山本精一がソロアルバム『CAFÉ BRAIN』をリリース、7月19日には京都UrBANGUILDにてライブも
1986年よりBOREDOMS、想い出波止場、羅針盤など多くのバンドのプレイヤー / ソングライターを経て、ソロとしても弾き語りからノイズミュージックまで幅広い作品を制作し続ける山本精一が、4年半ぶりとなるソロアルバム『CAFÉ BRAIN』を7月16日にリリースする。
京都出身、EP-4の佐藤薫が立ち上げた、エレクトリック・ノイズ・アンビエントを発信するレーベルφonon(フォノン)からリリースされる本作は、山本が自身のライブで使用した音源やライブ録音などを素材としながら、新たな演奏を加えてアレンジしており、ミックスからマスタリングまで山本自身が手がけた。ソロ名義の前作、2016年リリースの『Palm』はアコースティックギターを巧みに使用した温もりをも感じるテクノミュージックだったが、本作は各楽曲のタイトルもどこか記号的で、音がまだ音楽になる前の原始のような、まさに脳内風景ミュージックといった音像だ。
7月19日(日)には京都UrBANGUILDにてリリース記念ライブも行われ、この音風景をライブで体験する貴重な時間と空間が提供される。入場は限定30名なので、早めの予約をお勧めしたい。
『CAFÉ BRAIN / カフェ・ブレイン』
アーティスト:Seiichi Yamamoto/山本精一
仕様:CD
発売:2020年7月16日(木)
価格:¥2,000(税抜)
収録曲
1. SKIP #2
2. objet C
3. In ◯
4. up-age #1
5. up-age #2
6. Fairway
7. Hazara
φonon(フォノン)レーベル・サイト:www.skatingpears.com
ライブ・インフォメーション
日時 | 2020年7月19日(日) open 19:00 / start 20:00 |
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会場 | 京都UrBANGUILD |
出演 | 山本精一 |
料金 | 前売り ¥3,000 / 当日¥3,500(+1ドリンク代別途) |
チケット | 会場 |
山本精一
1958年兵庫県生まれ。1980年代より現在までBOREDOMS・想い出波止場・羅針盤・ROVO・MOST・PARA──など多くのユニットで作曲やギター演奏を担当する中心メンバーとして活躍。ノイズから弾き語りまで、ソロ作品も多く発表している。近年は須原敬三、西滝太、senoo rickyと組んだユニット(Super Playground、Sea Cameなど)で活動することも多い、関西アンダーグラウンドシーンの最重要人物の一人。文筆家として小説やエッセイ作品も多く著述している。
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WRITER
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滋賀生まれ。西日本と韓国のインディーズ音楽を好んで追う。文章を書くことは世界をよく知り深く愛するための営みです。夏はジンジャーエール、冬はマサラチャイを嗜む下戸。セカンド俗名は“家ガール“。
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