森の展示室
本イベントは新型コロナウイルスを考慮し、会期を4/19(日)まで延長しています。また、4/11,12(土,日)に実施予定だったトークイベントと鑑賞ツアーは中止となっております。最新情報については主催者のInstagramアカウントをご確認ください。
京都府船井郡京丹波町・わち山野草の森で、2020年4月11日(土)〜4月19日(日)に、木工やガラス・和紙・革・写真など様々な素材を扱う約50組の作家が参加するアート展『森の展示室』が開催される。
今年で7年目の開催となる『森の展示室』は、和紙作家・ハタノワタルを中心に2014年、京都府船井郡の旧和知(わち)地域の活性化を図るために開催された『はるいろさくらまつり』のプログラムの一部として、「自然との共存」をテーマにスタートした。約900種の山野草や花木などが息づき、四季折々の美しい花や風景を満喫できる<わち山野草の森>の中を散策しながら、森に溶け込むように展示されている作家の作品と出会えるアート展だ。2019年からは主催を革作家・logseeが引き継ぎ、町おこしという名目から一歩踏み込み、作家の深化を目撃する場として、イベントの第二章をスタートさせている。このイベントでは予め割り振られた区画に作品を持ち寄るクラフトフェアやアート展と異なり、作家自らが作品を展示する場所を森の中に見つけ、場所も作品鑑賞の一部と捉える。鑑賞者は、現代のつくりすぎられたものに囲まれた生活から離れて、なにもない森の中でただ、この場所だから生まれる表現と対峙する贅沢な時間を過ごすことができる。今年のテーマは「土」。一体どんな作品と出会い、何を感じるのだろうか。何もない森の中で、からっぽに満たされてみよう。
2014年よりはじまった空想時間。過去、未来そして現在をつなぐ森だからこそ感じれる時間、空間を大切に取り組んできました。昨年は、森の端っこで妖精を感じる作品群を見、そして作品を通じて感じ取れる森の目線を感じ、ここだからこそできる表現を再確認。今年はさらに多くの参加者を募り、より充実した空想時間を目指しています。森の中で記憶にふれる。その先の未来の時間を想像する。現代のつくりすぎられたものに対して、私たちの意識の先はどこに向いていく?
昔より続く、つくること、色、形。過去、未来、そして現在へまわるまわる空想時間。わち山野草の森の中をステージに各々の作品が展開されています。
森の中で、からっぽになる
でも、なにもない空っぽではなく
なにかに満たされた空っぽ
日時 | 2020年4月11日(土)〜4月19日(日)※期間延長 9:00〜17:00 入園:16:00まで 4月19日以降、展示している作品もあります。 |
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会場 | わち山野草の森 住所:〒629-1131 京都府船井郡京丹波町坂原シヨガキ5 電話:0771-84-2041 休園:火曜 |
入園料 | ¥310 |
イベント | ※イベントは中止になりました 4月11日(土)13:00〜わち山野草の森の杉林の中 森のお話会 大森梨紗子・津久井珠美 事前申し込み不要で、当日どなたでもご参加いただけます。
4月12日(日) 森の展示室ツアー |
お問い合わせ | logsee 石黒 mail@logsee.net |
出展作家 | 沓沢佐知子 / 吉田和代 / minarusuy / アキフミキング / 豆椿 / 金子朋恵 / moi.toi. / 大森梨紗子 / 小倉広太郎 / Funatabi atelier / ORITO / タケモリチエコ / 藤森ちかこ / AURORA BOOKS / 荒川尚也 / 鈴木隆 / ハタノワタル / logsee / 東亨 / 大橋史人 / 大橋めぐみ / otrunotrus / とりもと硝子店 / 太田良子 / ハトエビス / atelier KIPI / 岡野香 / 加茂学 / 萩原桂子 / 鳥飼二美子 / 相良育弥 ※順不同 design:ハタノワタル |
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離れてわかる地元のありがたみを感じる道産子です。移動が好きで、わりとどこでも生きていけます。踊るのが好き。KPOPはARMYでN市民でEXO-Lす。
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