New Neighbors vol.2
今年2月、京都みなみ会館で新たなイベントが始まった。
京都の若手インディーズバンドのなかでも、FUJI ROCKやRUSHBALLといった大型音楽フェスへの出演など活躍目覚しいバンド、Homecomings。そして京都出身のイラストレーターで、最近は雑誌「POPEYE」の表紙にそのイラストが使われるなど、こちらも急上昇中のサヌキナオヤ。両者の間にあった幾つもの偶然が結実し、音楽と映画のクロスイベント「New Neighbors」は誕生した。
ソールドアウトとなった初回は、Homecomingsのアコースティックライブと、彼らの音楽に宿る「爽やかな切なさ」にぴったりの青春映画、『アメリカン・スリープオーバー』が上映され、映画と音楽の境界が消える瞬間を感じた観客も多かっただろう。
そしてついに、「New Neighbors vol.2」が11月11日(土)に開催される。
今回上映されるのは、HomecomingsのGt.福富が「大切にしている」映画、『ヴィンセントが教えてくれたこと』。当初北米でたった4館の限定公開でスタートしたものの、多くの観客の心を掴み、最終的には2,500スクリーンで上映され、スマッシュ・ヒットをとばした作品である。往年の名優、ビル・マーレイが主演し、ゴールデングローブ賞では作品賞・主演男優賞でWノミネートされた。
前回同様、イベント特製のZINEやグッズに加え、今回は映画にインスピレーションを受けた新曲も製作中とのこと。『ヴィンセントが教えてくれたこと』を見たことがない人はもちろん、すでに見た人にも、彼らの音楽とともに新たな作品の見方ができるイベントになるのではないだろうか。
チケットは一般発売中。詳しくは公式サイトをご覧ください。
日時 | 2017年11月11日(土) OPEN/START 15:00/15:30 |
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場所 | 京都みなみ会館 |
チケット | 前売3,000円 |
公式HP |
WRITER
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1997年生まれの大学生ライター。
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ブログ「九六フィートの高さから」では、かっこわるいことをかっこつけて書いておりますが、別にかっこついてないです。