Contemporary Dance 国際共同製作 『RE/PLAY Dance Edit』
多田淳之介演出によるダンス作品『RE/PLAY Dance Edit』が京都芸術センターにて開演。カンボジア、シンガポール、日本を拠点とする注目のダンサーたちの競演を目の当たりに。
本作は、多田淳之介率いる東京デスロックが、2011年上演の『再/生』を、2012年にリ・クリエーションし「We dance 京都2012」で初演したもの。繰り返されるポピュラーな楽曲と、踊り続けるダンサーたちの身体。京都、横浜、シンガポール、カンボジアで現地のダンサーと文字通りボーダーレスな上演をしてきたが、作品の本質はボーダーを無くすのではなく、様々なボーダーを抱えたまま進むことにあるという。
京都での公演は今回が2度目だが、各公演ごとにメンバーが違いその回限りのダンス公演を味わうことができる。8人のダンサーが繰り広げる剥き出しの踊りの競演を、ぜひご覧あれ。
演出家・多田淳之介より
2012年に京都のダンサーたちと創った『RE/PLAY Dance Edit』の初演は、自分自身初めてのダンサーとのクリエーションで、身体があり、形があり、動きがあり、ダンスがあり、時間があり、観客がいる、ただそれだけのことで「まさかこんなことになるのか」と興奮し続けた毎日でした。それ以来、横浜では関東のダンサーと、そしてシンガポール、カンボジアでは現地のダンサーに日本のダンサーも加え、この作品は未知なる「まさか、こんなこと」を求めて旅を続けています。「ダンス/演劇」というボーダーから生まれたこの作品は、さらに国、地域、身体、ダンス、バックグラウンド、多様なボーダーを抱えることで変容を続けてきました。執拗に繰り返す/繰り返せない時間の中で、ダンサーたちはそれぞれの振り付けを同時に踊ります。それはソロであり、群舞であり、私たちは違うということであり、私たちが共にいることでもあります。シンガポール、カンボジアからのダンサーも共に、さらに未知なる「まさか、こんなこと」を求め、再び、京都へ。
日程 | 2017年11月25日(土) 、26日(日) |
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場所 | 京都芸術センター 講堂 |
演出 | 多田淳之介 |
振付・出演 | きたまり、今村達紀、Sheriden Newman、Narim Nam、Chanborey Soy、Aokid、斉藤綾子、吉田燦 |
料金 | 一般前売¥2,000 / 当日 ¥2,500 |
予約 |
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主催 | 京都芸術センター、NPO 法人Offsite Dance Project、RE/PLAY Dance Edit 実行委員会 |
問合せ先 | 京都芸術センター |
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離れてわかる地元のありがたみを感じる道産子です。移動が好きで、わりとどこでも生きていけます。踊るのが好き。KPOPはARMYでN市民でEXO-Lす。
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