【キャシーの見たボロフェスタ2017 / 番外編】ボロフェスタを支えるスタッフたち
京都を代表するDIYフェスと言われるボロフェスタ。
でも、そもそもDIYフェスって一体どういうことなのだろう?
今回ボロフェスタに参加して改めて、いかに多くのスタッフがこのイベントを作り上げ支えているのかを感じました。この記事では、私が現場で見て感じ取ったボロフェスタスタッフの皆さんの姿をお伝えします。
受付・物販・ドリンクカウンター
KBSホールに到着すると真っ先に目に入るブースです。受付スタッフと物販スタッフは一日中声を張り上げてお客さんを呼び込んでいます。そんなに頑張って、声が枯れるんじゃないかしら……そして皆大好きなお酒!ドリンクを提供するスタッフも、終始大忙しでサーバーを傾けお酒を注ぎ続けていました。もう一杯飲んじゃおう。
フード
屋外のテントには沢山のフードブースが立ち並びます。カレーやまぜそば、ステーキなんかもあって、どれもとても美味しそうでしたね。長丁場のイベントに腹ごしらえは必須です。雨が滴るテントの中で、きっと準備も調理も大変だったことでしょう。ごちそうさまでした!
クローク
ライブは出来るだけ身軽な状態で楽しみたいですよね。お客さんの荷物を預かる大事な役割です。山のような荷物の管理能力が問われますね。今年は雨天だったので傘も預かってくれて、きっと例年以上に忙しかったのではないでしょうか。
アーティスト担当
ボロフェスタには沢山のアーティストが出演しますが、彼らに控え室を案内したり、当日の流れを説明しサポートするスタッフです。アーティストに快適に良いライブをしてもらうために大変重要な役割ですね。アーティストのボロフェスタに対する印象を左右する立場でもあるから、きっととても気を使うんだろうなぁ。
まかない
アーティストやスタッフに当日用意されるまかないご飯を作ったり提供するスタッフです。カレーだったり豚汁だったりおにぎりだったり、この美味しいご飯のおかげで精がつくのです。これ食べて一日頑張ろう!もぐもぐ。
場内整理
ライブ中、会場内は照明が落とされ足元が暗くなります。場内整理スタッフは入口付近で警棒を振ってお客さんを中へ誘導したり、より沢山の人がライブを見られるように会場奥へと案内したりしてくれています。地味なようですが、私たちがライブを存分に楽しめる環境を整えてくれているんです。
搬入整理
アーティストは沢山の機材を積んだ車で続々とやってきます。限られたスペースで彼らが順序良く安全に機材搬入出来るように車を誘導する役割です。雨の降りしきる中、カッパを着てびしょ濡れになりながら誘導していました。風邪ひかないでね。
PA・照明
今年のボロフェスタには4つのステージが設置されました。それぞれのステージでライブの音響や照明を担当するプロフェッショナルなスタッフがいます。ライブの良し悪しを大きく左右する責任重大な役割ですね。一日中感覚を研ぎ澄ませていて、すごく神経を使うはず。
ステージ裏・機材
私たちが見ているステージの裏では、アーティストがタイムテーブル通りスムーズに転換出来るように大忙しで準備がされています。インカムとレシーバーでスタッフ同士が状況を連携し合ったり、重い機材を運んでセッティングを行ったりしています。縁の下の力持ち。見えないところで頑張ってます。
カメラマン、ライブレポート
我々もここに属しますね。ボロフェスタの熱狂をより多くの人に伝えるべく、各ステージのライブの様子を撮影しレポートします。ボロフェスタブログのアップの早さと言ったら……本当に頭が下がります。私たちアンテナメンバーも寝る間を惜しんで渾身の記事を作成していますので、是非ご覧くださいね!
上記以外にも、きっと私が気付かないところで沢山のスタッフが仕事をしてくれています。ゴミ箱の前に立ってゴミを分別回収してくれたスタッフなんかもいましたね。細かいものを挙げ出すとキリがありません。
また、スタッフの皆さんは当日だけでなく前日までに多大な労力を掛けて準備をしています。会場の凝った手作り装飾を見ても、どれほど大変だったのかがひしと伝わってきます。
ただ、一日を通して見ていると、何だかボロフェスタはお客さんとスタッフの垣根が低いなというのも感じました。それぞれの仕事を全うしながらも、きっとスタッフ自身もこのイベントを全力で楽しんでいるのではないでしょうか。
ということで、ボロフェスタがDIYフェスと呼ばれる所以を感じていただけましたでしょうか?皆で一丸となって作り上げるボロフェスタは、やっぱり「めっちゃええフェス」ですね!ありがとう、お疲れさまでした!
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京都発アートパンクバンド、my letterの元ドラマー。
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現在名古屋在住のアンテナ遠距離組。最近のマイブームはカセットテープのジャケ買いと、グランパスくん。