REPORT

パブが育むイーストロンドンのナイトカルチャー、ビール片手にインディーロックで酔う週末を

2024年1月19日、ロンドンのダルストン〈The Victoria Dalston〉にてSUEPとMy Fat Ponyのダブルヘッドライナーイベント『Triple Is Best』が開催された。本稿では、筆者が2024年1月、10日間のロンドン滞在中に足を運んだライブを「現地のリスナーやインディペンデントなアーティストが創り出している空間とコミュニティ」という視点で考察する。特に、世界有数の経済都市・国際都市であり、国内外のカルチャーが入り混じるロンドンにおいて現地のローカルなコミュニティ、カルチャ―がどのように醸成されているのかという点に着目したい。

MUSIC 2024.03.08 Written By ivy

ロンドンのシーンが持つローカル性

インディペンデントなカルチャーを取り上げる上で、不可欠な要素としてコミュニティ(ヒトとヒトの関わり)の話が絡む。音楽で言えば、表現を届ける人(アーティスト)とそれを受け取る人(リスナー)がいてシーンは成り立つ。アーティストが独立した存在であるほど、リスナーに届くまでの方法はクローズドなものになりやすい。物理的な距離が近い地域のコミュニティが大きなカルチャーシーンの動きにおいて最初の起点となり、そのコミュニティ内で独自の文化が醸成されることもあれば、全く異なるコミュニティ同士が交わることによって新たなアウトプットへつながることもある。そこに特定のコミュニティが形成されていくのは必然だ。

 

さて、ロンドンにおいていえば、こうした地域のコミュニティが持つローカル性がどのようなものなのか、どのように形成されているのか、街の外からは非常に見えにくい。というのも、ロンドンには国内外からツアーアーティストが毎日のように訪れ、ありとあらゆるテイストの音楽、カルチャーが集積しているからだ。ヒトもモノも出入りが激しく、情報のハブ・集積地であるロンドンには、果たしてその地域固有のものが何であるのか、言及されることはそれほど多くない。

 

インディペンデントなアーティストたちが実際に演奏をしている現場で、且つ特定の音楽を嗜好する人たちが集うであろう場だからこそ、実際に現地のアーティストたちが形成しているロンドンの地域固有のコミュニティがどのようなものであるのか、見えてくるはずだ。特に着目したのは、観光客も出入りするような中心部の大規模なライブハウスではなく、アーティストや音楽好きが集まってきているロンドンの東部だ。どちらかといえば在住者向けのエリアであるため、よりローカルなコミュニティが形成されていると考えた。

 

そんなコミュニティが形成されているスポットの一つが〈The Victoria Dalston〉である。ほぼ毎日ライブやDJイベントが催されており、その中には入場無料のものも多い。アーティストとの距離も近く、あくまでパブ(飲食店)であるという特性上、単なるライブハウス、クラブよりも会話が生まれる空間でもある。そんな〈The Victoria Dalston〉を含むロンドンのいくつかの会場でインディーロックアーティストの3マンライブをブッキングしているのが、『Triple Is Best』というイベント。2月19日は、ロンドンを拠点に活動しているインディーロックバンドSuepとMy Fat Ponyを迎えて行われた。

My Fat PonyのEP『Music For Pleasure』(2023年)

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SUEPのEP『Shop』(2023年)

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2組ともいわゆるメインストリームを意識したサウンドではなく、インディペンデントな音楽を嗜好する人たちに刺さるであろうエッジーな音楽性を持つバンドだ。そして、ツアーを開催し、MVや音源をリリースし、新規のリスナーが振れることも想定されているという意味で、アンダーグラウンドな活動というよりはコミュニティの外にも目が向けられていることが感じられる。こうしたバンドの現地でのパフォーマンスを通して、ロンドンのシーンが持つ特有の空気、コミュニティの様子を考察したい。

パブ文化とロンドンのライブ事情

今回ライブが行われたのは、ダルストン。ロンドン東部に位置し、昔からの移民街、下町でありながらも、ここ数年でカルチャーやアート、音楽の発信地としてロンドンの若者たちが集うようになったエリア、イーストロンドンの一角だ。昔ながらの個人商店と所狭しと商品が並ぶリサイクルショップ、パブ、そして小洒落た真新しい店が混在し、良くも悪くもかなり雑多な印象を受ける。観光ルートから外れたエリアであり、どちらかといえば在住者向けのエリアである。

