INTERVIEW

街づくりというより“街守り”⁉ ツアーガイドと、不動産仲介に聞く、ローカル名古屋の楽しみ方

「街づくり」の仕事と言われて思い浮かぶのは、建物を作る、インフラを整える、人を集めるようなこと……。実はそのすべてと距離を置いた全く違う形の街づくりも存在する。築年数が古い物件を店舗テナントに個人仲介している『NOMA』と、ローカル向けのツアーガイドとして名古屋の街の楽しみ方を提案する『大ナゴヤツアーズ』。名古屋市内を拠点とする二人は、まさにそんなオルタナティブな街づくりを体現している。

OTHER 2025.07.30 Written By ivy

街を面白くするプロ

名古屋の中心地にして、中日本最大の繁華街、栄。そのランドマーク的な存在である大型商業ビル〈オアシス〉の敷地を使って、マーケットイベント『Social Tower Market』が開催されていた。古着屋やローカルブランド、飲食店や個人で活動するクリエイターたちが、名古屋市内はもちろん東海地区周辺から集まっていた。客層は年齢、ファッションの雰囲気など実に様々で、会場全体が適度ににぎわっている。

 

筆者がイベント会場に足を運んだのは、名古屋の街を内側からのローカル視点で面白くする試みを続けている二人と会うためだ。一人は、名古屋の街で築年数が30年以上の比較的古い物件を中心に扱い、個人店への仲介を行っている『NOMA』の野口夏美さん。ただ築年数が古いだけでなく、デザインや設備等が特徴的で、ロケーションもいいヴィンテージビルを扱っている。魅力的で個性豊かな物件を好むオーナーたちにとって「面白い物件を探しているなら『NOMA』さんへ」という認識が共有されており、小規模なクラブやライブハウス、個人経営の飲食店やセレクトショップなど、店主のこだわりが反映されたローカルなお店が彼女のバックアップによってオープンにこぎつけている。

 

そして、もう一人は『Social Tower Market』の仕掛け人の一人でもあり、ローカル向けの名古屋市内ツアー『大ナゴヤツアーズ』を主催する加藤幹泰(通称・ミッキー)さんだ。不動産物件というハードな領域で街の面白さを守っているのが『NOMA』だとすれば、加藤さんの主宰するイベントでは、よりソフトな形で実践している。『NOMA』が手がける個人店が加藤さんのイベントへ参加することもあり、お互いに面識もある。実はつい先日、加藤さんから野口さんへ物件を借りる相談をしていたとか……。

 

先に待ち合わせていたのは、野口さん。

出身は、静岡県。不動産の営業として就職を機に名古屋へとやって来た。しかし、いわゆる“不動産業界の人”に抱くイメージからは遠い印象を受ける。カジュアルな服装や頻繁に変わる髪の色はもちろんだが、一番の要素はその自然体な佇まいだろう。営業スマイルや“押し”の強い軽妙なトークとは無縁で、飄々として落ち着いた語り口。自身のことについて語るときも、言葉に飾り気がなく率直だ。

 

「陶芸の訓練校に通っていました。社会に出て、陶芸だけだと食べていけないってわかったんで。不動産屋、やってみようかなって。大学を出ていなかったから、中途だと仕事の幅が狭くなっちゃうんですよ。不動産屋の求人を見て、必須スキルもその時はなくてもよかったし、ずっと陶芸やりながらサービス業やってたし、いいんじゃないかなって。あとは、タイル張りとか木造の、レトロな建物が好きなのでそこにも通ずるものはあるかと思いました」

 

ファーストキャリアの時点では、具体的にその先のやりたいことを見据えていたわけではなかった。

 

「元々は、住居の仲介です。不動産業って基本的にお客さんとは一度きりのお付き合いになることが多いけど、自分の場合はお客さんと話したり仲良くなるのが好きで。だから、独立する時はリピーターのお客さんを相手にしたいなと思っていたんです」

 

