Janet Klein and Her Parlor Boys来日公演
”パーラーミュージックの女王”、ジャネット・クラインが、デビュー20周年にあたって日本公演(東京、大阪、福岡)を行う。
クラインは1998年に『Come into My Parlor』でデビューして以来、「パーラーミュージック」を奏でてきた。あまり耳なじみのないジャンルだが、欧米において「中産階級の家の応接間などでその家の人たち(アマチュア)がピアノなどを弾きながら歌った音楽のこと」(Tom’s Cabin HPより)。つまり、19世紀初頭、いわゆるジャズや歌謡曲、オールドタイムミュージックの先祖のような存在だ。言葉をかえれば、誰が聴いても懐かしい、美しいメロディを持った普遍的な歌である。
たしかに、彼女はこうした深い造詣に根差した音楽を発信し続けてきた唯一の存在だ。しかし何よりも、世界中のファンを魅了してやまないのは、クライン自身の堂々たるたたずまいと歌声に違いない。円熟を増した彼女のバンド、”Her Parlor Boys” とともに奏でられるサウンドは軽やかに美しく、まさに時代を超えている。今回のツアーに先駆けて、10月8日に日本先行発売のCD『Shanghai Shuffle』をリリースするが、こちらもベスト盤としてファンならずとも必聴だろう。
日時(大阪公演) | 2018年10月25日(木)19:30〜 |
---|---|
会場 | 梅田クラブクアトロ |
料金 | ADV¥6,000(+1Drink) DOOR¥7,000(+1Drink) |
出演 | Janet Klein and Her Parlor Boys |
チケット | 梅田クラブクアトロ (06-6311-8111)
|
公式HP |
You May Also Like
WRITER
-
神戸の片隅で育った根暗な文学青年が、大学を期に京都に出奔。
OTHER POSTS
アルコールと音楽と出会ったせいで、人生が波乱の展開を見せている。