SPEKTRA Vol.5.0.0 Make a Making Process
技術は必ずしも受け身で実装するだけじゃない。作品をつくるために、ツールやアプリケーションからつくってしまえば、何でも自由に作ることができるのでは?そうした考えのもと、創作の物理的な制約を “自らの技術で”外してきた二人の頭の中を垣間見るチャンスです。オーディオ、ビジュアルのトークイベント、SPEKTRA Vol.5.0.0 Make a Making Process がMTRL KYOTOにて開催されます。
今回のイベントでは、東京を拠点とする映像ユニットのHEXPIXELS(ヘクスピクセルズ)がゲストスピーカーとして登壇します。HEXPIXELSは、比嘉了とKezzardrixによる映像ユニットで、MVやVJ、インスタレーションや舞台演出といった表現で活躍するアーティストです。過去にはきのこ帝国、HIFANA、DAOKOのライブ演出なども手掛ています。制作で多忙な二人の貴重な話を関西で聴ける機会はなかなかありませんよ。
さまざまな手法やテクノロジーを駆使した表現が特徴で、プログラマとしても精力的に活動するHEXPIXELES。そんな二人を招いた今回のイベントのテーマは『つくるためにつくる』。
ツールそのものすらもプログラミングで制作することで、制約のない表現を実現してきたHEXPIXELSの二人が『つくるためにつくる』ことの重要性や可能性についてトークします。当日はデジタルツールに関する話だけでなく、チームビルドや、コミュニケーション、メンタルセット、さらにワークフローや技術の選定、ツール作りといった制作の手前にある土台形成にもフォーカスを当てる予定。幅広く複数の領域に跨ったディープな話が聞けそうです。
10年後にも財産として残るような考え方や知見に触れることができるイベントであること間違いなし。すでにクリエイターとして活動している人はもちろん、これからクリエイターに演出やVJを頼みたい現場関係者にもオススメ。さらにはデジタル系のクリエイター、メディアアートが好きな人、これからVJやAVを始めたい人の勉強にもなるようなイベントです。
また、Guest DJとしてKen’ichi Itoi が参加。[shrine.jp]、[MYTH]レーベルを主宰し、ここ京都を拠点にエレクトロニカ/電子音楽シーンの先端に立つ彼のDJする場で、クリエイティブの見識を深めることができます。
こんな人におすすめ
- プリレンダ/リアルタイムの映像制作に興味がある方
- プログラミングに興味がある方
- テックを使ったライブ演出に興味がある方
- インスタレーションやインタラクティブなコンテンツに興味がある方
- テクノロジーを使った表現、メディアアート, オーディオビジュアル, クリエイティブコーディング, ジェネラティブアートなどに興味がある方
- テックを活用したエンターテイメントに興味がある方
- プログラマと一緒に表現や体験を作る仕事をすることに興味がある方
ハードウェアからソフトウェア、さらには頭の使い方まで。デジタルを通した表現を多角的に考える刺激的なトークイベントになりそうです。詳細は以下よりご確認ください。
ゲスト
HEXPIXELS
比嘉 了 / Satoru Higa
1983年生。プログラマ/ビジュアルアーティスト
リアルタイム3Dグラフィックス、コンピュータービジョン等の高度なプログラミング技術と多種多様なプロジェクトに関わった経験を生かし、インスタレーション、舞台演出、VJing、ライブパフォーマンス、VR作品など幅広い制作活動を行なう。2015年よりラボスペース backspacetokyo を設立。東京藝術大学非常勤講師。
http://satoruhiga.com/
Kezzardrix
プログラマ/アーティスト。自作ソフトウェアを駆使した表現で、クラブからドームクラスまで、様々なアーティストのコンサート映像、MV、VJなどを手がける。プログラマ集団backspacetokyoや、HIP LAND MUSIC内のクリエイティブ室INTに所属。比嘉了とのVJユニットHEXPIXELSを始め、オーディオビジュアルグリッチジャズバンドSjQ++、ブラックメタルバンドVMOなどのライブ映像担当して作品を発表。インスタレーションや、デジタルサイネージ、アプリ開発、舞台公演など、インタラクティブな仕掛けのサポートプログラマとしても活動している。マスコットキャラとしてケザドリがいる。
http://kezzardrix.net
Guest DJ
Ken’ichi Itoi (Shrine.jp)
PsysEx(サイセクス)名義でポリリズムをテーマにアルバム6作品、12インチ3作品、カセット1作品を発表してきた。リミックスワーク、コンピレーション参加、別名義での活動等、多数リリースに関わってる。細野晴臣氏のレーベルからのアルバムリリースやAtom™、Alva Noto、Ovalとのコラボレーション作品がトピックといえる。1997年 京都発アドバンスドレーベルshrine.jp(シュラインドットジェイピー)を発足。2016年 ダンスミュージックに特化するサブレーベルMYTH(ミス)を発足。2017年 本人名義によるshrine.jp20周年記念作品「EXN(縁)」をリリース。
http://www.shrine.jp
https://soundcloud.com/psysex
企画
SPEKTRA
京都を中心に活動するコレクティブでありラボ、またはイベントでありコミュニティ。テクノロジーを表現に用い、Realtime Motion GraphicsやLight ControlによるLive Visualや空間演出、Creative CodingやAudio/Visualのイベント等を行っている。
コミュニケーションタイム
トークだけではなく、ゲスト・スタッフ・来場者が交流と情報交換ができるような場も設けられています。DJ/VJが演出する刺激的な空間のなかで、クリエイティブに関する人脈を広げ見識を深めることができます。
Guest DJ:Ken’ichi Itoi (Shrine.jp)
Speaker:Toyoshi Morioka (SPEKTRA)
DJ:Junichi Akagawa (SPEKTRA)
VJ:Motoki Sonoda (SPEKTRA)
Moderator:Kousei Ikeda (SPEKTRA)
日程 | 2月17日(日) |
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タイムスケジュール | 14:30 開場 |
場所 | MTRL KYOTO |
住所 | |
料金 | ¥2,000(ドリンク代込) |
申込 |
WRITER
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95年生。映画ライター。最近大人になって手土産をおぼえました。
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「フラスコ飯店」というwebの店長をしています。