野口さんが目を付けたのは店舗向けのテナント紹介。住居を手掛けることと必要な資格は変わらず、店舗という形だからこそ遊びに行くという形でも、店同士の紹介でもオーナーとの付き合いが契約後も続く。そして、彼女が扱うと決めたのは、真新しい商業ビルではなくヴィンテージビルだった。

 

名古屋の街には、年季の入った建物が少なくない。東京であれば、再開発が進んで目新しい建物ばかりのエリアと比較的昔のまま手つかずで残っているエリアがはっきり分かれていることが多いのだが、名古屋は全体的に古い建物と新しい建物が入り混じっている印象がある。そこら中に古い物件があることが、自分もこの街で生活していると当たり前に感じられる日がくるのだろうか。

「街の不動産屋は、そういう古い物件を壊して、新しい建物を建てることを勧めることも多いんです。建築費用や建物が建ったあとの売上が入るからです。 古い物件は、大家さんも年配なことが多くて、そもそもそんなお金を払ってまで不動産を利用しなくていいっていうスタンスの方が多いんです。 そういう色々な問題から、商談をまとめる手間のわりに売り上げがあまり大きく上がらないので、効率と利益を重視して業界の人は古い物件にあまり触れたがらくて」

 

古い物件には、様々なハードルも付きまとう。設備は老朽化するし、耐用年数の壁もある。一般的な相場でも新築の方が高く売れるだろう。それでも、敢えて古い物件を扱うのは、なぜか。

街の内輪が面白い

「もう……このままだと街が面白くなくなっちゃうだろうなって思ったんですよ」

 

具体的に野口さんが感じる街の面白さとはどこにあったのだろうか。

 

名古屋生まれではない野口さんにとって、街にちりばめられたヴィンテージビルは決して当たり前の存在ではない。空き店舗、倉庫、古民家、旧事務所……。レトロな建物が好きだったということもあって、街の中にポツンとある、誰もが素通りしてしまうような古い物件が残る名古屋の街並みが魅力的に映ったと言う。前述したような不動産業界の事情として、古い物件は徐々に取り壊され新しい物件へと変わっていく。その意味で、名古屋の風景は、現在進行形で失われつつある。

 

愛すべき個性を持った建物とともに、個人商店との出会いが野口さん自身の名古屋でのライフスタイルを楽しいものにしてくれたことも大きい。

 

「仕事終わりに飲み歩くのが好きなんです。飲みに行くなら、ありきたりなチェーンじゃなくて、面白みのある個人店を探すのが好き。独立を考えてる最中、好きなバーの物件が取り壊しで立ち退きになっちゃう、って話を聞いて。遅くまでやっていて、飲み歩いた後の、終着駅みたいな感じのお店なんですよ。そこの移転先仲介を独立一発目の仕事でやろうって、決めました」

 

『NOMA』として初めて手がけた物件は、野口さん行きつけのお店だった。

 

「まだこの仕事を始める前、そこの店主の方が別のおすすめのお店とか、たまたま別の席にいた近くのお店の人とかを紹介してくれて。県外出身の自分にとっては、街の仲間に入れてもらったような気がして。今、飲食店や個人店に“場所”を仲介する形でバックアップをする仕事ができているのも、元をたどればそうやってできたご縁がきっかけだから」

 

住んでいる人にとって心地いい止まり木のような、ほんの少しの間心安らぐ場所。

 

「名古屋の特色は、“内輪感”。ただ、なんかそこに一歩入れば、つながりを確認できるっていう。とにかく、感覚的に街がめちゃくちゃ狭いんです」

野口さんは、その“内輪感”こそが名古屋という街の魅力だと考えている。コミュニティ内の距離の近さと安心感。事実、彼女と直接の面識がない人でも、お店同士のつながりを介して、彼女に相談してくるオーナーも少なくないという。

 

ライブハウスやクラブ、小さなバーなど個人店が借りられる物件は、簡単に見つかるものではない。家賃はもちろん、飲食営業や深夜営業、騒音等のハードルもある。資金も潤沢ではないことが多い。建物自体の取り壊しが決まって立ち退きになってしまうというケースもある。