 

そんなダルストンにある会場、〈The Victoria Dalston〉は一見すると昔ながらのブリティッシュパブといった佇まいだ。イギリスにおけるパブ(Public Houseの略称)は、単なるバー、飲食店というよりも社交場としての要素が大きい。イベントスケジュールとは関係なく、呑むこと、話すことを目的に足を運んでいる人も少なくない。この日は、ライブの開演予定時刻の1時間前には、日本でいう居酒屋のような感覚で吞んでいる人で満席状態だった。フリーライブということもあり、この日のライブのフロアには、バンドのファンはもちろん週末の楽しみにビールを引っ掛けに来た、友人同士のグループも見かけた。

 

奥にステージを備えたライブスペースがあり、開場時間になるとぞろぞろと中に入っていく。半分くらいはそのまま呑んでいて、音漏れが気に入ったらフロアへ移動する。

 

そんな感じの会場だからか、ライブの盛り上がり方もどこか肩の力が抜けていて、各々が自由に、気楽に楽しんで帰る、という空気が感じられた。あくまで音楽は楽しむための選択肢の一つであり、当日その場で聴くことを決めた人もいれば、ライブを楽しみに来ている人もいる。この点でロンドンのライブ事情は日本のライブハウスとは大きく異なる。

 

こうした場に、ツアーバンドや音源をコンスタントにリリースしているバンドが出演するからこそ、「その日を境にファンになる」シチュエーションはごく当たり前に起き得る。ここでは、新しい音楽へ生で触れることに対するハードルが遥かに低いようだ。

オーガナイザー自らカバーバンドでステージを温める

このイベントを主催する『Triple Is Best』のオーガナイザー、マイケル・ジェームス(通称、マイク)。SUEPとMy Fat Ponyが登場する前、彼も自らステージに立った。マイクの担当はギター、ヴォーカル。この場に居合わせた誰かの忘れ去られたウォークマンを実家のクローゼットから拾い上げて、電源を入れ直したかのような選曲だった。

 

まずはThe Flaming Lipsの“Do You Realize?”でオープニングを飾る。2002年の名盤『Yoshimi Battles The Pink Robots』に収録され、未だ00年代のインディーロックを語るうえで外せないアンセムだ。

 

直前までテーブル席で呑んでいた人も徐々にライブスペースへ移動し始め、広すぎるように思ったフロアは瞬く間に窮屈に感じられた。その後はPrefab Sproutの“Moving The River”、Talking Headsの“It’s Must Be The Place”。年代はバラバラながらも、ちょっとナードで捻くれた音楽好きのティーンエイジャーがベッドルームで聴いていた曲として違和感がない。

ラスト曲は、なんとAC/DCの“It’s A Long Way To The Top”!ここに来てベタベタなロックンロールナンバーを持ってきたのはお見事だ。マイクの友人がゲストヴォーカルとして加わり、酔客のバックコーラスも加わったそのさまは、まるでリチャード・リンクレイターの映画『スクール・オブ・ロック』(2003年)のエンディングのようだった。

 

気張らず、気取らず、あくまでその日のライブを楽しみに来た中の一人のような振る舞いを崩さぬまま、会場をしっかりと温めたマイクたちに、心からの拍手が贈られていた。

歪でどこか憎めない、キュートでナードな音楽隊。いざ進め、我らがMy Fat Pony……!

「私の太ったお馬ちゃん」。そんなかわいらしいバンド名を名乗り、メンバーそれぞれのネームがプリントされた色違いのピタピタなリンガーTシャツを着てステージに立つナードな4人組。一癖も二癖もありながらどこか憎めない佇まいのMy Fat Pony。

全体的な印象としては、PavementやSuperchunk、Jawboxといった90年代後半~00年代前半のローファイサウンドに近い。初期エモ/パワーポップやガレージロック、ジャンク、グランジといったキーワードが浮かぶ、歪んだ荒々しい古き良きインディーロックの香りを残した音が無条件に身体を揺さぶる。そんな轟音のなかに甘口のポップなメロディと男女ツインヴォーカルがのり、唐突に挟み込まれるトランペットの音色がとげとげしさを感じさせない。丸々太った仔馬が白昼の草原を遊びまわるかのように、どこか丸みを帯びたかわいらしいテクスチャーを持ちながら元気いっぱいに暴れまわる。

