャズプロムナード』の「台湾・スペシャルステージ」に出演。曾增譯(ツェン・ツェンイー)トリオと、YenTing Lo feat. Taiwan x Yokohama Bandによるスペシャルステージが披露される。
日程:2026年10月10日(土)
時間:16:30~19:00(open 16:00)
会場:横浜・横浜赤レンガ倉庫1号館
出演:曾增譯 ツェン・ツェンイー トリオ / YenTing Lo feat. Taiwan x Yokohama Band
【来日】Mondo Gascaro(インドネシア)
インドネシアの人気バンドSOREのメンバーとして活動後、ソロ・アーティスト / 映画音楽作曲家として活躍するMondo Gascaro(モンド・ガスカロ)が初来日。2016年に発表したソロ・デビュー・アルバム『RAJAKELANA』の10周年を記念し、ボーナストラック3曲を追加した2LP特別盤のリリースと、日本ツアーの開催が決定した。
日程:2026年10月10日(土)
会場:京都・UrBANGUILD
日程:2026年10月11日(日)
会場:名古屋・T.B.A.
日程:2026年10月13日(火)
会場:東京・青山月見ル君想フ
【来日】Shye(シンガポール)
シンガポールを拠点に活動するSSW / プロデューサー、Shye(シャイ)が『Return アジアツアー2026』で来日。Clairo、Men I Trust、The Jesus and Mary Chainらのサポートを務め、アジア各地の主要フェスにも出演してきた注目の新世代アーティストで、2026年には2ndアルバム『The Doves Came Home』をリリース。東京では2公演を開催する。
日程:2026年10月12日(月・祝)
会場:東京・下北沢THREE
出演:Shye、Deadbeat Painters、Dead By Inches、DJ Michi Nakano、DJ anju mohri
詳細:https://livepocket.jp/e/shye_asiatourtokyo1
日程:2026年10月13日(火)
会場:東京・恵比寿KATA
出演:Shye、HUGEN、FOnBAほか
詳細:https://livepocket.jp/e/shye_asiatourtokyo2
【来日】Ponpon(台湾)
台湾出身、ロサンゼルスを拠点に活動するジャズシンガー / ギタリスト、Ponponが東京・BLUE NOTE PLACEに初登場。
日程:2026年10月18日(日)・19日(月) 会場:東京・BLUE NOTE PLACE 詳細:https://www.bluenoteplace.jp/live/ponpon-261018/
【来日】S(E)OULMATE(韓国)
韓国カルチャーに精通したクリエイティブチーム・FAKESEOULが、日韓のアーティスト / DJを集めた音楽イベント『S(E)OULMATE』を初開催。韓国から電子音楽ユニットのBakehour、ラッパーのraz、電子音楽 / R&BアーティストのNECTAが出演し、3組とも今回が初来日となる。日本からはItoShinがライブパフォーマンスを披露するほか、BUDDHAHOUSEら10組のDJが出演。日韓のダンスミュージックを軸に、両国の音楽シーンをつなぐ一夜となる。
日程:2026年10月24日(土)
会場:東京・渋谷PUBLIC PUBLIC
時間:23:00~翌5:00
出演:Bakehour、raz、NECTA、ItoShin、BUDDHAHOUSEほか
詳細:https://norts.jp/fakeseoul/seoulmate
【来日】Gnaw(シンガポール)
シンガポールのオルタナティブ・ロック・カルテット、Gnawが初のアジアツアーを開催。90年代オルタナティブ・ロックのロマンティシズムやハイパーゲイズの高揚感に、デジタルノイズやざらついた質感を掛け合わせたサウンドを特徴とし、デビューEP『Inside a Machine That’s Glistening』に続いて、近日リリース予定のフルアルバムから未発表曲も披露する。マニラ、クアラルンプール、ソウルを経て、東京・大阪を巡る初の海外ツアーとなる。
日程:2026年10月27日(火)
会場:東京・新宿MARBLE
詳細:https://livepocket.jp/e/gnaw_shinjuku
日程:2026年10月28日(水)
会場:東京・下北沢SPREAD
詳細:https://livepocket.jp/e/gnaw_shimokitazawa
日程:2026年10月29日(木)
会場:大阪・SOCORE FACTORY
出演:Gnaw / postmodernhippie / FOnBAほか
詳細:https://livepocket.jp/e/gnaw_minamihorie
【来日】Woo Huijun(韓国)
韓国インディーシーンの注目SSW/ベーシストのWoo Huijun(ウ・ヒジュン)による日本で初の単独公演を開催。今回の公演では、細井徳太郎(Gt)、外山明(Dr)の2名がバンドメンバーとして参加する。
日程:2026年10月29日(木) 会場:東京・青山月見ル君想フ 詳細:https://wh1029.peatix.com/
11月
【来日】SCRUBB(タイ)
タイを代表するポップデュオ・SCRUBB(スクラブ)が、11月1日(日)、東京〈Veats Shibuya〉にて約2年ぶりの日本単独公演『SCRUBB LIVE IN TOKYO 2026』を開催。
日程:2026年11月1日(日)
会場:東京・Veats Shibuya
詳細:https://l-tike.com/concert/mevent/?mid=791020
【来日】雷擎 L8ching(台湾)