 

そうした中で、ヴィンテージビルは、小規模でも魅力的な店をやりたいオーナーたちにとって好都合な物件となり得る。ロケーションのわりに誰も目をつけていない、値段も相場よりは安く借りられる、間取りや機能性、見た目は千差万別。むしろ、本来は別の用途で使われていたり、意外性のある外観であったり、そういう不完全さを愛せるオーナーのいる店こそが名古屋の面白さを生み出してくれているのかもしれない。

 

「仕事を個人でやっていくからには、やりたいことを重視したいから。自分としてはそういう面白味のあるお店をバックアップできたらなあって思っています」

 

生計を立てていくための生業として、不動産の知識とスキルを身に着けた野口さん。独立してからの彼女は、その中でも自身の思いである「街の面白さを守る」ためにできることを探していった結果現在の『NOMA』のビジネススタイルに行き着いている。

大人の社会科見学

ほどなくして、『大ナゴヤツアーズ』の加藤さんも合流した。イベントの主催者として、会場の見回りや運営サポートで終始忙しそうだ。心なしか、別のインタビュー記事で見た写真よりも日焼けしているように見える。ツアーや野外イベントなど、加藤さん自ら外で動き回ることが多いからかもしれない。

 

「僕らのツアーを端的に言えば、『大人の社会科見学』。職人さんとか、おいしいものができるまでの裏側とか。そういう面白いんだけど普段なかなかふらっと行けない所にいる人と直接会える場所を作ってる感じです」

 

ツアーで扱うのは、目立つ観光名所であったり、「名古屋は〇〇の街です」というわかりやすい記号化された事柄であったり、そういう他との差別化を意識したものとは違う。むしろ、住んでいる当事者の目線で街の細部まで、そして深い部分にまで入り込むことがこのツアーの意義だ。

 

「たとえば、隣町の一宮っていう町には、今でも手織りで繊維業をやってる工場があって、世界中の名だたるトップメゾンの服を作っているんですけど……。生地の風合いとか、手触りだったりとか、製造過程を見てこそ“違い”がわかります。『こんなにすごいものがすぐ近くで作られているんだ』って、実感するんです。だけど、工場だから普段は外からの人は入れなくて」

 

とはいえ、ニッチなもの、みんなが気付かなかったものに目を向けさせることは簡単ではない。

 

「ツアーだけど、旅行ではないから、お金も時間もあまりかからなくて、ハードルが低い。市内で、時間も半日から一日くらい。あとは、歴史好きとか。洋服好きとか、コーヒー好きとか、それぞれのテーマで好きな人たちが集まるから、最初の一回に参加しやすい」

 

気軽さと狭さのバランスというところか。加藤さんは、名古屋生まれ、名古屋育ち。街の内側にいた人が、街の楽しみ方を提案する試みだ。

つまらないのは街ではなくて、僕らの方だ

「僕たちは『街を面白くする』っていうよりは、『街を面白がる』っていう言葉を使っています。『そこにあるものは、既に面白いんだ』っていう前提で、角度を変えて面白がれるかどうか」

 

名古屋の街は、すでに面白い。そのことに気づいたのは、加藤さんが名古屋を離れて、戻ってきてから。大学時代をアメリカ、会社員時代は大阪で暮らした経験がある。他の街に住んでみて感じたことは、名古屋に住む人たちが他の地域の人と比べて自身が住む街に興味が薄いということだった。

 

「僕も地元のことを『つまんねぇな』って思っていたんですよ。タクシーの運転手さんに『おすすめの場所ないですか』って聞いた人が『名古屋なんてなんもないよ』って返されちゃったとか(苦笑)。目の前の景色を当たり前だと思ったらそれ以上は深堀りしないし、いつしかネガティブに捉えちゃう」

 

ステレオタイプ的な見方。その中身は、当たり前という決めつけと無関心や、昔からあるものへの古臭いという思い込み、ちょっととっつきづらいからと見て見ぬふりをしてしまうこと……。無意識バイアスが絡み合って凝り固まった産物だ。

