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幼な子われらに生まれ
『しあわせのパン』,『繕い裁つ人』などを手掛けた三島有紀子監督が重松清の同名小説を映画化。出演には浅野忠信、田中麗奈など。現代社会のぎこちない家族関係とその歪み、その隙間に見つけることのできる温かみを丁寧に描きます。ドキュメンタリーを手掛けた経歴も持つ三島有紀子監督の映像で、直木賞作家による一風変わった刺激的な人間関係と、そのドラマの身近さを両立させてくれるに違いありません。先日カナダのモントリオール世界映画祭で審査員特別賞の受賞を果たしたことでも話題の今作。京都シネマでは9月22日まで上映中。
『幼な子われらに生まれ』
バツイチ、再婚。一見良きパパを装いながらも、実際は妻の連れ子とうまくいかず、悶々とした日々を過ごすサラリーマン、田中信(浅野忠信)。妻・奈苗(田中麗奈)は、男性に寄り添いながら生きる専業主婦。キャリアウーマンの元妻・友佳(寺島しのぶ)との間にもうけた実の娘と3カ月に1度会うことを楽しみにしているとは言えない。
実は、信と奈苗の間には、新しい生命が生まれようとしていた。血のつながらない長女はそのことでより辛辣になり、放った一言―「やっぱりこのウチ、嫌だ。本当のパパに会わせてよ」。今の家族に息苦しさを覚え始める信は、怒りと哀しみを抱えたまま半ば自暴自棄で長女を奈苗の元夫・沢田(宮藤官九郎)と会う決心をするが……。(公式ページより)
上映情報 | 『幼な子われらに生まれ』 |
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日時 | 2017年08月26日(土)- 09月22日(金) |
場所 | |
HP |
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WRITER
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95年生。映画ライター。最近大人になって手土産をおぼえました。
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「フラスコ飯店」というwebの店長をしています。