EVENT

TAKE OUT!! vol.3 – Kansai Art Book Fair –

フリーペーパーやZINEといったリトルプレスを愛する人たちのためのイベント 『TAKE OUT!!』 がこの夏も開催されます。ついに3回目となった本イベントも、前回・前々回同様、とにかく沢山の作品を “手に取る(TAKE OUT!! する)こと” を大切にしたイベントを企画しました!

TAKE OUT!! とは?

TAKE OUT!!とは、フリーペーパー専門店・只本屋と私たちアンテナが共催するフリーペーパーやZINEといったリトルプレスを愛する人たちのためのイベントです。

 

実際に足を運んで、手に取る(TAKE OUTする)ような仕組みや場所を作って、京都を中心とした関西の紙モノシーンをもっと盛り上げることが目的です。今回のvol.3 では、フリーペーパー団体から書店、印刷会社や、出版社など、インディ・メジャーを問わず様々な立場の人たちが一堂に会します。

 

ブース出展あり、トークあり、ワークショップあり。紙を愛でる人から作りたい人まで、どんな人にとっても刺激的な場所になるはずです!開催日は8月4日(日)、参加費は無料。製作意欲に磨きをかけたいという方はもちろん、そこまでじゃないけどZINE収集が趣味で興味がある、というような人までどなたでもご参加ください。

参加団体

アンテナ

“知らないを楽しい”をテーマに、ローカル×カルチャー(音楽・映画・アート・食・etc)を題材に、Webマガジンの運営やイベントの実施、映像や写真の制作など幅広く手がける京都を拠点に活動する媒体。一緒になにかやりたい人も募集中。

印刷物を売る会

みんなのつくった印刷物を売る会です。2018年MEDIA SHOP/京都で開催後、ゆるゆるとサテライト活動を継続中。ZINE、同人誌のほか、地域、メディウム問わず印刷物を扱っています。(第一回情報はこちら→http://u0u0.net/uwJX

移動本屋

毎年11月に行われる京都市立芸術大学の芸大祭に現れる移動式の本屋。京芸生が制作したZINE、絵本や漫画、紙雑貨などの販売を行っています。また、twitter→@idoubookshopにて素敵なZINEや移動本屋にまつわる情報も発信中です。

恵文社

誰もが知っている京都の本屋といえば「恵文社」です。 実は今回に合わせてフリーペーパーを作るやもという噂も。どんなものができるでしょう。楽しみでしかないです。

 

修美社

京都で印刷にこだわりたいなら、絶対に行きたい印刷所のひとつ!工場に併設されているPRINTING Lab.では多くの紙見本や制作物が展示されていて、新しくZINEを作りたくなることが必至です。印刷デザイナーの山下さんに人柄にひかれて訪れる人も多いはず。それくらい親身になってくれるあなたの街の印刷屋さんです。

只本屋

只本屋は、京都の清水五条で 月末の土日のみオープンするフリーペーパーのお店です。全国の素敵なフリーペーパーを取り揃えています。

chotbetter

京都大学の新入生向けのフリーペーパー。 「あなたの学生生活をチョットお得にするおもしろ情報誌」をコンセプトにしています。

文鳥社

まだ『100年後あなたもわたしもいない日に』という短歌集を一冊しか出版していかなかったにも関わらず、日本だけでなく海外のブックフェアにも引っ張りだこの人気の出版社。ライターの土門さんと、編集者の柳下さんの血の通った活動を見るたびに襟を正される気持ちになります。

はっち

大阪駅近くで毎週「火曜日〜木曜日夜」の3日間だけ運営している”はちみつとフリーペーパー”のお店。全国から送られてくる100誌以上のフリーペーパー、農家さんオススメの蜂蜜を店舗にて取り扱う他、東京の「Picaresque」や大阪の「往来」, 「ビーハイブホステル大阪」のセレクト設置も担当しています。

含羞草

含羞草(ハンショウツァオ)は 藤田紗衣と陸瑋妮(‎weini Lu)によるZine Shopユニットです。二人のZINEだけでなく、台湾やフランスのZINEを仕入れて販売しています。

FOLK old book store

大阪・北浜の古本屋。「民」や「みんなの」を意味する”FOLK”という名前を冠した「FOLK old book store」は、その名の通り、雑多でありながら一人ひとりの個性や気分に合う一冊が見つかるお店です。

フリースタイルな僧侶たち

宗派を超えた僧侶と仏教ファンのコミュニティです。 「”お坊さん=お葬式”というイメージを脱却したい」, 「仏教の持つ豊かな可能性に出会っていただきたい」 その想いからフリーマガジンを通し発信しています。

FASTNER.

