EVENT

〈livehouse nano〉19周年記念ファイナル『LOVEFESTA2023』

19周年を迎える〈livehouse nano〉。恒例となっている周年パーティーの最終日に『LOVEFESTA2023』と称したライブが開催される。

 

パーティーというものは大抵一晩で終わる。でもnanoの周年パーティーはそうではないらしい。周年月間と呼ばれ、例年2月の下旬頃から4月初旬の約1ヶ月半にもわたって渾身のブッキングライブが連日開かれるのだ。フライヤーにはアーティスト名がびっしりと並んでおり、これほど多くの出演者がその場所の節目を冠した周年パーティーに参加していることはnanoが京都の音楽シーンを支え、広げてきたライブハウスであることを物語る。

livehouse nano 19周年月間フライヤー
引用:https://twitter.com/mogura_nano/status/1626060417461256192?s=20

周年パーティーの最終日を飾る『LOVEFESTA』、今年の出演アーティストは全9組。京都を拠点とした馴染みのメンバーだが筆者のように遠方に住んでいていては知る機会がなかったアーティストも多く出演し、地域に根ざして活動するアーティストの多さに京都のインディーシーンの層の厚さを再認識した。

 

ブッキングをしているのは店長の土龍さん。livehouse nanoのウェブページには「最終的にはバンドの味方でいたい」と表明されていて、数多く出ている彼のどのインタビューを読んでも一つひとつのブッキングに全力で向き合ってきたことが伺える。

 

その姿勢は全てのライブを配信していることからも垣間見えるだろう。たとえば京都から離れた土地にいたり現場にはなかなか足を運ばなくなったり、さまざまな理由でnanoと距離がある人々がいる。その距離に関わらずどのライブにも触れられる配信は、関係をつなぐ接点として出演者、nano、そしてシーンにとって重要な役割を果たすだろう。

 

すでに今年の周年月間は2月18日(土)からスタートしているが、最終日の『LOVEFESTA2023』まではまだ複数のライブが開催予定。いままできっかけがなかった遠方の方もこの機会に京都のシーンを覗いてみてはいかがだろうか。

INFORMATION

日時

2023年4月2日(日)

open 13:30 / start 14:00

会場

livehouse nano

出演

Lainy J Groove / nayuta / 幽体コミュニケーションズ / Amsterdamned / Ribet towns / ゆ~すほすてる / Jagg Keen / Wee Small Hours / EnnU

料金

前売り ¥2,500(+1ドリンク代別途)

ご予約

https://livehouse-nano.com/reserve1.php

WRITER

RECENT POST

REPORT
ワークショップ「視覚に障害のある人とめぐるKYOTOGRAPHIE」- 継ぎ目につまずき、言葉を重ね…
ART

LATEST POSTS

REPORT
退屈の先へ。逆境を打ち破る『不時奏』のこれから【きょうもどこかで音楽が Vol.3】

ライブハウスに集まる人がイベントを育て、それがライブハウスの一つの顔になる。数あるライブハウスの中で…

COLUMN
【2025年3月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「各地域のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」このコラムでは、西日本エリ…

COLUMN
【2025年3月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東日本のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」今聴いておきたい注目のアー…

INTERVIEW
マリンビスト松本律子が採集する会話・民話・自然音-福島県川俣町でのアルバム制作に至る、彼女の生きる道

マリンバ奏者の松本律子が、2025年2月7日にアルバム『Dear KAWAMATA』を発表。福島県川…

INTERVIEW
音楽が好きな人の気持ちを後押しする 町の小さなレコード屋〈cuune〉

cuune 住所 〒910-0018福井県…