【2020年3月】今、京都のライブハウス店長・ブッカーが注目しているアーティスト
「現在の京都のインディーシーンってどんな感じ?」
「かっこいいバンドはいるの?」
「今」の京都の音楽シーンを追う、この連載!
今月も今聴いておきたい注目のアーティストを紹介していただきます。
紹介者は以下の方々です(五十音順)。
- 京都GROWLY 店長:安齋智輝
- VOX hall ブッカー:小野満
- LIVE HOUSE DEWEY 店長:牧野大志
- Live House nano 店長:土龍
なんとこちらで紹介いただいたアーティストの出演ライブはアンテナからの予約で、チケット代が半額になります!ご予約の方はお問い合わせに以下情報を入力の上、ご連絡ください。
- 【件名】ライブハウス名 / レコメンド予約
- 名前
- 連絡先(メールアドレス or 電話番号)
- チケット枚数
自動返信にて予約完了とし、またお申込みはライブの前々日までとなっております。この機会に、ぜひ新しいアーティストと出会いにライブハウスへ足を運んでみてください。
京都GROWLY 店長:安齋智輝の注目アーティスト
半袖セミナー
何年も前からGROWLYにちょこちょこ出演してくれているコミックメタリックバンド。たくさんの出会いや別れを経験し、それでも明るく音楽を奏で続けるバンド、いや真のエンターテイナー達です。
最近はあまり身近ではないヘヴィメタル/ハードロックの手技を駆使し、誰もがあるあるな身近なストーリーをフリップ芸も添えて放出。
現在の聖飢魔II、いや聖飢魔通。
ライブが本当に楽しくて、あー音楽ってこうやったなぁを毎回思い出させてくれます。立派な社会人の裏の顔ということで出演機会は少ないけど、常にどこかで半袖セミナーを求めてる自分がいます。ぜひまだ寒かろうがセミナーを受講してみてください。
ちなみに僕は実体験も重なり「盲腸をガマンする」という曲が好きです。
ライブ情報
イベント | white die |
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日時 | 2020年3月14日(土) OPEN 17:30 / START 18:00 |
会場 | |
料金 | 前売り ¥2,000 / 当日 ¥2,500(+1drink) |
出演 | Lemonade Giviak / chinchilla cinema / 量子テレポーテーション / Super Rhea / Oconomy / 半袖セミナー |
安齋智輝
京都GROWLYの店長です。
元和菓子職人です。
お菓子も音楽も手間暇と愛が必要、がモットーです。
VOX hall ブッカー:小野満の注目アーティスト
The Papaya Collections
その出会いは年末、名前の由来は謎。そして、その音楽性とグッドな楽曲センスは可能性無限大。本当に、良い曲を作るなと思います。楽曲「ジャムとマーガレット」、もはやその単語自体が愛おしく感じる。
久々に出会った、京都発!普遍的かつ王道グッドメロディをカッコ良く鳴らす、彼らです。Vo.タケチの紡ぐ、素直で、飾り気のない真摯な楽曲センスがもう最高にグッド。最近は、ソロ弾き語りでも武者修行中ですが、やはり良い歌を歌います!そして、そこに乗っかる、楽器陣の系譜を感じる渋くも、20歳世代のバンドアンサンブルにときめく気持ち。個人的には、oasisをはじめとした、我ら、思春期のUKサウンドを思彷彿とさせる、そのギターの音色に心踊る。
この記事を書きながらも、楽曲を無限リピート!やっぱ、ステキな音楽してます。
本当に、これからの拡がりが楽しみな逸材。メンバー、みんな!また、来週にも飲みに行ましょう!
