EVENT

『 残影の残光 afterglow of vestige 友枝 望』展

ART 2020.11.13 Written By 児玉 泰地

2020年11月14日(土) から16日(月)にかけ、京都府南丹市のオーエヤマ・アートサイトにおいて、展覧会『 残影の残光 afterglow of vestige 友枝 望』展が行われる。

 

この展覧会はギャラリー・パルクが主催するプロジェクト『すべ と しるべ 2020』の第2回として開催され、2020年6月末にスペースを閉鎖した彼らが活動内容を変更して取り組む最初の展示企画。これからの社会状況の中にあって、展覧会における『つくる・ひらく・のこす』の関係性を検証し、現在とこれからに向けた新たな可能性を試行するためのプロジェクトだ。

 

京都府南丹市八木町にある〈旧八木酒造〉の築400年を超える酒蔵を会場に、アーティスト 友枝望が滞在・制作し、3日間のみ作品を展示・公開。 また、展示公開終了後には、映像記録をオンラインにより公開する。任意の物を整然と配置し、上から俯瞰で撮影する写真スタイルを指す「ノーリング」の手法を用いたインスタレーションを多く手掛ける友枝は、会場の倉庫に眠る品々を引っ張り出し、並べ直し作品を展示する。旧八木酒造と土地の歴史、営為や暮らしに内在する重層的な記憶を拠り所に、現在と過去を多重露光のように重ね留める試みにより、これからの未来に向かうための新たな「すべ」を手探りする。

友枝の過去の作品例 『Alignment -Yashica electro35-』 2018 Yashica electro35 , 蛍光灯 , 安定器 , ケーブル サイズ可変 2018年・Gallery PARC

今まで多くの展覧会において事実を残すことを目的に、実際の鑑賞体験を補完する機能を担っていたといえる記録(写真・映像・情報)。実際の鑑賞による体験が困難となった現在では記録が果たす役割や機能にも変化が必要ではないかとの考えから、とりわけ映像による展覧会の記録について、「のこす」だけではなくそれが「読まれる」時、そこに鑑賞と重なる、または異なる新たな体験を「つくる」ことに目を向けた試みがこのプロジェクトだ。

 

「読み物」としての記録、いわば「記録と記述」の狭間に展覧会が意識的に踏み込むことで、そこにどのような体験を「ひらく」ことが出来るのか。表現がこれからの社会に対応しながら、そこで起動するための術を編み出す機会を目指す。展覧会に足を運ぶ際は予約をお忘れなく。

日時

11月14日(土)〜 16日(月)

open 12:00 / close 17:00
※3日間のみの限定公開
※予約制

会場

オーエヤマ・アートサイト
〒629-0141 京都府南丹市八木町八木鹿草71「八木酒造」内

 

アクセス

 

電車

JR京都駅より嵯峨野線(28分)で八木駅下車。八木交差点を越えて直進5分。突き当たり丁字路を右折1分。〈八木酒造〉入口より。

 

京都縦貫道八木東ICより国道9号線、八木交差点を北東1分。
※駐車場なし。

料金

無料

予約

Mail:info@galleryparc.com
※「名前・当日連絡の取れる電話番号・希望日時・鑑賞人数」を記載

お問い合わせ

ギャラリー・パルク (info@galleryparc.com|075-231-0706)

〒604-8115 京都市中京区雁金町373みよいビル202
HP

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Instagram

協力

オーエヤマ・アートサイト(会場提供)、今村 達紀

主催・企画

ギャラリー・パルク

※京都府文化力チャレンジ補助事業

友枝 望|Nozomi Tomoeda

 

 

1977年 大阪生まれ
2001年 広島市立大学芸術学部デザイン工芸学科 卒業
2002年 ハノーファー専科大学美術科に6ヶ月間交換留学
2003年 広島市立大学大学院芸術学研究科博士前期課程 修了
2006年 広島市立大学大学院芸術学研究科博士後期課程 単位修得退学
2009-10年 ハンブルグ美術大学彫刻科、及び時間ベースメディア科在籍

 

相対性や類似性を手掛かりに、様々な場所や素材に行為を加えて、観察や検証の対象とする作品制作を行なう。

 

http://www.nozomitomoeda.net

写真:『Transparency sequence – Glass -』 2015 / 2017 ガラス瓶 サイズ可変 2018年・Gallery PARC

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