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MuDA EXHIBITION『想起すること、察知すること』

ART PR 2019.11.06 Written By 肥川 紫乃

ダンス、美術、整体等の方法で「生命の振起活動」を体現し続けるシャーマンアートコレクティブ・MuDAが、11月16日(土)〜12月15日(日)にBnA Alter Museumで展覧会を実施する。ドローイングや土、木を使用した作品や、自身が運営するアイテムショップ、ムーダ屋で取り扱う陶の作品などが展示販売される予定だ。また、展覧会の関連企画として、身体を扱うスペシャリストMuDAによる超整体術である、骨のズレによる身体の痛み、痺れ、違和感等を改善する手技療法、木槌療法を伝授する『ムーダ整体と運動』や、1日1年分365回、倒れる立ち上がるを重ねるパフォーマンス『365回倒れ』が行われる。

 

ダンサー、振付家、整体師のQUICKを中心に、2010年に京都で発足したMuDA。これまで自身の肉体を世界と衝突させ続ける独自のダンスを日本各地の芸術祭や海外のイベントで上演してきたが、今回の展示では、ダンスパフォーマンスの枠を越えたMuDAのアート活動に触れることができるだろう。

想起すること、察知すること

 

究極のその地点は塊、世界は中空
向かって来る、向かっている、繋がっているのだ
ここに魂が、根が、潜る、真中に、在る
今想起する、今定まった
それを確実に認めている、だから常に知るだろう
世界創造、道程、与え続けろ
衝突と負荷、肉体と事
察知し続ける、解除し続ける
ただ改める連続の自由の為に
だが忘れるな、初めから完全である
目前を開き続けるのだ、集合体へ
これだけが残る、調った、必ず
内側へ、外側へ

MuDA

ダンサー、振付家、整体師のQUICKを中心に、2010年京都で発足したシャーマンアートコレクティブ。 立ち上がり続けること、ぶつかり始め続けること、負荷を転換、解除し続けること、身心を回復、循環し続けること、それら「生きる」の必須事項「生命の振起活動」の体現、伝播を活動の目的とする。肉体を世界と衝突させ続ける独自のダンスと、MuDA振起活動論に基づく構築術、身心術を軸に、身体、物体、映像、整体等を開発、使用した「生命」のアート活動を、内外で総合的に展開している。

https://muda-japan.com/

『立ち上がり続けること|Keep on rising』

MuDA × Humanelectro 『SPIRAL』

日時

2019年11月16日(土)〜 12月15日(日)

11:00 – 26:00

※2F 18:00 close

会場

BnA Alter Museum 1F + 2F

料金

入場無料

関連企画

『ムーダ整体と運動』
11月16日(土) 18:00

料金:¥1,000

※高校生以下無料
– ムーダ整体施術
– 「野生の体操」等の循環運動と、腰痛、膝痛の元「足首のズレ回復術」の伝授
– 微生物ドリンク「しゅわさかさん」試飲、配布

※要容器持参

 

『365回倒れ』
12月1日(日)・15日(日) 15:00

料金:¥1,000

※高校生以下無料
– 1日1年分365回、倒れる立ち上がるを重ねるパフォーマンス
※約1時間・入退場自由
※別企画展『TO SELF BUILD』チケット付

HP

http://www.muda-japan.com/news.html

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