
コロブチカ presents 『ひみつのよふかしツアー』
京都のバンド、コロブチカによる『ひみつのよふかしツアー』が、2025年3月25日(火)に〈心斎橋Pangea〉から始まる。大阪、愛知、東京、京都の順に回るツアーで、各公演の対バンは順次解禁される。
大阪編では、オートコード、THE HAMIDA SHE’Sといった京都で切磋琢磨する同年代のバンドをはじめ、2年ぶりの対バンとなる大阪のパワーポップバンドBacon、青春の一コマを描くようなエモーショナルなサウンドで魅了する3ピースバンドPLATFORMという、4組の対バンが先行解禁されている。
コロブチカは、3月12日(水)に2nd Single 『夜のせい』を配信リリースしたばかり。ニューリリースの看板を飾る“夜のせい”は、昨年10月リリースの1st EP『ワンダーアラウンド』のフィジカル盤限定でデモ音源として収録されていた楽曲だ。
例えば、誰もが経験するであろう、気付けば何もしないまま一日が終わっていた日。「結局今日は何もできなかったな」という憂鬱は、夜だからこそ他の余計な悩みにまで伝染していく。そんな終わりのない気持ちに着地点を与えてくれるような歌詞と明るいリズムに救われる人も多いのではないだろうか。
カップリング曲の“ボーイフッド”は、“夜のせい”と同じくライブでも愛されてきた。「ドラゴンの裁縫セット 十年前の過ち」という平成生まれの心をくすぐる歌詞が、配信リリース前から話題になっていた。昨年10月には、ドラゴン柄の裁縫セットを製作する企業〈株式会社サンワード〉から、北原圭悟(Gt / Vo)のXでのポストにリプライが来るという出来事も。小学校の家庭科の授業で使うために選んだ裁縫セットのあの柄が、年を重ねた今となっては少し恥ずかしい。今現在している選択も、数年後には同じように感じるのだろうか。そんな等身大の半生が詰まったタイムカプセルのような楽曲となっている。
このような2曲を引っ提げて回る今回のツアーは、幼い頃に密かによふかしをした記憶、当たり前のようによふかしできるようになった今だから感じる哀愁をふと思い返すようなツアーになりそうだ。2ndシングルのCDは、ツアー初日の大阪編からバンドの物販にて発売予定。
コロブチカ2nd Single『夜のせい』
アーティスト:コロブチカ
配信日:2025年3月12日(水)
CD発売日:2025年3月25日(火)
フォーマット:デジタル、CD
- 夜のせい
- ボーイフッド
京都編
日時 | 2025年5月10日(土) open 18:00 / start 18:30 |
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会場 | |
出演 | コロブチカ / SEVENTEEN AGAiN |
料金 | 前売り ¥3,000 / 当日 ¥3,500(+1ドリンク代別途) |
予約 |
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2001年梅雨生まれ。音楽の流れる景色を描くようなことばを紡ぎたい。ただいま、京都。
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