REPORT
アウトプットへの一歩を踏み出そう!京都写真部第一回フォトウォークレポート
PHOTOGRAPH
2018.07.11
こんにちは、アンテナ編集部・副編集長の岡安です。
7月1日より、アンテナでは『京都写真部』という部活をスタートさせました!
▼概要はこちら
アンテナの主催する京都写真部には下記3つの目的があります。
1.写真を撮る・アウトプットの機会を増やすため
2.参加の自主性を促すため
3.ゆるやかな繋がりを作るため
「一人ではできないことも、みんなでならできる。」
そんな言葉をネットでよく見かけるようになりました。スマートフォンが普及した今、ネット上でいくらでもアウトプットをすることは可能です。名もないカメラマンがSNSを通じて何十万、何百万のいいねをもらうことは日常茶飯事となりました。もちろん一人でできることはたくさんあります。でもこんな時代だからこそ、たくさんの人が集まって何かを生み出す仕組みを作るのが面白いのでは?と思いこの部活を始動させました。
記念すべき活動第一回目となった7月1日、前日からこの日の午後は雷の予報が出ていたのですが当日は無事快晴!加えて気温が30度を超える夏日となりました。そんな写真部第一回フォトウォークを写真多めで振り返りたいと思います。
初対面の10人をまずは3つのグループに分けて、フォトウォーク開始!
今回私からのお題としてテーマを一つ設定しました。そのテーマは『笑顔』。笑顔の解釈はそれぞれの裁量にお任せをしました。今回『笑顔』をテーマにした理由はただ一つ。笑顔を撮影するにはコミュニケーションが必要だから、です。
初対面の人の笑顔を撮影するには、その人を笑顔にさせるか、その人が笑顔になっている瞬間を狙わなければなりません。会って10分程度で人を笑わせるってなかなか難しいことだったと私自身も思います。それでも笑顔をテーマにしたのは、強制的に初対面の人との間にできる見えない壁を取っ払いたいという考えがありました。参加メンバーがこのフォトウォークを楽しむきっかけになったのではないかと自画自賛しております。
参加メンバーは思い思いに撮影を撮影をしてもらい、その写真をインスタグラムに日々アップしてもらっています。#kyoto_photo_club でメンバーの写真をぜひ見てみてください!
10人の大人が集まって同じ時間、同じ場所を使って撮影をして気がつくのはその視点の差です。
笑顔というお題に対して私は誰もが想像する笑顔の写真を撮ろうと撮影に臨みましたが、中には口元にクローズアップして撮影をしているメンバーもいたり。同じ場所でも、人によってこれだけ視点に差が出る。これがフォトウォークの醍醐味だなあと今回初めてフォトウォークを主催してみて感じました。デジタルとフィルムってだけでも見た目に差が出ますが、何より自分になかった視点が参加メンバーの中に蓄積されたはずです。
丸太町から四条周辺まで散歩する予定が、途中で川遊びなどをして盛り上がったため、三条までしかたどり着けず……
猛暑でヘトヘトになったので、フォトウォーク後には五条にあるマールカフェで打ち上げ!
お疲れ様でした!
今回フォトウォークを開催してわかったことは、『写真は好きだけど、どうアウトプットしていくべきかがわからなかった、だからこれをきっかけにアウトプットしたい!』という人が多いということ。一人ではできない、一歩を踏み出せない、と思っていたことが誰かの後押しや仲間がいることで行動に移せる。私が思っていたことに共感してくれる人が多くて、この部活を立ち上げてよかったとしみじみ思っておりました。
今後の京都写真部の活動について、ここでお話しできればと思います。
まずは第二回フォトウォーク開催が決定しております!そして部員の追加募集もいたします。
この記事を読んで気になった方や、前回応募しそびれた!という方がいらっしゃればぜひご参加ください。今回は東京からの参加もありました。定期的にご参加いただけるようであれば、遠方の方も大歓迎です!フォトウォークについては9月まで行い、その後ZINE制作、グループ展示などを計画していければと思っています。今後も京都写真部の動向を見守っていただければ嬉しいです。
開催概要は下記リンク先よりご確認ください
WRITER
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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