特別展 生誕90年『田中一光 未来を照らすデザイン』
2020年1月25日(土)~3月15日(日)まで、奈良県立美術館にてグラフィックデザイナー・田中一光の生誕90年を記念した特別展『田中一光 未来を照らすデザイン』が開催される。
田中一光は1930年に奈良市内に生まれ、昭和を代表するグラフィックデザイナーとして活躍した。その作風は琳派に強く影響を受け、伝統芸能や浮世絵といった日本古来の文化を取り込んだモダンなポスターやエディトリアルなどの作品を発表している。また、アートディレクターとしても手腕を発揮し、今日でも無印良品やLOFTのロゴマーク、西武百貨店の包装紙などで多くの人が彼のデザインを目にしているはずだ。
本展では、膨大な業績の中から、衣服デザイナー・三宅一生による「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」から、代表作でもある『Nihon Buyo』と『写楽二百年』をモチーフとした作品をはじめ、奈良県立美術館に収められているグラフィックが一堂に会する。
昭和を彩った田中一光の作品を通して、その創作活動の魅力や、デザインの持つ美しさ、エネルギーを感じてみよう。
会期 | 2019年1月25日(土)〜3月15日(日) 9:00 – 17:00 (入館は閉館の30分前まで) 会期中の休館日1月27日、2月3・10・17日(月)、2月25日(火) |
---|---|
会場 |
〒630-8213 奈良市登大路町10-6 TEL 0742-23-3968 / FAX 0742-22-7032 |
料金 | 一般:¥800 ※身体障がい者手帳・療育手帳・精神障がい者保健福祉手帳をお持ちの方と介助の方 1 人、外国人観光客(長期滞在者・留学生を含む)と付添の観光ボランティアガイドの方は、無料でご観覧いただけます。 |
関連イベント | 特別対談「田中一光デザイン室の日々」 日時:3月1日(日)14:00~(13:30開場・先着順) 講師:太田徹也氏(デザイナー・元田中一光デザイン室勤務) 聞き手:当館学芸員 会場:当館レクチャールーム 定員:80名 田中一光の初代アシスタントとして二人三脚でデザイン室を切り盛りした太田氏に、田中一光の生の姿についてお話いただきます。
■ワークショップ「漆で作るモダンデザイン」 日時:2月23日(日)14:00~(13:30開場・予約制) 講師:小西寧子氏(漆芸家) 会場:当館レクチャールーム ※予約方法など詳細は公式ホームページ・フェイスブックなどで告知します。
■美術講座「田中一光の造形感覚 日本の美をデザインする」 日時:2月16日(日)14:00~(13:30開場・先着順) 講師:当館学芸員 会場:当館レクチャールーム 定員:80名
■当館学芸員によるギャラリートーク日時:2月1日(土)、22日(土)、3月14日(土)14:00~ 会場:展示室
■体験コーナー田中一光デザインに挑戦 |
HP |
WRITER
-
離れてわかる地元のありがたみを感じる道産子です。移動が好きで、わりとどこでも生きていけます。踊るのが好き。KPOPはARMYでN市民でEXO-Lす。
OTHER POSTS