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スリー・ビルボード
(C)2017 Twentieth Century Fox
『グレイテスト・ショーマン』は見た?当然?
じゃあ同じく今年の2月に日本で上映されていた『スリー・ビルボード』は見逃していませんか?
今月京都シネマの名画リレーで6月16日から7日間、同作が上映されます。
舞台は米ミズーリ州の片田舎エビング。町はずれの殺風景な道路沿いに真っ赤な巨大な3枚の広告看板(=Three Billboards)が突如として設置される。広告主は強気で破天荒な主婦のミルドレッド。その看板は娘を強姦殺人した犯人をいまだ捕まえられない警察に対する強い抗議のメッセージだった――という設定。
彼女をはじめ、さまざまな弱者たちが差別や偏見、不条理に抗い、声をあげ、そして時に沈黙する模様を丁寧に描いています。アカデミー作品賞こそ『シェイプ・オブ・ウォーター』に渡したが、主演女優賞、助演男優賞を獲得。他にもゴールデングローブ賞、トロント国際映画祭観客賞、ベネチア国際映画祭脚本賞などを受賞。決して軽いテーマではありませんが、さりとて決して重苦しいだけの映画でもありません。え?どういうこと? それは劇場で確かめてください。
会場 | |
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日時 | 6月16日- 6月22日 10:10~ |
WRITER
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95年生。映画ライター。最近大人になって手土産をおぼえました。
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「フラスコ飯店」というwebの店長をしています。