ビール片手に集まった酔客で満員のパブ、気楽な空気に包まれたこのイベントでも、そんなチャーミングな個性を持った彼らのライブは熱烈に歓迎された。ひょろりと長身のフェリックス・ノット(Gt / Vo)が飄々とした身のこなしと対照的に暑苦しいまでにエモーショナルな力強い歌声を張り上げる横で、メンバーを見守るようにニコニコ笑みを浮かべてベースをプレイするスコット・キブルホワイト(Ba)。マックス・シルヴィーは淡々とドラムを叩いてこの楽団の屋台骨を支える。小柄な紅一点のケイト・ウォーカー(Vo / Sy)が顔を真っ赤にしてトランペットを吹く様はどこかカートゥーンのキャラクターのようで微笑ましい。そんなメンバーの様子を見ているだけでも楽しくなってきてしまうのが、このバンドの大きな魅力だといえる。

彼らが本領を発揮するのは、“Insane”や“Waiting”のような疾走感があるパンキッシュな曲だ。ラウドでありながら温かみのあるメロディが耳に残るこれらの曲は、初めて聴いた人であっても2コーラス目には知っているフレーズを口ずさみたくなるような親しみやすさがある。彼らを知っている人も、そうでない人も気持ちよさそうにジョッキを掲げてメンバーに応えていたのが印象的だった。ライブは、2023年8月13日にリリースされたEP『Music For Pleasure』に収録された“John Woo”で幕を閉じた。華やかなトランペットも相まって行進曲、ファンファーレのような印象を受けるアンセムだ。力強くも軽快に刻まれるドラムが会場を温めた。

 

ハードな楽曲ではあるが決してシリアスな空気のライブではなく、むしろ脱力感がある。ただ、演奏中のメンバーは限りなくエネルギッシュでその瞬間の彼らが持ち得るパワーをフロアにぶん投げているかのようだった。あまり高くないステージからそれほど密集していないフロアに飛び降りて、髪を振り乱しながら歌うケイトを暖かく盛り上げたオーディエンスはそんな彼らのパワーを受け取っていた。

サイケデリックで踊れるポストパンク、SUEP

もう一組はSUEP。ブライトン出身のインディーロックバンド、Poriddge Radioのジョージ―・スコット(Vo / Sy)とジョシュ・ハーヴィー(Vo / Sy)を中心に結成された5人組だ。現在はロンドンに活動拠点を移し、UK各地のフェスやツアー公演にも登場している。日本のリスナーにも身近なバンドでいえば、UKで活躍する日本人サイケデリックロックバンドBO-NINGENのツアーサポートも務めている。

My Fat Ponyが荒々しいインディーロックなら、SUEPはツインシンセや機械的なドラムが80年代のニューウェイヴ、ポストパンク、ディスコミュージックを思わせる。そして、後から追いかけてくるかのように、ゆらゆらとサイケデリックで力の抜けたコーラスの波状攻撃が目眩を起こす。サウンド面で敢えて似たイメージを持つバンドには、The Cureが挙げられるだろう。どちらかというと硬質で冷たい質感を持ったサウンドなのに、相反する愁いを帯びたポップネスや浮遊感を感じさせるという意味で特に80年代半ばごろのThe Cureを彷彿とさせる。

 

とはいえ、SUEPには、80年代のポストパンクバンドとは似ても似つかぬ親しみやすさがある。具体的に何がそうさせているのか、ピンポイントで説明するのは非常に難しいが、なるべくシンプルな言葉を当てはめるとしたら「余韻」とか「間」だと思う。アップテンポに畳みかけてくる曲のヴォーカルがなんだかヘロヘロだったり、甘口のメロディで胸躍らせそうな曲では微妙にスローであったり、いい意味でリスナーの期待をすかす。そのものずばりをすんでのところでやらないあたりが「らしさ」なのかもしれない。

ライブは、そんな彼らの魅力が詰まった2曲、“Patronised”と“The Rain”で幕を開けた。アナログシンセのチープでのっぺりとした音がポップなメロディを奏で、躍動感に満ちたタイトなグルーヴが加わり駆け抜ける。やがて、髪を振り乱して、キーボードを前に踊りながら歌うジョージ―を中心にして、そのダンスフロアは瞬く間に場内全体へと広がっていった。

