【オンライン上演】HOTEL SHE, KYOTO 泊まれる演劇 In Your Room 『ROOM 102』
自宅から真夜中のホテルへ。オンライン・イマーシブシアター
HOTEL SHE, KYOTOが企画・運営するオンライン・イマーシブシアター『泊まれる演劇 In Your Room 』の第二弾『ROOM 102』が、6月24日(水)~29日(月)に上演される。チケットの販売は、5月23日(土)22時より先着順にて行われる予定だ。
イマーシブシアターとは、ニューヨークでブームを巻き起こした「没入型演劇」と呼ばれる新しい演劇の手法で、『泊まれる演劇』は実際に真夜中のホテルを彷徨い歩き、自身が物語の一役として参加するものだ。新型コロナウイルス感染拡大の状況を踏まえ、HOTEL SHE, KYOTOは予定していた6月の初演を延期した。
しかし、それに伴い舞台をオンラインに移し、自宅のパソコンやスマートフォンから鑑賞できる『泊まれる演劇 In Your Room』を企画。ゴールデンウィークに開催された初演は、480枚用意されたチケットがわずか1時間足らずで完売するほどの注目を集めた。
二作目となる『ROOM 102』の脚本・演出は、前作に引き続きSCRAP所属のきださおりと、ミステリー作家で劇団渋谷ニコルソンズを主宰する木下半太が担当する。
前作では、自宅に招待状が郵送されたり、劇中には登場人物からの着信があったが、今作でもホテルの客室からのライブ中継でキャストが観客に話しかけてきたり、質問を投げかけるなど、インタラクティブに作品を楽しめる仕掛けがありそうだ。演劇 × サスペンス × ライブ配信の三位一体で、新しいエンターテイメントの可能性に溢れるコンテンツであることは間違いない。
自宅にいながらホテルにチェックインするような、旅のワクワクを。
「旅に出ることが困難なこの時代に、少しでもホテルにチェックインする時のワクワク感や非日常性を感じてもらえれば」という、今作のコンセプトはズバリ『旅』。チケットを購入すると自宅に届けられる「秘密の案内状」は、封筒に入った状態で郵送され、公演がスタートするまで一切の開封は厳禁だ。 さらにコンセプトを楽しむための「ギフト付き案内状」が、各回5枠限定で販売される。
まだまだすぐにはこれまでのような“日常”に戻れないからこそ、来るべきオフラインの『泊まれる演劇』に出会うその日まで、自宅の部屋でオンラインの“非日常”の可能性を味わい、前向きな体験を重ねたいものだ。
日時 | 2020年6月24日(水)~29日(月) 19:00~ / 21:00~ / 23:00~ / 25:00~ |
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会場 |
※オンライン上演のため自宅での鑑賞。 |
視聴方法 | オンライン会議サービス『zoom』を使用。 |
脚本・演出 | きださおり / 木下半太 |
料金 | ¥3,800(税込) |
定員 | 各回最大25名 ※作品の演出上、一人1公演のみの参加。 |
チケット予約 | 2020年5月23日(土)22:00より先着販売予定 |
企画・運営 | HOTEL SHE, KYOTO |
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滋賀生まれ。西日本と韓国のインディーズ音楽を好んで追う。文章を書くことは世界をよく知り深く愛するための営みです。夏はジンジャーエール、冬はマサラチャイを嗜む下戸。セカンド俗名は“家ガール“。
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