山下茜里個展『PANOPTICON』
2020年9月22日(火)から10月4日(日)まで、京都市中京区にある画廊gallery MARONIEの4階フロアにて、山下茜里の個展『PANOPTICON』が開催される。
山下茜里は染色を用いて創作を行うアーティスト。「目」を作品の中核に据え、真っ赤な人体の中で目が異様な存在感を放つ「cryptid(クリプティッド)」シリーズなどの作品を発表している。この個展では、前回の個展で初展示した「Vigor(ビガロ)」という立体作品のシリーズを主に展開。小人サイズから、1000以上の目を持つ巨体までが2週間、会場で来場者を待っている。
山下の染める目は見る者を見返し射竦める。観覧者は作品の無数の目と見つめ合ううちに、その中に宿らないはずの「生命」を感じるだろう。奇妙な世界観が充満する展示空間を、ぜひ堪能してほしい。また、山下は会期中、感染対策を行いながら全日在廊予定。混み合っていなければ、アーティストに直接話を聞いてみるのも良い交流になるだろう。訪れる際はマスクをお忘れなく。
アーティスト・ステートメント
「誰一人にも、見られてはいないと思っていました。」
こんなことはあり得ないと考えます。
あなたが存在する限り、
あなたは常に誰かを見て、誰かに見られていることを
忘れてはならないと思っています。
日時 | 2020年9月22日(火)〜10月4日(日) ※月曜休日 ※日曜日のみ18時まで |
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会場 | gallery MARONIE 4F |
料金 | 入場無料 |
お問い合わせ | gallery MARONIE |
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WRITER
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92年生。「役者でない」という名で役者してます。ダンスやパフォーマンスも。言葉でも身体でも表現できる人間でありたいです。
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