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岡村詩野音楽ライター講座、5月期は「2021年以降に通用する文章力と企画力」をオンラインで学ぶ

MUSIC 2021.03.29 Written By 小倉 陽子

昨年5月よりZOOMを使ってオンライン開催されている、OTOTOY主催の「岡村詩野音楽ライター講座」。音楽評論家として活躍する岡村詩野の指導のもと、音楽への造詣を深め「表現」の方法を学びたい受講生が、オンライン開催によってその機会を広げ、全国、そして海外からも集まっている。
2021年5月期は、「2021年以降に通用する音楽ライターになるために大切なこと」をテーマとして文章力だけではなく企画力にフォーカスし、3ヶ月に渡って全5回の講座が開催される。

 

文章力と企画力を本講座で磨くステップは以下の通り。

1. 2020年代に通用するライターになるための5つの要素を学び、文章力を磨く
2. より深く、より面白い記事にするための企画力やアイデア力を学ぶ
3. アーティストを選び、レヴューやディスクガイド、さらにオリジナルの企画を考え、執筆する
4. 講師による添削や受講生同士のディスカッションを通して、記事を完成させる
5. オリジナルのZINEとして発表する

ANTENNAのライターの中にも受講経験者が多い本講座。ライティング初心者でも丁寧に基礎から学ぶことができるので、音楽が好きな気持ちを言葉にしてみたいという人も是非この機会に応募してみて欲しい。岡村詩野の音楽と世界への視座に触れつつ、実際に自分の書いた文章を添削される過程で、自分と音楽との関わり方にも向き合い直せる貴重な機会になるだろう。

 

初回、5月22日(土)の事前課題のテーマ は「自分が特集したいアーティスト」。自分がこれぞと思うアーティストの魅力について、まずは最初の執筆を始めよう。

岡村詩野

東京生まれ京都育ちの音楽評論家。
京都精華大学ポピュラーカルチャー学部非常勤講師。FM京都(α-STATION)『Imaginary Line』(月曜19時)パーソナリティ。『ミュージック・マガジン』『朝日新聞』『VOGUE NIPPON』『AERA.dot』『YAHOO!』『OTOTOY』など多数のメディアで執筆中。2017年、ウェブ・メディア『TURN』( turntokyo.com )をスタートさせた。Helga Press名義でイベント企画をしている他、2016年には京都の若手音楽家を集めたコンピレーションCDもリリース。
音楽ライター講座を東京(オトトイの学校)で定期的に、京都でも不定期に開催している。

 

Twitter:https://twitter.com/shino_okamura

岡村詩野音楽ライター講座 2021年5月期

日時

5月22日 (土) 13:00〜16:00
6月05日 (土) 13:00〜16:00
6月19日 (土) 13:00〜16:00
7月03日 (土) 13:00〜16:00
7月17日 (土) 13:00~16:00

受講料

【早期申し込み】(2021年3月10日〜4月30日)
全日程通し ¥20,000(税込)
単回 ¥4,200(税込)

 

【事前申し込み】(2021年5月1日〜5月21日)
全日程通し ¥22,000(税込)
単回 ¥4,500(税込)
※クレジットカードまたは銀行振込で、講座前日までに支払いが必要。
※銀行振込の場合、申し込みから3日後も支払いが確認できない際は、キャンセル扱いとなる。

お申込み

岡村詩野音楽ライター講座 2021年5月期 特設ページ

当日の準備物

ノートPC、タブレット、スマートフォンなど、講座に参加するための端末

※当日はWi-fi接続を推奨。

事前課題

テーマ :「自分が特集したいアーティスト」
文字数: 495〜500字(改行は2回)
主催者より:今回の講座は自ら企画をたて、自ら執筆するところまでやっていきます。そこで、まず自分が特集したいアーティストを1つ選出してください。その上で、そのアーティストについてあなたが考える魅力を1つのアングルに絞って執筆してください。この最初の課題はのちに重要になってきますので、丁寧に書いてほしいと思います。必ず文字数を守り、自分が特に伝えたいことはどの部分なのかをしっかり考えて寄稿してください。

主催

OTOTOY

WRITER

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