京都のフリーペーパー制作団体、FASTNER. 常に京都をテーマにしたフリーペーパーを手がけ、団体の中にフォトグラファーを置いていることもあり、いつも目につく写真でクオリティーの高いフリーペーパーを製作してます。

moco

フリーペーパー制作団体『moco』は「学生のモチベーションを引き上げる!」というコンセプトの元、発行、制作を行っています。京都を中心に大阪、兵庫の大学などで活動を行っています。

レトロ印刷JAM

言わずとしれた大阪を拠点とする人気の孔版印刷所。工夫次第で表現が無限に広がる、まさに印刷沼。台北に拠点を持っていたり、印刷のスクールを実施したり、「印刷は楽しい!」を伝えるための活動多数。『TAKE OUT!! Vol.3』ではシルクスクリーンのワークショップと、取り扱っている印刷物を持ってきてくれるとのこと!眺めにくるだけでもアイディアが見つかるかもよ?

(五十音順)

FOOD: もっさんcafe

 

ボリューミーなこのイベントは、脳が疲れること間違いなし。そんな現場のお腹を満たしてくれるフード出店もご用意しております!今年のボロフェスタへの出店も決定しているりんご食堂店主による「わんぱくサンド」が待っています!

トークイベント

今回のTAKE OUT!!では、2つのトークイベントをご用意しました。こんなことを話す予定です!

① 「本作ってる人はモテますか?」男子トーク、女子トーク!(仮)

「いや、モテると思って」。そんな風に笑って最初の動機を打ち明けるミュージシャンは数知れず。じゃあ音楽じゃなくて “本づくり” はどうでしょう? きっと100人に聞いても98人はモテを意識して本を作り始めた人は居ないように思います。

 

でもちょっと待って。結果としてモテてるの?それって結局イケてるの?

 

軽率だけれど大事なテーマ。紙女子のアナタも、web男子のキミも、フリーペーパー男子からSNS女子まで。誰でも自由に意見を言いながら、今の紙モノシーンの “モテ” を真剣に考えます。

 

時間:13:00 – 14:00(予定)

※定員15名。参加費は無料ですが、下記フォームより必ずご予約くださいませ。

② 紙サミット P20! 関西ローカルに紙の地場はある?(仮)

紙モノの関係者が膝を揃えて紙モノのローカルシーンを語る重大会議、題して “P20” を開催します。印刷会社、編集者、書店関係者などが集まり、主に “流通” をメインテーマにあれやこれやと意見を交わします。もうお分かりですね、P20のPはPaper のPです。

 

時間:15:30 – 16:30(予定)

 

参加団体

  • アンテナ
  • 只本屋
  • ほか
    (五十音順)

※定員15名。参加費は無料ですが、下記フォームより必ずご予約くださいませ。

TAKE OUT!! vol.3 は8月4日(日)開催。皆様是非ともふるってご参加ください。

TAKE OUT!! vol.3の詳細

日時

8月4日(日)11:00 – 19:00

場所

FabCafe Kyoto(旧:MTRL KYOTO)

〒600-8119 京都府京都市下京区本塩竈町554

参加費

無料(※ワンドリンク制)

トーク・プレゼン

① 「本作ってる人はモテますか?」男子トーク、女子トーク!(仮)

時間:13:00 – 14:00

 

② 紙サミット P20! 関西ローカルに紙の地場はある?(仮)

時間:15:30 – 16:30

 

③ 言志の学校 第二期 制作ZINEの発表・アワード

時間:18:00 – 19:00

参加団体

恵文社 / Chot★Better / フリースタイルな僧侶たち / 文鳥社 / FOLK old book store / 修美社 / レトロ印刷JAM / 印刷物を売る会 / 移動本屋 / はっち / 含羞草 / FabCafe Kyoto / 只本屋 / アンテナ(順不同)

