EVENT

N₂ Tab.10『街の死:necropolises.』

ART PHOTOGRAPH PR 2020.07.25 Written By 児玉 泰地

2020年7月21日(火)〜8月1日(土)(Season1)、そして8月11日(火)〜22日(土)(Season2)にかけて、京都を拠点に活動する劇作家、杉本奈月が代表を務める演劇カンパニー、N₂(エヌツー)によるプロジェクト『 街の死:necropolises.』が開催される。京都は九条にある小劇場、〈THEATRE E9 KYOTO〉が舞台芸術の概念にとらわれない作品の発信地となることを目指して開始した『THEATRE E9 Air』のオープニングプログラムの一つだ。

 

観客自身が、朝目覚めて最初に見た光について綴ったテキストと朝を撮影した写真を集めることで、新型コロナウイルスの影響下にある観客それぞれの現在地を記録する。Season1では朝、起きてから一時間のあいだに、Season2では観客の現在地での夜明け方に撮影した写真が対象だ。

 

各シーズンの最後にはミーティングが行われ、全日程終了後には、テキストと写真をまとめたフォトブックが配送される。劇作だけでなく、過去作品のフライヤーデザインも行う杉本が手掛けた冊子は、それだけでも一つの作品となるだろう。表紙を開き、他の参加者が目にした「朝」を改めて眺めたとき、それぞれに何を感じるのか。各シーズン20人限定の今作。予約は各シーズン最終日の4日前までなので早めに行おう。

劇場文化が死と生の境界にある今、あるいは一、二年ほど先まで。わたしたちは「劇的なもの / 劇であること」の境界をなぞり、演劇と劇場それぞれの内外をも出入りしつづけるでしょう。死ととなりあわせの街で、演出 / 出演者という立場からも舞台上のみで生起するすべての物語からも降りて、それでもなお観客という隣人とともに在るための未来を見つけていくべく、ボーダレスな演劇の場を創造しつづけます。どうぞご注目ください。

杉本奈月

日時

Season1

2020年7月21日(火)〜30日(木) (朝起きてから一時間のあいだに写真を撮影)
オンラインミーティング 7 月 31 日(金)start 12:00 / start 20:00
オフラインミーティング 8 月 1 日(土) start 12:00 / start 20:00

 

Season2

2020年8月11日(火)〜20日(木)(現在地の夜明け方に写真を撮影)
オンラインミーティング 8月21日(金)start 12:00 / start 20:00
オフラインミーティング 8月22日(土)start 12:00 / start 20:00

 

※現在地の夜明け方はインターネットにつながるパソコンやスマートフォンなどのGPSをオンにし、「夜明け 時間」で、GPSがオフになる場合は「夜明け 時間 (現在地)」で検索。

※1シーズン中、原則3日は参加。
※ミーティングも1シーズン中、原則1回は参加。

会場

インターネット(特設サイト等は予約者にメールで通知)

※オンラインミーティングはzoom、オフラインミーティングはTHEATRE E9 KYOTO ロビーを予定。

出演 / テキスト

観客

スタッフ

演出 / デザイン:杉本奈月

カンパニーメンバー:秋山真梨子

協力:THEATRE E9 KYOTO(一般社団法人アーツシード京都)

制作:N₂ 制作部
主催:N₂

料金

¥1,500 / 1シーズン

ご予約

THEATRE E9 KYOTO
※テキストと写真を共有するウェブサイトのアドレスや詳細な方法は、予約後の返信メールにて連絡。

※1シーズンにつき先着20名まで。
※各シーズン最終日の4日前までに申し込み。
Season1:7月26日23:59まで / Season2:8月16日23:59まで
※参加するミーティング日時を同時に選択。

お問い合わせ

N₂( info@n2-pa.page
公式サイト 
Twitter
Facebook
Instagram

WRITER

RECENT POST

COLUMN
【Dig! Dug! Asia!】Vol.6 後編:ジャンルを融合させるパキスタンアーティストたち
COLUMN
【Dig! Dug! Asia!】Vol.6 前編:パキスタンの「文化の床」Coke Studio …
REVIEW
FNCTR – five
COLUMN
俺の人生、三種の神器 -児玉泰地 ③大和郡山 編-
REVIEW
谷澤ウッドストック – folknia
INTERVIEW
京都みなみ会館
COLUMN
俺の人生、三種の神器 -児玉泰地 ②役者でない 編-
COLUMN
俺の人生、三種の神器 -児玉泰地 ①靴屋のゴジラ 編-
REVIEW
谷澤ウッドストック – 無料の音楽

LATEST POSTS

COLUMN
【2024年2月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

INTERVIEW
ただ笑顔でいてほしい。黒沼英之が休止中の10年間で再認識した、作った曲を発表することの意味

「元気で、よかった」シンガーソングライター・黒沼英之が音楽活動を再開すると知って、初めに思ったことだ…

COLUMN
【2024年2月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シー…

INTERVIEW
Ribet townsは12人組プロジェクトチーム!? 現代社会を楽しく生き抜く処世術を歌う、新作に至った意識の変化

つくづくRibet townsはタフなバンドだと思う。2016年に京都で活動開始した当初から、12人…

REVIEW
大槻美奈『LAND』-愛で自身の問いに終止符を打つ、集大成としての『LAND』

愛で自身の問いに終止符を打つ、集大成としての『LAND』 …