台湾のドラマー/シンガーソングライター・雷擎 L8ching(レイチン)が、11月3日(火・祝)、東京〈青山 月見ル君想フ〉にて初の東京公演を開催。共演には井上園子 with 西内徹、ゲストにはサックスプレイヤー・元晴が出演する。
日程:2026年11月3日(火・祝)
会場:東京・青山 月見ル君想フ
詳細:https://261103.peatix.com/
【イベント】BiKN shibuya 2026
アジアの音楽カルチャーを日本へ紹介してきたBiKNによる『BiKN shibuya 2026』が、11月8日に渋谷で開催。Spotify O-EAST、O-nest、duo MUSIC EXCHANGE、7th FLOORの4会場を舞台にしたサーキット形式のイベント。現時点で2nd Line upまで解禁されており、中国からChace、Dekopon Escaping、STOLEN、韓国からHyelyn Joo、Luci Gang、インドネシアからReality Club、日本からHammer Head Sharkなど、アジアの現行シーンを象徴するインディーズアーティストが多くラインナップされている。
日程:2026年11月8日(日)
時間:open 11:00 / start 12:00予定
会場:Spotify O-EAST / O-nest / duo MUSIC EXCHANGE / 7th FLOOR
出演:Chace(中国)、Hyelyn Joo(韓国)、Dekopon Escaping(中国)、Reality Club(インドネシア)、STOLEN(中国)、Luci Gang(韓国)、Hammer Head Shark(日本)、oceanfromtheblue(韓国)、Gordon Flanders(香港)、衛柏 Neon(中国)、Kangziwon 강지원 (韓国)、rubenmccarter (中国)、Bridge Dog(オーストラリア)
【イベント】FM802 MINAMI WHEEL 2026
大阪・心斎橋周辺で開催されるライブサーキット<FM802 MINAMI WHEEL 2026>に、アジア各地のアーティストが出演する「ASIAN WAVES」が登場。Dabda(韓国)、INIS(インドネシア)、SCAMPER(マカオ)、JŪJI(タイ)、DVY(インドネシア)などが出演する。
日程:2026年10月10日(土)〜12日(月・祝)
会場:大阪・心斎橋周辺20カ所以上のライブハウス
詳細:https://minamiwheel.jp/
【来日】CHUDAHYE CHAGIS(韓国)
韓国の伝統的な巫歌を、ヒップホップ、ダンスホール、ファンク、サイケデリック・ロックなどと融合するCHUDAHYE CHAGIS(チュダヘ・チャジス)が、11月7日(土)・8日(日)に東京〈恵比寿LIQUIDROOM〉で開催される『ELECTRIC DELAY LAND Vol.2』に出演。DUBエンジニアの内田直之が本イベント全編のミキシングを手掛ける。
日程:2026年11月7日(土)・8日(日)
会場:東京・恵比寿LIQUIDROOM
出演:CHUDAHYE CHAGIS、OKI DUB AINU BAND、TURTLE ISLAND、LITTLE TEMPO、FLYING RHYTHMS、んoon、E.O.U ほか
詳細:https://buzzyroots.com/news-article/chudahye-chagis-electric-dlay-land-vol2/
【来日】Yufu(台湾)
台湾出身のソウルシンガー・Yufuが、11月21日(土)、東京〈下北沢BASEMENTBAR〉にて初の東京ワンマンライブ『The “Heal Me Good” Live! In Tokyo』を開催。2025年にリリースしたデビューアルバム『Heal Me Good』に加え、新作シングルも披露予定。
日程:2026年11月21日(土)
会場:東京・下北沢BASEMENTBAR
詳細:https://toos.co.jp/basementbar/ev/the-heal-me-good-live-in-tokyo/
【来日】DAVID BORING(香港)
香港を拠点に活動するポストパンク / ノイズバンド、DAVID BORINGがアジアツアーのファイナルとなる東京公演を開催。ポストパンク、ノイズ、インダストリアルなどを横断する鋭利なサウンドを武器に、香港のアンダーグラウンドシーンからアジア各地へ活動を広げてきた。
日程:2026年11月27日(金)
会場:東京・下北沢SPREAD
出演:DAVID BORING / 松丸契
詳細:https://lit.link/davidboringasiatour2026tokyo
日程:2026年11月28日(土)
会場:東京・渋谷CYCLONE
出演:DAVID BORING / Black petrol / 越冬
詳細:https://lit.link/davidboringasiatour2026tokyo
【来日】wave to earth(韓国)
韓国発のインディーバンド、wave to earthが11月に来日。代表曲“seasons”が累計5億回以上再生されるなど世界的な人気を獲得し、北米ツアーでは29公演すべてがソールドアウト。東京・大阪の2都市で『the pieces tour』を開催する。韓国インディーのグローバル化を象徴する存在のひとつ。
日程:2026年11月26日(木)
会場:大阪・心斎橋BIGCAT
日程:2026年11月27日(金)
会場:東京・Zepp DiverCity(TOKYO)
詳細:https://www.livenationhip.co.jp/all-events/wave-to-earth-tickets-ae1466845
日本語で読める・聴けるアジア音楽情報
アジアの音楽に関する日本語で読めるメディア情報を幅広くお知らせします。
