アンテナ川合が選ぶ!4月に観ときたい映画!
4月。服のチョイスの難易度が高い困った季節がやって参りました。忙しい時期でもありますが、見逃したくない映画も山ほどありますね。
『リメンバー・ミー』、『ボスベイビー』、『ドラえもん』などのいわゆる春休み映画も盛り上がってシネコンはチビッ子で一杯。クレヨンしんちゃんも今月から上映スタート。
アニメはもはや子供騙しに非ず。侮ってはいけない。むしろクレしん映画やディズニー、ピクサーには大人になってからのほうが泣かされます。十分に期待できるアニメ作品群ですが、すぐに終映することはあり得ませんし、出来るなら春休みラッシュが落ち着いてからゆったり鑑賞すればいいかも。(チビッ子の前で泣くわけにもいきませんし。)
95年生の快作『ジュマンジ』の続編や、『レオン』などでお馴染みのリュック・ベッソンによるSF映画『ヴァレリアン 千の惑星の救世主』などの大作も封切りが始まっています。このあたりは何としても劇場で鑑賞したいところ。出来ればレイトショーで見て余韻を夜道に引きずって帰りたい作品。
さて、この企画はアンテナ映画担当の川合が独断と偏見と趣味と嗜好と気分で今月関西で見れる映画、見たい映画をセレクトする記事です。数多の作品の中から、今月僕が選んだのはこちら。
『素敵なダイナマイトスキャンダル』
先月から上映されているこの映画。監督は『南瓜とマヨネーズ』などの冨永昌敬。出演は柄本佑、前田敦子、三浦透子、峯田和伸、松重豊など粒ぞろいのメンバー。油断していると終わってしまうかもしれないので要チェックです。
ジャズミュージシャンで映画評論家でもある菊地成孔が出演と音楽で参加している、という点でも注目の1本。とにかく、「クセがあるけど好きな人はたまらなく好き」というルックスの役者が揃っています。当然筆者は好きで堪らない側の人間。テアトル梅田や京都シネマ、神戸シネ・リーブルなどで上映中。しかし13日に終映予定。これ見逃すと痛い!!
『さすらいのレコードコレクター 10セントの宝物』
アメリカは東部、メリーランド州で暮らすレコードコレクターの日常を追ったドキュメンタリー映画。葉巻を咥えたええ歳したオッサンが嬉しそうにレコードを掛ける姿には見ているコチラも胸を踊らさせられずにはいられないですね。予告を見れば分かります。多分このオッサン、相当キてます。結婚とか絶対したくないけど映画で見る分には十分すぎるほど刺激的な人物だと思います。
音楽系の記事が多いアンテナ読者にハマる映画なのではないでしょうか?4月21日より上映予定です。
『人生フルーツ』
愛知県は春日井市、90歳と87歳の夫婦の丁寧で細やかな日常が切り取られています。修一さんが自ら手がけたお家での生活を奥さんの英子さんが刺繍や料理で彩り飾る。そんな素敵な平屋暮らしを垣間見ることが出来ます。
人気が人気を呼び大阪十三・シアターセブンと第七藝術劇場にて昨年末から上映が続いている超ロングラン。もうこれが最後のチャンスかもしれないので、4月の上映には必ず駆けつけたいですね。などといっている間にこちらも終映が迫っており、13日まで。急げ!!
20日にはスピルバーグ監督作の『レディ・プレイヤー1』、奥浩哉原作の『いぬやしき』、27日には待望のMCU作品『アベンジャーズ・インフィニティ・ウォー』、などが上映予定。注目大作が控えた4月。それでは、映画館でお会いしましょう。
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95年生。映画ライター。最近大人になって手土産をおぼえました。
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「フラスコ飯店」というwebの店長をしています。