NEWS

LOSTAGEが新アルバム『HARVEST』をBandcampで期間限定配信リリース

MUSIC 2020.04.10 Written By Sleepyhead

奈良の3ピースロックバンドのLOSTAGEが通算8枚目となるフルアルバム『HARVEST』をBandcampで配信限定でリリースした。配信でのアルバムの販売は、新型コロナウイルス感染症の事態収束までの期間限定とされている。

 

今作では五味岳久(Ba / Throat)がアコースティックギターとボーカルを担当。ゲストとして同じ奈良を拠点に活動するバンドAYNIW TEPOのベーシストKazuya Hori、キーボードには元SawagiのKoichi MIZUKAMI、そしてコーラスにRopesのアチコが参加している。アコースティックギターが作品全体に柔らかな印象を与え、五味の歌声の力強さがストレートに伝わる作品に仕上がっている。

 

また『HARVEST』と同時に、前作の『In Dream』も配信リリースされ、『HARVEST』は1,500円から、『In Dream』は1,000円から購入可能。しかしLOSTAGEの活動に対するサポートとして、設定以上の値段で買うこともできる。支払った金額と元々の差額がバンドに入る仕組みだ。

 

『HARVEST』リリースにあたり、五味は自身のブログで「不安を抱えながらそれでも生きていかなくてはいけない人達の暮らしに、その生活の何か足しになれれば本望だ」と語っている。先の見えない混沌とした状況の中、気持ちが落ち込みがちな日々だが、優しく響くLOSTAGEの音楽を聴けばきっと心が軽くなるはずだ。

作品情報

 

 

アーティスト : LOSTAGE
タイトル : HARVEST
配信日 : 2020年4月6日 

販売サイト : https://lostage.bandcamp.com/album/harvest

 

収録曲

 

1. かぎろひ
2. パルス
3. 独楽
4. 髑髏
5. Les Misérables
6. MESSAGE
7. HARVEST
8. グレイアイドフィッシュ
9. 残像

WRITER

RECENT POST

INTERVIEW
身近な距離感のインディーロックが生まれる原点とは – YONLAPAインタビュー
INTERVIEW
時間をかけて他人の言葉に身を委ねる「表現としての翻訳」とは – 藤井光インタビュー
COLUMN
変わりゆく自分の現在地|テーマで読み解く現代の歌詞
COLUMN
Vol.3 Sovietwaveトラックガイド
COLUMN
Vol.1 Sovietwave 時代の移り変わりでねじれるソ連のノスタルジー
COLUMN
Dig!Dug!Asia! Vol.5 : Khana Bierbood
COLUMN
【Behind The Music of Asia】Vol.1 : South Korea 前編
REVIEW
The Neon City – Fancy in Twenties
COLUMN
【Dig! Dug! Asia!】Vol.2 : YONLAPA

LATEST POSTS

REPORT
退屈の先へ。逆境を打ち破る『不時奏』のこれから【きょうもどこかで音楽が Vol.3】

ライブハウスに集まる人がイベントを育て、それがライブハウスの一つの顔になる。数あるライブハウスの中で…

COLUMN
【2025年3月】今、西日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「各地域のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」このコラムでは、西日本エリ…

COLUMN
【2025年3月】今、東日本のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東日本のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」今聴いておきたい注目のアー…

INTERVIEW
マリンビスト松本律子が採集する会話・民話・自然音-福島県川俣町でのアルバム制作に至る、彼女の生きる道

マリンバ奏者の松本律子が、2025年2月7日にアルバム『Dear KAWAMATA』を発表。福島県川…

INTERVIEW
音楽が好きな人の気持ちを後押しする 町の小さなレコード屋〈cuune〉

cuune 住所 〒910-0018福井県…