Web記事:インタビュー
キタニタツヤ × Silica Gel(日本×韓国)
https://www.billboard-japan.com/special/detail/5418
Ettone × Rol3ert(日本×韓国)
同世代Rol3ertとのコライトで見つけた「青」のモチーフ、Ettoneが語る“STAY”制作背景(Spincoaster)https://spincoaster.com/interview-ettone-x-rol3ert
Andr(台湾)
台湾の新進気鋭SSW:Andr(アンダー)にインタビュー——最新EP『SKIN』で辿り着いた「むき出し」のクリエーションとは? その唯一無二のDIY感覚に迫る(rockin’on.com) https://rockinon.com/interview/detail/215763
RIKI(台湾)
台湾発のディスコバンドRIKI|「MUSIC AWARDS JAPAN WEEK SPECIAL LIVE-Shibuya Sound Scramble 2026-」出演アーティストインタビュー(OTOMO)https://otomo.net/contents/1103170
HANRORO(韓国)
<インタビュー>韓国の若者を熱くさせるシンガーソングライターHANRORO、韓国で巻き起こる熱狂の理由と彼女が音楽で伝えたいこと(Billboard JAPAN)https://www.billboard-japan.com/d_news/detail/165192/
Sorry Youth(台湾)
RUSH BALL 2026 in 台湾 with FRIENDSHIP.開催直前!Sorry Youthに聞く、日本でやってみたいこと&海外ライブの必需品(SENSA)https://sensa.jp/interview/20260917-rbtw.html
DAZBEE(韓国)
DAZBEEが考える、日本語を知る楽しさ 韓国における歌い手・ボカロの音楽文化としての広がりも明かす(Real Sound) https://realsound.jp/2026/06/post-2433295.html
Renée(韓国)
若きAfrobeats R&Bの歌姫・Renée、初フルアルバム『LUST』を語る|INTERVIEW #77(BUZZY ROOTS)https://buzzyroots.com/interview/renee-ja/
CHOIYUDAM(韓国)
声真似少年が辿り着いた “50の声”。CHOIYUDAMが語る、“ジャンル自由化”という創作の根源|INTERVIEW #79(BUZZY ROOTS)https://buzzyroots.com/interview/choiyudam-ja/
xiihu(韓国)
矛盾し、歪んだ欲望について —— xiihu EP『WHOREMONES』|INTERVIEW #81(BUZZY ROOTS)
https://buzzyroots.com/interview/xiihu-whoremones/
Web記事:イベントレポート
TOKYO SUMMER ENSEMBLE(中国×タイ×日本)
TOKYO SUMMER ENSEMBLE 東京、アジア、エレクトロ。──水曜日のカンパネラ、KIKI、FiFi Zhangが描いた現在地(Qetic)https://qetic.jp/music/live-report-tokyo-summer-ensemble/477982/
ゲシュタルト乙女(台湾)10周年アルバム先行試聴会
『働くこと、休むこと。』も音楽になる──ゲシュタルト乙女、10周年アルバム先行試聴会レポート(OTOTOY)https://ototoy.jp/feature/2026091602
『RUSH BALL 2026』
icyball 冰球樂團(from 台湾)『RUSH BALL 2026』クイックレポートーー「日本大好き!」夕陽に染まるATMCを包み込んだ、台湾と日本を繋ぐ極上シティポップ(SPICE)https://spice.eplus.jp/articles/348616
粗大Band(from台湾)『RUSH BALL 2026』クイックレポートーー台湾から再訪の約束を果たし、豊かな音像で観客の心を鷲掴みに(SPICE)https://spice.eplus.jp/articles/348632
ラジオ・ポッドキャスト
NHK-FM『エイジアン・ミュージック・ニュー・ヴァイブズ』
現在不定期で放送中の『エイジアン・ミュージック・ニュー・ヴァイブズ』が4月より隔週で放送中。
詳細:https://www.nhk.jp/p/amnv/rs/M695PP15Z6/
好玩電台
EP71|竹内将子×菅原慎一 “バンコクのポテンシャル” Guest:フォトグラファー・Yoko Sakamotoさん(2026/8/21)
コリアン・ミュージック・デリバリー
EP.21|実際どうなの?韓国インディーシーンの実情に迫る(2026/8/26)
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WRITER

- 音楽ライター / 編集者
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神奈川県在住。2017年頃よりアジアのインディー音楽シーンを中心に、アーティスト・業界関係者へのインタビューを通して業界動向を取材し、Webメディア、雑誌、ラジオなど各種媒体にて発信。アジアの音楽関係者100人に会いに行くプロジェクト「Asian Experimental 100 People」を運営。実はフルタイム会社員であり、未就学児の母でもある。
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