ライブ情報
イベント | Blessing of Heaven -天和- |
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日時 | 2020年3月3日(火) OPEN 15:00 / START 15:30 |
場所 | |
料金 | 前売 ¥1,300(+1drink ¥600) |
出演 | 今日はおやすみ / 光咲愛 feat.キタデ / saori nakamura / CHAT NOIR / リフトレイウェル / ネモフィラ / iSoLaTioN / ハロー・メーデー / aoi. / Wa Ya Groove / DLMC /The Papaya Collections / The Slumbers / 灯橙あか |
小野満
京都VOXhall勤務7年目くらい、ブッキングマネージャー小野です。
通称:おのまん(小野満という本名です)。京都に来て8年ほど、その前は東京生活でした。
東京時代によく出入りしていたハコが2005〜2010年くらいの新宿モーション、新宿JAM、下北沢ベースメントバー、下北沢スリー、渋谷ネストなど。その時代の東京インディー界隈に縁が深いです。
LIVE HOUSE DEWEY 店長:牧野大志の注目アーティスト
栗本英明
京都の誇るでえベテラン。
唯一無二。
オープンチューニングのオービルのセミアコを
フィードバックさせ
ネックベンドさせ
ボリューム奏法とスイッチングを駆使し
エレキギターのカッコ良さを存分に引き出し
かつ
歌う。
言葉にするとチープだがエレキギター1本持って歌って素晴らしいアーティストって本当に少ない。誰にでも出来る事なだけに。
もう一回言う。
唯一無二。
ライブ情報
日時 | 2020年3月13日(金) OPEN 19:00 / START 19:30 |
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会場 | |
料金 | ¥2,000(1drink¥500込) |
出演 | KEEWO / 石庭未来 / minor syndrome / 栗本英明 |
牧野大志
DEWEYの代表。
ブッキング、PAを一人でこなすようになりもうすぐ2年。
年中スタッフ募集中。
Live House nano 店長:土龍の注目アーティスト
FIFTHNEWHEAVY
大阪を中心に活動する4人組ロックバンド。ヘビーな音、エッジの効いたエレクトロなトラック、歪んだVo。圧が凄まじく、生命エネルギーを放出するようなステージにはいつも目を見張るものがある。マインドはパンクそのもの。憂いを音にぶつけるレベルミュージック。
その咆哮はNirvanaのようでもあるし、そのレンジの広い美しさはSmashing Pumpkinsのようでもあるし、そのフロアを煽るビッグビートはprodizyのようでもある。90年代を代表するバンドばかり挙げてしまったが、あの頃のある意味力技でスタイリッシュさを見せてくれたカッコいいバンドたちのことを思い出させてくれる。
僕の二十歳そこそこの頃は、入れ墨がフルスリーブ入っているような人たちとばかり共演していたし(僕はモヒカンだったけど墨は入れず)、またその人たちの音楽もライブもカッコ良かったから、僕にとってバンドの先輩ってもんは基本的に強面で近寄り難いけど、とても音楽を愛していて、後輩には優しく、基本めっちゃいい人。かつ、自分が何故音楽やバンドというフォーマットを使って表現しているかにしっかり理由があり、その表現に主義主張が完全にある。しかもエッジの効いたやつ。
FNHはまさにそれ。Voのヨシさんは年齢的にはかなり上。本当にかっこいい先輩なんだ。
出会ったのはこの数年前だけど、この歳になると年下にどう慕われるかって考えることが多いはずなのに、この人と仲良くなりたいと思えた年上の男。
そんなヨシさん中心に織りなす爆音でマインド強めのアート、nanoにはよく似合うんだよな!
土龍
こんにちは。
土龍(もぐら)です。
京都生まれの京都育ち。
受験戦争の申し子を経て、めでたく京都大学入学。
でも何を間違ったか8年間在籍。
大学生活のほぼ全ては、大学構内より焼き鳥「どん」かライブハウスで過ごす。
やってきたチャンスに上手いこと乗っかって現在は、京都市中京区は二条城の近くの「livehouse nano」(http://livehouse-nano.com/)の店長。
自身の音楽活動としてはライブハウスの経営以外にも、京都の秋のロックフェスティバル「ボロフェスタ」主催チームの1人であったり、仲間のバンドにひょこっと参加してアルトサックスをご機嫌にブロウしたり。
またライブイベントの司会を務めることも多く、京都のライブイベントで司会者といえば「土龍」だろうと勝手に思ってたり。主催している「ボロフェスタ」でももちろん名物司会者として名を馳せてたりそうでもなかったり。
派手好きの単純思考。
関西屈指のパーティピープル。
土龍のいるフロアは華やぐとかそうでもないとか。
あ、あと2人の娘の父親。
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WRITER
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昭和最後の大晦日生まれのAB型。大学卒業後に茨城から上洛、京都在住。フォトグラファーをメインに、ライター、編集等アンテナではいろんなことをしています。いつかオースティンに住みたい。
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