 

ここで特筆しておきたいのは、ダンサナブルなサウンドが特徴の彼らだが、アップテンポな曲一辺倒ではないということだ。むしろ、どちらかというとミドルテンポの曲でこそ、彼ら独特の浮遊感が味わえる。

たとえば、2021年にシングルカットされた“Domesticated Dream”がそれにあたる。どこか夢見心地なメロディが空気を一変させるこの曲は、ノスタルジーでシュールな世界観とポップさが見事にはまり、彼らの代表曲といっていい。この日のライブでも、やはりオーディエンスの反応がよかった。

 

ライブ進行そのものは短いMCを挟みつつ、比較的淡々と進行していくものであったが、土曜の夜の最後を飾るにふさわしい盛り上がりを見せた。曲のアプローチの変化やグルーヴの妙、インスピレーション源を感じさせつつそう簡単には全貌を掴ませない“すかし芸”的な楽曲の魅力……。これらすべてが観客を最後まで楽しませていた。

ロンドンバスの二階に乗るまで、鳴りやまない音楽のザッピング

23:00頃ライブがお開きになってもた23:00頃、居合わせた人の多くはそのまま飲み続けていた。1時間ほど経って、深夜バス(実質24時間運行!)に乗って他のクラブやバーへ向かう人が徐々に現れた。彼らの多くはライブの様子を大声で話しながらも、次のお楽しみに気が向いている様子だった。

 

物価が高騰し、ちょっとした外食でもそれなりのお金がかかってしまうロンドンにおいて、ライブハウスやクラブでお酒を飲みながら音楽に身を委ねるのは極安上がりな楽しみといっていい。週末の深夜バスの2階席は運転手に見えないからか、羽目を外したクラバー、音楽好き(の、主に若者)たちで埋め尽くされる。ロンドンの夜は、飲食店の多くが夜22時を回ると閉店してしまい、居酒屋やラーメン店が深夜まで店を開けている日本の繁華街とはかなり様相が違う。街が寝静まり、機能を停止していく中でバスに乗って繰り広げられていくバカ騒ぎは、紛れもなくロンドンのシーンの一部だといえる。

 

国際都市、ロンドンとしての側面はこうした場面にもよく表れていて、バスに乗り合わせた人たちの年齢や人種、嗜好している音楽は見事にばらばらだ。だからこそ、そこで触れることができる音楽のバリエーションは想像を絶するほどに幅広い。検索では引っ掛からないようなリアルな音楽体験がごく当たり前に街中にあり、恐らく徒歩ではいけないであろう距離のクラブへ行くことがごく簡単にできてしまう環境は、この日<The Victoria Dalston>へ足を運んだような人たちの好奇心と行動力を無条件に焚きつけている。

 

こうした環境は当然ながら英国国内に例がなく、世界中を見渡しても稀だ。情報の集積地であり、過剰なほどに出入りが激しい状況はカルチャー、音楽の文脈においても例外ではない。ただ、こうした特異な性質があるからこそリアルな音楽体験を生み、リスナー同士の交流やアーティストにとっての刺激を生んでいることも間違いなく事実であり、ロンドン固有のローカル性となっている。

 

こうしたコミュニティがインディペンデントなアーティストにとって、リスナーとの関わりが生まれる場も多い上に非常にその距離感と質が心地よい物であることは想像に難くない。

 

たとえば、今回の〈The Victoria Dalston〉のように、アンダーグラウンドとは対極の多くの人が訪れる可能性があるオープンでパブリックな場で音楽と交わるきっかけがあることは、アーティストにとってもリスナーにとってもあまりに大きい。

 

情報、ヒト、モノ、お金がひしめく大都市だからこそ生まれるカルチャー。これはロンドンに長年住んでいる人たちだけのものではない。実際に在住歴もなければ、2度目、5年ぶりの訪問となった筆者であっても直に体感できているし、今回出演したSUEPもブライトンからロンドンへ拠点を移したバンドだ。

 

本来クローズドになってしまいやすいカルチャーのコミュニティがリアルな形で開かれていること。そこにコミュニケーションが誘発されていることにこそ、ロンドンのシーンが持つ特異性、本質があるということが見えてきた。

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