EVENT

踊る!ディスコ室町ワンマン 『踊!室町磔磔独演』

MUSIC 2022.08.08 Written By 小倉 陽子

踊る!ディスコ室町が、結成10周年を記念したワンマンライブ『踊!室町磔磔独演』を2022年9月10日(土)に開催する。日本中のバンドが出演したいと熱望する、京都の老舗ライブハウス〈磔磔〉でのワンマンイベントだ。

2012年、ミキクワカド(Vo)が同志社大学在学中に活動していた、ジェームス・ブラウンのコピーバンドのメンバーが中心となって結成した踊る!ディスコ室町。同年YouTubeで公開された”踊らないベイベ“の時点ですでにバンドたらしめるサウンドとグルーヴは完成されていたようだった。そこから何度かのメンバーの脱退・加入を繰り返し、バンドらしさをじっくり熟成させてきた10年。昨年発表された5年越しのアルバム『MUROTOWN』のリリース時はコロナ禍でリリースイベントこそ無観客ライブとなったが、各ライブハウスへの意欲的な出演と、自分たちのYouTubeチャンネルでの様々な動画配信によって、止まることなく自分たちの音楽を磨き、拠点である京都のシーンを耕し続けた。

そんな踊る!ディスコ室町10周年の晴れ舞台を、彼らの憧れの場所でもある約50年の歴史が詰まった〈磔磔〉で楽しみたい。観客もそろそろ彼らがライブで繰り出すグルーヴに触れて、ずっと酔いしれて踊る夜を切望していたはずだ。やっぱりいい音楽と過ごす時間は「その手でさわって その形を確かめてみて 自分とぴったりはまりそうかだけが 大事だろうよ」(“楽しいのがいい”)。どうしても会場に足を運べないという方も、配信が予定されているのでともに楽しんでほしい。

踊る!ディスコ室町からのコメント

マイペースに活動してきた我々もついに10周年。あこがれのライブハウス、京都・磔磔にてワンマンライブを開催します。いい日にします。ぜひお越しください。

結成10周年記念ワンマン『踊!室町磔磔独演』

日時

2022年9月10日(土)

open 18:30 / start 19:00

会場

磔磔

〒600-8061

京都市下京区富小路仏光寺下ル筋屋町136-9

料金

前売 ¥3,300 / 当日 ¥3,800

 

配信チケット:¥2,500
・特典付き1 ¥3,300 10周年記念バンドロゴが入ったキーホルダー
・特典付き2 ¥4,000 バンド10年の歩みやインタビューが掲載された大ボリュームの記念ZINE(60頁予定)
・特典付き1+2 ¥4,800

※それぞれ送料込み、発送は9月末予定。
※アーカイブは9/17(土)23:59まで(視聴券の購入は9/17(土)21:00まで)

チケット予約

メールによる取り置き

■踊る!ディスコ室町

odoru.disco.muromachi@gmail.com

■磔磔

http://www.geisya.or.jp/~takutaku/yoyaku.html

 

※公演日・名前・チケット枚数を明記してください

 

配信チケットの購入

https://eplus.jp/odorud-st/

 

※イープラスの会員登録が必要

踊る!ディスコ室町

左から、Gt. まこまこまこっちゃん / Ba. ラ・マルオカ  / Gt. クマ山セイタ / Vo.ミキクワカド / Tamb.モチヅキ・タンバリン・シャンシャン / Dr. 伊藤おわる

 

2012年結成。骨太なファンクサウンドを土台に、ファニーな空気感で独自のグルーヴを追求しつづけている。楽曲の制作やセルフレコーディングをはじめとして、アートワークやMVなど、あらゆる方面で積極的に自主制作を行っている。2016年「FUJIROCK FESTIVAL’16」ROOKIE A GO-GOステージ出演。 中村佳穂と共同企画を2013年より5年連続開催。2019年、!!!(chkchkchk)来日公演のオープニングアクトに抜擢。“京都は上京区室町通武者小路を下がったところディスコ室町の420号室からやってきたファンキーでグルーヴィな男たち”。

 

 

