【2021年12月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」
「かっこいいバンドはいるの?」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載!
今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です(五十音順)。
- 京都GROWLY 店長:安齋智輝
- Live House nano 店長:土龍
京都GROWLY 店長:安齋智輝の注目アーティスト
sunkissed(サンキスト)
今年一番衝撃を受けたバンドかもしれません。
京都のstudio SIMPOのコイズさんから「いいバンドいたで」と連絡を受け、さっそく視聴。→https://song.link/i/1569135887
連絡取ってみるとまだライブしたことないとのことで、コロナ禍の中いろいろあってようやく夏に出演してもらえました。
初見でなんとなくやべーなー、いい。と思いここから私、連続オファーが続きます。
まだ結成間もないバンドながら、polly、EASTOKLABといった共演者が軒並み称賛、確実に気になる存在として爪痕を残しています。
バンド名の由来はドイツのバンドGuitarのアルバム『Sunkissed』より。
その体の通りシューゲイザーmeetsエレクトロなドリームポップに向かうサウンドは、激しさと脆さを両方備えていてまだ未完成ながら魅力にあふれている。
こたろー(Vo)のハイトーンな声もとてもマッチして既視感の一歩上をいくセンスを感じます。
本当にまだ動き出したばかりの彼ら、情報が少ないですがぜひ注目ください!
サポートギターも募集してます!(切実!)
京都の sunkissed
大発見!!!
ヤバすぎる! pic.twitter.com/4n0M91MXVY— customanzai (@customanzai) August 7, 2021
sunkissed出演イベント:"Garlands"
日時 | 2021年12月21日(火) OPEN 17:30 / START 18:00 |
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会場 | |
出演 | sunkissed / かゑる / MoritaSaki in the pool / ユキドケハイツ / eureka |
料金 | 前売 2,000円 / 当日2,500円(+1Drink) 配信 1,200円 https://twitcasting.tv/kyoto_growly/shopcart/114438 (2022年1月4日まで) |
予約 | LINE自動予約アカウントより:https://lin.ee/0d6epTd |
詳細 |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
【予約革命!】
⚡️LINE予約が可能になりました⚡️業界初!?
GROWLYでのイベント(一部を除く)を手軽にLINEで自動予約できるシステムができました!
以下のQRコード、もしくはURLで今すぐ登録!
予約したイベントもすぐに確認・変更ができます!
ぜひお試しください!
👉https://t.co/6u2KPPp1Ti pic.twitter.com/V9s83ZrtQ0— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) March 31, 2021
【ガイドライン更新】
本日9/4より一部更新致します。ご来場/ご出演予定の方はご一読お願いします。
・電話番号の聞き取りを廃止、京都市新型コロナあんしん追跡システムの導入(QRコード読み取り→メールアドレス登録)
・1〜2マン時のキャパ変更
出演希望お待ちしております!#ライブハウス再開 pic.twitter.com/aiwBs6TOEE
— 京都GROWLY (@Kyoto_GROWLY) September 4, 2020
Live House nano 店長:土龍の注目アーティスト
ゆ〜すほすてる
京都を中心に活動する4人組ロックバンド。ナードにもなれないと嘆く江川(Gt / Vo)の歌を中心に鳴らされる曲たちにはインディーの匂いが抜群。
江川の歌は、僕みたいにたくさんの人とわちゃわちゃ騒いできた人間からするとよくわかんない感覚でもって書かれてる。例えば古い曲だけど「夏休みが始まらない」と唄うのは、夏休みが「ない」んじゃなくて、始まったところでそれらしいことは一切なく淡々と日常が過ぎていくから「始まらない」らしい。もう暗すぎる。
そんなことばっか唄ってた前身バンド、ソロ活動を経て今のバンドの編成になってからは、江川はとにかく楽しそうだ。根本の根暗なところは何も変わってない(と思う)けど、彼なりに見つけた「俺の人生において大切なものはこれだ」と見つけたものに対して真っ直ぐに突き進んでいる気がする。迷いなんて一切なく。今の彼に歌はとにかくピュアで真っ直ぐでかつリアルなブルースで、その志向はそもそもペイブメントなどのUSオルタナを愛する彼の趣向との相性が抜群で、とても美しいインディーミュージックになってる。
ベーシストこそ今はサポートだけど、ドラムのザッキーと鍵盤・コーラスのごっつはそんな江川の歌と彼自身のことをとても誇らしく思って演奏しているように見える。そんなメンバーとの信頼関係も確実に感じられるライブは、人間の鳴らす音楽だ。間違いなく。
とにかくね、マジで大好きなんよ、最近の江川とゆ〜すほすてるのこと。
ゆ〜すほすてる出演イベント:『うたのありか』
日時 | 2021年12月19日(日) OPEN 18:00 / START 18:30 |
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会場 | Live House nano |
出演 | PURPLE HUMPTY / バカがミタカッタ世界 / ヤマモトケンジ / ゆ〜すほすてる |
料金 | 前売¥2,000 / 当日¥2,500(共に+1drink¥500)
配信URL https://www.youtube.com/c/livehousenanosince2004
投げ銭送金先
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土龍
こんにちは。
土龍(もぐら)です。
京都生まれの京都育ち。
受験戦争の申し子を経て、めでたく京都大学入学。
でも何を間違ったか8年間在籍。
大学生活のほぼ全ては、大学構内より焼き鳥「どん」かライブハウスで過ごす。
やってきたチャンスに上手いこと乗っかって現在は、京都市中京区は二条城の近くの「livehouse nano」(http://livehouse-nano.com/)の店長。
自身の音楽活動としてはライブハウスの経営以外にも、京都の秋のロックフェスティバル「ボロフェスタ」主催チームの1人であったり、仲間のバンドにひょこっと参加してアルトサックスをご機嫌にブロウしたり。
またライブイベントの司会を務めることも多く、京都のライブイベントで司会者といえば「土龍」だろうと勝手に思ってたり。主催している「ボロフェスタ」でももちろん名物司会者として名を馳せてたりそうでもなかったり。
派手好きの単純思考。
関西屈指のパーティピープル。
土龍のいるフロアは華やぐとかそうでもないとか。
あ、あと2人の娘の父親。
Live House nanoではドネーショングッズをオンラインストアにて販売中。新グッズも日々入荷中!
Youtubeチャンネルでは無観客ライブも日々開催しています。ぜひチャンネル登録を!
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WRITER
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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