 

「だけど、名古屋に戻った時、つまらないのは街じゃなくて、街を面白がる視点が持てない僕の方だと思って。いかに今ある街を面白がれるかを考えるようになりましたね。僕みたいな人間が230万人(名古屋市の大まかな人口)いたら、もっとみんなが面白いって思える街になるんじゃないかって」

 

街を面白がれる人が増えれば、その街で新しいことをやってみたいと思う人が増える。新しいお店やイベントが動き出した時、それを見つけて足を運ぶ人も増える。人材会社の営業としてキャリアを積んだ加藤さんは、一貫して「人と人を繋ぐこと」を生業としてきた。そんな彼が選んだのは、地域の面白いこととそれを面白がる人の懸け橋となることだった。

 

だから、加藤さんが行うイベントや企画は基本的に名古屋市、そして東海エリアの“中”の人がメインターゲットだ。観光ツアーでありながら、外から来た人に向けてではなく住んでいる人が楽しむためのもの。大切なことは、「画一化されたイメージの地元を違う角度で見られるか」だ。

 

そんなゴールを置いてツアーを運営してきたからこそ、加藤さんは今後常設の場を持つ必要性も感じている。『NOMA』へ物件の相談を持ちかけたのも、そのタイミングだった。

 

「観光案内所をやろうかな、と。街の人が案内役として立つ場所みたいなイメージで。名古屋は、お洋服屋さんとか本屋さん、飲食店をやっている人たちが案内所的な役割をしていて。『おいしいお店ありませんか?』とか『面白い場所ありませんか?』って聞かれて紹介してくれる。そうやって、パッと見たり調べたりしてもたどりつけないような場所に行けるんです」

 

加藤さんのような「街を面白がっている人」が必ずいる場所。『大ナゴヤツアーズ』は、日程に合わせなくてはいけない。街の面白さを知っている個人店はそもそも本来は観光案内所ではないから、そういうスタンスの店主がいる店を見つける嗅覚となにより運の要素が大きい。そういったハードルが一段下がる。

 

そこで何をやるかは、加藤さん自身の手によるものではないからこそ、可能性が広がる。

「僕にできることは、人と人をつなげることだから。喫茶店みたいな形かもしれないし、地元の作家さんが作ったお土産を置くかもしれないし、暮らしの道具を置くかもしれないし……。みんなが井戸端会議できる場であって欲しいですよね」

 

二人に共通するのは、住んでいる人にとっての「当たり前」を変えた見方をすることで、街の面白さを引き出しているということだ。街の外から見て有名なものにフォーカスしたり、目新しいものをもてはやすことで関心を得ようとするのではなく、住んでいる人にとって日常的に触れてきたものの楽しみ方を提示している。そして、物件を紹介すること、人と人をつなげることと、という二人のアプローチ自体はそれぞれが生計を立てるために培ってきた仕事の延長線上にあるものだ。

 

繰り返してきた仕事、当たり前のように続いてきた暮らし。誰もが素通りしてきた、気にも留めなかったことに対して、角度を変えて向き合うことで日々の景色や暮らしが変わる。自らの仕事の在り方を通して、そのことを体現している。

撮影:Yuto Uchiyama

野口なつみ

 

静岡県出身。「いい建物を残し、行きたいお店を増やす」ことを活動目的とする不動産仲介『NOMA』の代表。自らローカルな飲食店へ足を運ぶことをルーティンとしており、会社の活動を自ら体現している。

Instagram:@noma_723

加藤幹泰

 

愛知県名古屋市出身。ローカル向けのディープな観光ツアー『大ナゴヤツアーズ』の主催や、シティガイドZINE『LOVER’S NAGOYA』編集長など様々な形で街の楽しみ方を提案する。通称・ミッキーさん。

 

Instagram(大ナゴヤツアーズ):@dainagoyatours

Instagram(個人):@micky0514

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