Webサイト:http://odoru.xxxxxxxx.jp/

Twitter:https://twitter.com/ODORU_DISCO

WRITER

RECENT POST

COLUMN
編集部員が選ぶ2022年ベスト記事
REVIEW
Curve『till the end(10th Anniversary Edition)』 R…
INTERVIEW
流れる日々の中で生まれる、渚のベートーベンズの音楽
COLUMN
Indies New Encounters Playlist 2022.01
COLUMN
編集部員が選ぶ2021年ベスト記事
COLUMN
Indies New Encounters Playlist 2021.11
COLUMN
たなからルーツ Shelf_02 - ナルコレプシン 坂田直樹 –
REVIEW
CIFIKA – HANA
INTERVIEW
みんなの劇場が無い‼ 私たちが自分の言葉で語るための場所づくりを〈THEATRE E9 KYOTO〉…
ART
COLUMN
たなからルーツ Shelf_01 - TheStoneThatBurns アベヒロキ –…
COLUMN
【SXSW2020私ならこれを見る:小倉 陽子】CIFIKA,TENGGER:K-POPを拡張してい…
INTERVIEW
確かさの揺らぐ現代における、孤独と共存の媒介者-烏丸ストロークロック『まほろばの景2020』インタビ…
ART
REPORT
小倉陽子が見たボロフェスタ2019 2日目
REPORT
小倉陽子が見たボロフェスタ2019 1日目
INTERVIEW
ZOOZ始動インタビュー -2002年の音楽が繋ぐ、これまでのバンド活動と現在。-
INTERVIEW
諦めにも似た音楽への深い愛 – NYAI『HAO』リリースインタビュー –
REPORT
【小倉陽子の見たボロフェスタ2018 / Day3】MONO NO AWARE / 清竜人 / 在日…
REPORT
【小倉陽子の見たボロフェスタ2018 Day2】ハンブレッダーズ / Dos Monos / tri…
REVIEW
NYAI – OUT PITCH
REVIEW
HO17 – HOLIDAYS OF SEVENTEEN
INTERVIEW
1+1+1+1に成ったthe coopeezの無限大~京都ワンマンライブ直前インタビュー
INTERVIEW
Post Modern Team 3rdアルバム『COME ON OVER NOW』リリースインタビ…
REPORT
【小倉陽子の見たボロフェスタ2017 / Day3】東狂アルゴリズム / OGRE YOU ASSH…
REPORT
【小倉陽子の見たボロフェスタ2017 / Day2】接近!UFOズ / シンガロンパレード / H …
REPORT
今を生々しく鳴らす3組の、美しい物語の途中~『in-phase KYOTO』 @ 京都GROWLY …
COLUMN
俺の人生、三種の神器 -小倉陽子 ③続ける人たち-
INTERVIEW
my letter×スーパーノアリリース対談「バンドって、辞めるほどのことじゃない」- 京都で活動を…
REPORT
ジャンルという言葉を簡単に越境するWhy?という体験 WHY? Japan Tour @UrBANG…
INTERVIEW
【実は知らないお仕事図鑑】P2:謎クリエイター 吉村さおり(SCRAP)
SPOT
こころ
COLUMN
俺の人生、三種の神器 -小倉陽子 ②舞台に立つ-
COLUMN
俺の人生、三種の神器 -小倉陽子 ①家ガール-
REPORT
企画屋UTAGEが冬の京都にぶち込む「遅れてきた夏フェス」ことパニックバカンスとは?イベントメンバー…
REPORT
【小倉陽子の見たボロフェスタ2016 / Day2】Limited Express (has gon…
REPORT
【小倉陽子の見たボロフェスタ2016 / Day1】台風クラブ / あっこゴリラ / CHAI / …
REPORT
『ウサギバニーボーイさん』祝賀会 @ 京都GROWLY ライブレポート
INTERVIEW
ボロフェスタ15周年記念特集・『ボロフェスタってなんなんだ?』 – ニーハオ!編 …

LATEST POSTS

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年のブルース

吾妻光良& The Swinging BoppersをはじめブレイクダウンやBO GUMBOS、ペン…

COLUMN
【2024年11月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REPORT
これまでの軌跡をつなぎ、次なる序曲へ – 『京都音楽博覧会2024』Day2ライブレポート

晴天の霹靂とはこのことだろう。オープニングのアナウンスで『京都音博』の司会を務めるFM COCOLO…

REPORT
壁も境目もない音楽の旅へ‐『京都音楽博覧会2024』Day1ライブレポート

10月12日(土)13日(日)、晴れわたる青空が広がる〈梅小路公園〉にて、昨年に引き続き2日間にわた…

REPORT
自由のために、自由に踊れ!日常を生きるために生まれた祭り – 京都学生狂奏祭2024

寮生の想いから生まれたイベント『京都学生狂奏祭』 …