EVENT

Botanical House Vol.4 〜新春スペシャル〜

Botanical Houseは、当アンテナの音楽ライター講座でも講師を務める音楽評論家・岡村詩野とイベンター・SMASHが開催するシリーズ・ギグ。過去3回にわたって中川敬×リクオ、安部勇磨(never young beach)、キツネの嫁入り、志磨遼平(ドレスコーズ)らが出演し、東西各シーンの生々しい交錯の場となってきました。

 

第4回となるBotanical Houseは新春スペシャル。東京からは、人気と気骨を兼ね備えたソングライター夏目知幸(シャムキャッツ)と澤部渡(スカート)、そして両者が敬愛するオルタナティブ・ポップの旗手率いる豊田道倫 & mtvBANDが揃って上洛。そこに京都から、新作『WHALE LIVING』で盤石のスタイルを確立したHomecomingsを加えた4組が共演します。

 

京都の坩堝なミュージック・シーンを見守ってきた磔磔で、それぞれがキャリアを通して貫いてきたポップソング・メーカーとしての挟持がぶつかりあう四つ巴。特にパラダイス・ガラージとして『愛と芸術とさよならの夜』をリリースして間もない豊田道倫は、1月18日(金)にソロ名義でのさらなる新作『サイケデリック・ラブリー・ラスト・ナイト』の発売も控えています。東京ですらそう見られそうにないこの夜をお見逃しなく!以下、出演者からのコメントも届いています。

「とにかく轟音出したい。バランスなんかおかまいなく。目指すは「あるところ」。mtvBANDと共に。旅は長いが、実はそう長くはないかもしれない。今を鳴らすだけ。京都で。倒れなかったら、負けの夜。」

豊田道倫

 

「緊張感のあるイベントですね。しかも一人で出るので、こりゃあパワーがいるぜ、と思ってます。焼肉食って、挑もうと思います。どんな夜になるのか、どんな自分が出てくるのか、楽しみです。」

夏目知幸

 

「夏目くんもHomecomingsも豊田さんも古い知り合いなのにどうしてだろう、リラックスした演奏ができる気がしない!そんなライヴ、めったにないので今からとても楽しみです。」

澤部渡

 

「自分が好きな音楽同士が、そして自分の音楽が、どこでどうやって繋がっているのかが分かる夜になると思います。」

福富優樹 (Homecomings)

日程

2019年1月12日(土)

時間

OPEN 16:00/START 17:00

会場

磔磔

出演

豊田道倫 & mtvBAND(豊田道倫、久下惠生、宇波拓、冷牟田敬)

夏目知幸(シャムキャッツ)

澤部渡(スカート)

Homecomings

チケット

スタンディング 前売り:¥3,000

ドリンク代別

 
チケットぴあ (0570-02-9999 / Pコード:133-997)
ローソンチケット (0570-084-005 / Lコード:53960)
磔磔 (075-351-1321)
お問い合わせ

SMASH WEST (06-6535-5569)

WRITER

RECENT POST

COLUMN
死を想い生を見つめる、残された者たちのポップソング|テーマで読み解く現代の歌詞
INTERVIEW
バンドでも1人でも、パレードみたいに楽しくしたい! ― さとうもか、加速する活動の手ごたえを語る
REPORT
『御影ロマンス』ライブレポート
INTERVIEW
sa/wa 改め Sawa Angstromが語る、エレクトロニック・ミュージックの楽しさと海外ツア…
REPORT
中村佳穂 2nd album「AINOU」release party 京都編
INTERVIEW
つくる歓び、あたらしい野心 – 中村佳穂 2nd Album『AINOU』リリースインタ…
REPORT
【吉田紗柚季の見たボロフェスタ2018 / Day3】Special Favorite Music …
REPORT
【吉田紗柚季の見たボロフェスタ2018 / Day2】The Chorizo Vibes / CAS…
REVIEW
千紗子と純太 – 千紗子と純太と君
REPORT
ナノボロフェスタ 2018 ライブレポート
REVIEW
少年ナイフ – Brand New Knife
REVIEW
Welcome Interstate Managers – Fountains Of W…
REVIEW
Wanderlust – Little Big Town

LATEST POSTS

COLUMN
【2024年4月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

COLUMN
【2024年4月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」「今」の京都の音楽シー…

REVIEW
「キテレツで王様になる」SuperBack『Pwave』のキュートなダンディズムに震撼せよ

2017年に結成、京都に現れた異形の二人組ニューウェーブ・ダンスバンドSuperBack。1st ア…

REPORT
台湾インディーバンド3組に聞く、オリジナリティの育み方『浮現祭 Emerge Fest 2024』レポート(後編)

2019年から台湾・台中市で開催され、今年5回目を迎えた『浮現祭 Emerge Fest』。本稿では…

REPORT
観音廟の真向かいで最先端のジャズを。音楽と台中の生活が肩を寄せ合う『浮現祭 Emerge Fest 2024』レポート(前編)

2019年から台湾・台中市で開催され、今年5回目を迎えた『浮現祭 Emerge Fest』。イベント…