attc vs Koharuがファースト・アルバム『縁かいな~Bring Us Together~』をリリース
2020年5月25日(月)にファースト・アルバム『縁かいな~Bring Us Together~』のリリースを発表したattc vs Koharu。端唄や俗曲、民謡などの歌い手として有名な柳家小春とサウンド・アーティストAMEPHONE(Ba)を中心に、山田民族(Gt)、塚本真一(Pf)、庄司広光(Dr)により2012年に結成されたレゲエバンドattcが、この異色ともいえるコラボレーションを開始したのは2013年のこと。柳家小春による三味線の弾き語りと、ロックステディ、レゲエ、モーラム、ニューオリンズなど、世界中のポピュラー・ミュージックの一端を取り入れたattcのアンサンブルが一体となりパラレルに展開する音楽は、新奇ながらも軽妙なフュージョンを生み出した。
2014年にアナログ7インチ・シングル「梅は咲いたか c/w 五木の子守唄」(円盤)を発表して以来、約5年ぶりに本作を限定部数で販売する。
本作はジャマイカのリディムと日本の大衆はやり唄を中心に、8曲を収めたCDと新録を2曲を収めたアナログ7インチ・シングルCDから構成されている。さらに、編集者・須川善行が中国流行歌=時代曲を考察したエッセイを収めたハードカバー書籍(64ページ)がパッケージとなった特殊仕様。現在、SWEET DREAMS PRESS STOREで予約を受け付けている。時代も国もジャンルも越えた音が何層にも重なって生まれる、どこか懐かしいけど新しい楽曲にしばし身をゆだねてみてはいかがだろうか。
作品情報
アーティスト:attc vs Koharu
タイトル:縁かいな 〜Bring Us Together〜
レーベル:SWEET DREAMS PRESS
発売日:2020年5月25日(月)
パッケージ:書籍(上製|191mm x 193mm|本文64p)+CD+アナログ7”シングル貼付
テキスト:「時代曲周遊〜音楽のローカリゼーションをめぐるメモ」須川善行
楽曲解説・注釈:柳家小春 *本文テキスト、楽曲解説、歌詞の英訳あり。
価格:¥3,400+税
収録曲
CD
1. 縁かいな
2. 梅は咲いたか
3. からかさ〜奴さん(メドレー)
4. さのさ節
5. 五木の子守唄
6. 淡海節
7. 山中節
8. 大津絵 両国
7インチ・シングル
SIDE A: からかさ
SIDE B: 天竜下れば
WRITER
-
91年生、岡山出身、京都在住。平日は大阪で会社員、土日はカメラ片手に京都を徘徊、たまに着物で出没します。ビール、歴史、工芸を愛してやみません。
OTHER POSTS