新体制のロブスター、今までとこれからを詰め込んだ1st アルバム『憧れをあつめて』をリリース
京都を拠点に2020年から活動している「ハートフルガレージパンクバンド」ロブスター。これまでスリーピースバンドとして楽曲を制作、ライブなどを行ってきたが、今年12月に、片岡悠輝(Ba)、論田康平(Dr)が脱退。今後は、船木翔(Gt / Vo)が単独で活動を継続することを発表した。当面は、船木のソロ出演もしくはサポートを迎えたバンド形態で行うという。そんなソロという新体制に移行したロブスターが、2024年12月23日(月)、初のアルバム『憧れをあつめて』を配信リリースした。
今作は、温かく馴染みやすい音楽を鳴らすロブスターを象徴するようなどこか下町感のあるアルバムとなっている。
すでにMVが公開されている“僕らの星座”、“漫才”、“君の歌から”も含めた全11曲を収録。アルバムタイトルにもなっている楽曲“憧れをあつめて”は、リスナーに寄り添いつつも踊らせるポップなナンバー。リズム隊の音が活きる“つれだしてメイジー”は、ブロンドヘアの「メイジ―」の姿が思い浮かぶような真っ直ぐな歌詞も相まって、ライブでも盛り上がる1曲である。10曲目の“羊雲”は、どこか懐かしさを感じる疾走感のあるサウンドが印象的だ。このように、ポジティブに寄り添ってくれる楽曲たちを詰め込んだ今作のリリースは、「これからも進み続ける」という船木の気概も感じられる。
ロブスターの音楽は、常に人を想っている。
船木、片岡、論田の3人で駆け抜けた道がそうであったように、ロブスターはこれからも、たくさんの人たちが前を向いていけるパワーを与えてくれるはずだ。ぜひこの機会に、京都で鳴り続ける「ハートフルガレージパンク」に出会ってほしい。
Apple Musicはこちら
ロブスター1st Album『憧れをあつめて』
アーティスト:ロブスター
配信日:2024年12月23日(月)
フォーマット:デジタル
1. ハートフルパンクソング
2. 憧れをあつめて
3. 僕らの星座
4. 博打
5. なつのうた
6. うたにする
7. つれだしてメイジー
8. boys
9. 漫才
10. 羊雲
11. 君の歌から
ロブスター
Gt / Vo船木翔を中心に活動する、京都発ハートフルガレージパンクバンド。自主企画のライブイベント『ローブスター感謝祭』を開催したり、〈ゼスト御池地下街(京都)〉の広場にて路上ライブをしたりと、明るく精力的な活動で人々の心に温もりを与えている。
You May Also Like
WRITER
-
2001年梅雨生まれ。音楽の流れる景色を描くようなことばを紡ぎたい。ただいま、京都。
OTHER POSTS