協賛

会場協力:FabCafe Kyoto

WRITER

RECENT POST

COLUMN
【脇役で見る映画】親の心もこの心も僕たちだけが知ってる『イップマン 完結』
COLUMN
【脇役で見る映画】ニール、かしゆか、天沢聖司『TENET』
COLUMN
【脇役で見る映画】 頼むから決めてくれ!『ショーシャンクの空に』
COLUMN
【脇役で見る映画】 役割をひとに頼らず生きていく『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
COLUMN
【脇役で見る映画】「エピローグ」:ローディーは部活をやめる
COLUMN
【脇役で見る映画】『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 せめて浮気でおってよね
REPORT
意味が溶解する水槽 SPEKTRA主催 『INTER+』 レポート
COLUMN
【脇役で見る映画】『トイ・ストーリー3』 バズよりもウッディよりも何よりも、アンディ母の育児の終わり
REPORT
集めて、分解して、理解する。デザイナーの後藤多美さんに聞くデザインの第一歩 言志の学校第2期レポート…
COLUMN
【脇役で見る映画】『アイアンマン』シリーズ スタークに寄り添うポッツ、ふしめのひ! 今日はにげきれ…
REPORT
「見つけてもらうために!」大垣書店の大垣 守可さんに聞く、流通視点の本の魅力 言志の学校第2期レポー…
REPORT
紙とインキも表現のうち!修美社の山下昌毅さんに聞く印刷の奥深さと面白さ 言志の学校第2期レポート② …
REPORT
超絶技巧は必要ない!物件ファンの森岡友樹さんに聞く心を打つ文章を書くための思考のステップ 言志の学校…
COLUMN
【脇役で見る映画】『愛がなんだ』 テルコより大切なのは仲原くん。赤いメガネのボスによろしく
INTERVIEW
第七藝術劇場 / シアターセブン
SPOT
修美社
COLUMN
【脇役で見る映画】『イット・フォローズ』 あの娘にはお願いだからセックスを他の誰かとしてほしくない
REPORT
言志の学校 第1期 まとめ
COLUMN
アンテナ的!ベストムービー 2018
COLUMN
【まとめ】編集部員が選ぶ2018年ベスト記事
REPORT
『言志の学校』第四回レポート ~発表! こんな本作りました!~
REPORT
『言志の学校』第三回レポート -デザインとは? 印刷って何? –
REPORT
『言志の学校』第二回レポート – 書くって?編集するって?文鳥社の2人に聞く –
COLUMN
もうダッシュできないオトナへ。映画『高崎グラフィティ。』が切り取った大人と子供のグラデーション。
REPORT
こんなフリペのアイディア出揃いました!TAKE OUT!! vol.2 レポート
INTERVIEW
『きみの鳥はうたえる』三宅唱監督インタビュー 映画の仕事は「見つめること」
REPORT
『ガザの美容室』特別トーク付上映。ガザ地区の今って?
COLUMN
『軽い男じゃないのよ』がレコメンド!『ズートピア』『ファインディング・ドリー』の後はコレ!「差別と戦…
COLUMN
千早の進路間違ってない?!組織運営ってそういうことか? 映画『ちはやふる 結び』を考察 面白かったけ…
COLUMN
アンテナ川合が選ぶ!4月に観ときたい映画!
REPORT
関西の映画シーンの今後は?「地域から次世代映画を考える」レポート
REPORT
「モテるフリーペーパー」大盛況で終宴。結局どうだった? All About TAKE OUT!!
COLUMN
誰だってマチルダは好きだ、僕だってレオンになりたい(『レオン』再上映へ寄せて)
COLUMN
アンテナ的! ベストムービー2017 (byマグナム本田・川合裕之)
REPORT
【川合裕之の見たボロフェスタ2017 /Day2 】 〜ステージの上も下も中も外も、全部ぜんぶお祭り…
REPORT
第五回 文学フリマ 大阪に行ってきました
INTERVIEW
「この作品のあるべき姿」映画『望郷』大東駿介・菊地健夫監督へインタビュー
REPORT
映画『獣道– Love & Other Cults』京都みなみ会館 舞台挨拶
INTERVIEW
学生映画って何?! 京都国際学生映画祭×関西学生映画祭 関係者に聞く!

LATEST POSTS

INTERVIEW
あの頃、下北沢Zemでリトル・ウォルターを聴いていた ー武田信輝、永田純、岡地曙裕が語る、1975年のブルース

吾妻光良& The Swinging BoppersをはじめブレイクダウンやBO GUMBOS、ペン…

COLUMN
【2024年11月】今、東京のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト

「東京のインディーシーンってどんな感じ?」「かっこいいバンドはいるの?」京都、大阪の音楽シーンを追っ…

REPORT
これまでの軌跡をつなぎ、次なる序曲へ – 『京都音楽博覧会2024』Day2ライブレポート

晴天の霹靂とはこのことだろう。オープニングのアナウンスで『京都音博』の司会を務めるFM COCOLO…

REPORT
壁も境目もない音楽の旅へ‐『京都音楽博覧会2024』Day1ライブレポート

10月12日(土)13日(日)、晴れわたる青空が広がる〈梅小路公園〉にて、昨年に引き続き2日間にわた…

REPORT
自由のために、自由に踊れ!日常を生きるために生まれた祭り – 京都学生狂奏祭2024

寮生の想いから生まれたイベント『京都学生狂奏祭』 …